2016年9月7日水曜日

よよぎうえはらさんぽ

友達と、代々木上原に出かけました。

小田急沿線、新宿区と渋谷区の境目付近。坂の上の、小さな街です。

代々木上原は、姉が学生時代に下宿していた、懐かしい場所。
当時高校生だった私、ちょくちょく遊びに行ったものです。

最後にこの街を訪れたのは、いつだったかな?
駅には今どきふうのお店がいくつも入り、すっかり変わっていたけれど、

ゆっくり坂を登り、下りしながら目に映る風景は、
おやおや。錯覚をおこしそうなほど、当時のままだ。

姉がアルバイトしていた、商店街のパン屋さんも。
安うまと評判だった、昔ながらのとんかつ屋さんも。
あのころオープンしたてだった、めっちゃ小さくてめっちゃ美味しい、パスタ屋さんも。

たまたま見つけた、マンションの一室
不思議なおじさんがやっている喫茶店で、ひとやすみ。
思いのほか美味しいアイスコーヒーで喉を潤しながら、たくさんのお喋り、至福のとき。


ひとりの休日だったら、この街は選ばなかった。
きっといつもの街で、見慣れた店を流し、いつものカフェなんぞで、お決まりの読書。

もちろんそれも、心安らぐ時間にはちがいないけれど

ときには”いつも”を飛び出して、”いつもじゃない”ところへ、出かけてみよう。
こころが、いつもとは違ったかんじに満たされてゆくのも、とっても心地よい。


よよぎうえはらさんぽ、
素敵ないちにちでした^^。


2016年8月29日月曜日

読書crazy ㉑ 「異人たちとの夏」

ひと月以上更新が滞ってしまいまして、ごめんなさい。

忙しさにかまけてなかなか書けませんでしたが、また少しづつ、徒然ごとを記して行きたいと思いますので、時々思い出したように遊びに来て頂けたら、幸いです^^。



先日、ふと手に取った、この本。

「ふぞろいの林檎たち」などのドラマで有名な脚本家、山田太一氏の小説作品です。

ふと手に取ったのは、プチ運命だったのか?
仕事でしょっちゅう訪れている場所が舞台だったことと、作品を読み始めてから読み終えるまでの数日が、作中で描かれた出来事が起こった日付とドンピシャ一致していたことが、
なんとも不思議でした。

内容も、かなり不思議なお話で。
ひらたくいうと、”幽霊話”なのですね。
実は怖いモノが大嫌いな私(笑)...ふだんなら途中でやめているところですが、
この作品には怖さ以上の何とも言えないぬくもりがあり、魅了されました。
ヒューマンドラマを数多く手がけた著者だけに、人間の悲哀がリアルに描かれています。

ひとって、せつないな。 ひとって、かわいいな。 ひとって、おそろしいな。
でも、やっぱりひとって、あったかいな。

そんなことが、理屈抜きに、素直に伝わってきました。


去りゆく夏を静かに送るにふさわしい、素敵な1冊です。

「異人たちとの夏」 山田太一 著 新潮文庫


2016年7月17日日曜日

こたえ

昨夜、歌番組に故・尾崎豊さんの息子さんが出演していました。

なんだか懐かしく、嬉しくなってしまい、
今日は約四半世紀まえに買った(笑)古いCDを引っ張り出してきて、
「17歳の地図」と「回帰線」、2枚のアルバムをずぅっとリピートしながら仕事していました。

耳に飛び込んできた、「卒業」という曲の中のワンフレーズ。

”大切なのは何 愛することと 生きる為にすることの区別迷った”...

この難題は
最愛の人が引継ぎ 解決してくれたのですね。

そのこたえが、きっと、息子さん。
愛情いっぱいに育ててもらった人のように、感じられました。

奥さんは 愛することと生きる為にすることに、ちゃんと折り合いをつけて 
頑張ってこられたのでしょうね。

どんな難題にも
必ずこたえは出せるのですね。

愛ある、素晴らしいこたえが。

2016年7月14日木曜日

読書crazy⑳ 「夢を描き続ける力」~近道って、ない。


敬愛するアーティスト、ディック・ブルーナさんの名言集「夢を描き続ける力」

今年のお誕生日に、中学時代からの親友がプレゼントしてくれました。
(この場をかりて、ありがとう。宝物だよ^^。)




とあるページに、解説者のこんな記述を見つけました。

「ブルーナさんは、もうちょっと悲しい表情をさせたい、もうちよっと幸せな表情にしたいと、納得のいくミッフィー(↑のうさこちゃんです)の表情を描くために、口のバッテンをほんの少し上げたり下げたりして、何度も何度も描き直します。1枚のミッフィーの絵を完成させるのに、100枚以上描き続けることもあります。何度やり直してもできないときもあります。ところがある日、「これだ!」というものが描けるのだそうです。」


これほどの大御所でさえ、そうなのですね。
だからこそ、近道をしないからこそ、世界中の子供たちや大人たちの心に、届くのですね。


1枚の絵を完成させるということは、命を削る作業です。
削るという表現は、ちと、適切ではないかな?
命を、注ぎ込んでゆく作業です。

毎回、へとへとになります。

工程の9割くらい、苦しくて苦しくてたまらなく、けれど、最後の1割が、エクスタシーです。

だからまた描けるのだけど、
それにしても、時々、とても不安になるのです。

あぁ、私は、一生これを繰り返すだけのエネルギーを、持ち続けることができるのだろうか、と。


でも、でも、やっぱり、いいものを描きたいから。
昨日よりは今日、今日よりは明日描く子の表情が、素敵であって欲しいから。

頑張れるよね。ブルーナさんみたいに。
頑張ろう。私は、私なりに。


この本の冒頭には、とろけそうな笑顔のブルーナさんの写真とともに、
こんな言葉が添えられていました。

「どんな境遇に置かれても、 夢をあきらめることはできません。
たとえ時間がかかったとしても、 道が開ける可能性は大きいのです。
私自身がそうであったようにね。」

Dick Bruna


2016年7月7日木曜日

右に倣え

今朝、ゴミ捨て場にいったら、
いつになく整然とゴミ袋が並んでいました。

黄色いプラスチックごみの袋と
青い不燃ごみの袋が

幼稚園の黄色帽子さんと青帽子さんみたいに
それはそれは、可愛らしいくらいに、整然と。

清々しいなぁ。

きっと今朝一番にごみを捨てた人と
二番目に捨てた人がきれいに並べたから
三番目以降の人が、右に倣えしてくれたのでしょう。
せっかくきれいになっているところは、みんな、汚したくないという心理が働くものね。

こういうすてきな右に倣えは、どんどん広めたいね♪