2014年8月31日日曜日

日曜小美術館110・苦労知らず?

ワンちゃん、ネコちゃん、クマちゃん...愛くるしい動物グッズに交じり、
フクロウをモチーフにした小物類を、雑貨屋さんで頻繁に見かけます。

フクロウはぶっちゃけ、あんまり愛らしい動物ではない(笑)のに...ナゼ?
フクロウグッズはたくさんあっても、ミミズクグッズがないのは、ナゼ?

【答え】
フクロウに”不苦労”という漢字をひっかけ、苦労知らずの幸せな人生を送れる、
という意味がこめられた開運アイテムなのだそうです。

だから、よ~く似ていても、ミミズクでは駄目なのですね。

ちなみに、
フクロウとミミズクの違いは?

【答え】
耳の有無。それのみ(笑)。


フクロウさん、ミミズクさん。

開運してくれようとくれまいと
耳があろうとなかろうと

わたしはどちらもだいすきよ♡

異常な角度まで回る首に、魅かれます(笑)...。

追伸:あずきさん、リクエストのフクロウ、遅くなってごめんね!










2014年8月30日土曜日

良く”生きよう”

ブログを、良いね、と褒めていただきました。

とても嬉しかったけれど、ちょい、良心がチクリ。

だってわたしは、その方のように真正直な性格ではないのです...正直なハナシ(笑)。

えぇかっこしぃな自分が顔を出し、つい、”良いコトを書かねば”と気張ってしまうときも。

でも

良いコトを”書こう”と頑張るんじゃなく、
良く”生きよう”と頑張ればいいんだ、と

そのプロセスを楽しみつつ、レポートする感じで書けばいいんだと

そう、思えました。


ありがとうございました^^!

2014年8月24日日曜日

日曜小美術館109・何着て寝る?

連日の熱帯夜...
きちんと睡眠はとれていますか?
睡眠不足になると熱中症にかかりやすいそうですから、
なんとか少しでも快適な眠りにつけるよう、工夫したいものですね。

パジャマを洗濯しながら浮かんだ、素朴な疑問
”みんな、普段何を着て寝ているんだろう?”

知人の結婚祝いにペアのパジャマはどうだろう?といったら既婚の友達から、
”たいていの男はパジャマとか着なくなるよ...スエットか、ジャージ!!”といわれたなぁ(笑)。

姉は結婚した時、まだ寒い3月だったというのに旦那さんが半袖Tシャツにパンツ一丁で
寝ているのを見て、絶句したとか(お義兄さんゴメン...ばらしちゃった)。

つい昨日会った女の子の友人は、
「夏場、全裸。暑いじゃん。(笑)」とのこと...。

私の場合は、真夏でも長袖長ズボン、
襟つきのパジャマ。
理由は簡単、冷え性だから(笑)。

冬場はパジャマの上にさらにフリースを重ね着し、なつかしの湯たんぽちゃんが親友...
とても人さまに見せられた姿ではありません(笑)。

寝姿は非常にパーソナルな部分だけに、十人十色
それぞれの個性が全開になって面白いですね!

いつか”寝巻きの人々”のイラストシリーズでも描きたいなぁ...(笑)☆

2014年8月21日木曜日

青くさ。

何の罪もないひとを殺すくらいなら、殺されたほうがいい。
おれは、今でもそう思ってるよ。

これは、モノゴコロついたころに観た刑事ドラマのなかの、セリフ。

信じられぬと嘆くよりも人を信じて傷つくほうがいい。

これは、「贈る言葉」の、歌詞。


ああ、青くさ(笑)。


こんな感じで生きてゆこうとおぼろげにずぅっと思ってきたのだけれど、

いい年こいてまだこんなこと言ってるヒトを、
世間一般には

「お馬鹿さん」

というのかも(笑)。


けど、

たくさんのよろいを纏って、猜疑心のかたまりのようにいなければ
ぼろぼろの傷だらけになっちゃうって
必死に自分を守らなければいけなかった時代を経て、


やっぱり、
「お馬鹿さん」いいなぁ、

無性にそこにかえりたくなっている、今日この頃。


そんな青くさい、ださい、いたい人間が、わたしは好きだし。

大好きなひとたちはみんな、そんな人だし(ごめんね、でも、褒め言葉(笑))。


そんな魅力的な人たちに囲まれて
ああだこうだとやってる今が、

なんだかとっても心豊かで、
なにはなくとも最高のたからものだなぁって思える。


ホント、
青くさ。
だけどね(笑)。

2014年8月17日日曜日

日曜小美術館108・或る夏の日の日記。

疲れすぎて、よろしくない事もあって、凹んでいた日。

姪っ子ちゃんが、
まいちゃん、花火やろうよ~と、じゃれてきた。
(まいちゃん、無理!勘弁して~)...と思いつつ、やっちまった(笑)、花火。

その日の、日記。


「つかれるけど
アタマにもくるけど

アタマにくるのは オトナに対してだけで
それを子供に向けるのは、
筋が違うのだ、そもそも。

つかれるけど
すっごくつかれるけど

でも
お仕事がんばったね
おつかれさま
なんていってくれるのは
この5才の女の子だけ。

めんどおくさいけど
線香花火をしながら
さりげなく手をつないでくる
そんなコは この姪っ子だけで
こんなモメントはこのとき意外に味わえない
未来の思い出。

つかれも
ムカつきも
メンドくささも含めて
未来の、とてもよい思い出になってくれるのだから、
いいじゃないか。」



そう。知っている。
どんなことも、ちゃんと味わえば、
笑顔で思い出せる未来の或る日が、待ってることを。





2014年8月14日木曜日

こだわり

大好きな和菓子屋さんがあります。

大福を買いに行ったら、

すみません、お盆の時期は、大福はつくらないのですよ。とのこと。

”福”の字のつくお菓子は、お盆には相応しくないからだそうです。

さりげな気配り、さすがのこだわり。

2014年8月10日日曜日

日曜小美術館・107・給水ポイント。

好きなことを仕事にできて、いいね。
ということを、よくいわれます。

ほんとうにありがたいことなのですが、
そこはやはりお仕事ですから、日々自分を律して机に向かうのは、
いくら好きなこととはいえ、やはりつらい時も多々あります。

あるアスリートさんが
「毎朝練習に行くまでが、いやでいやでしょうがない(笑)。」
...と云っていたのを聞いて、
ああ、そうか。
こんなにも競技と相思相愛のようなひとでも、やっぱり日々の仕事として向き合うつらさと
闘いながら、なのだな...と、妙に親近感をおぼえ、安心したことがありましたっけ。

なんとか気持ちを奮い立たせて頑張っているのは、みな、同じなんだな。


お仕事と楽しく向き合うためのわたしなりの工夫。

それは、一日のうちの要所要所に、”給水ポイント”を設けておいて、
そこを楽しみに集中力をたかめてゆく、ということ。


●起きぬけの ヤクルト(笑)
●「お仕事・午前の部」前の ロイヤルミルクティー
●「お仕事・午後の部」前の コーヒー
●おやつどきの ストレートティー
●「お仕事・夜の部」後の つめたいミルク&チーズ(←晩酌のつもり、(笑))


わぁ、こうして書きだしてみるとずいぶんたくさんあるなぁ、給水ポイント☆
仕事の合間にお茶してるんだか、お茶の合間に、仕事してるんだか...(笑)!

今日の午後いちコーヒーのカップは、最近ヘビロテの、こちら。



その日そのときの気分で選ぶ、お気に入りのカップさんたちも
また、とても大切なアイテム。頼もしい応援団...なのです^^♪


さてさて、もうひと頑張り!!

2014年8月6日水曜日

滲み

今日はインクで描いています。

ノってくると頭の中が真っ白になってきて、
ときどき思考が止まってしまうのですが(アブナイ...笑)、
その一瞬の空白が右手にも伝わり、
ペンが止まってインクだまりができてしまいます。


そんなふうにして生まれる、面白い滲み。
”絵は口ほどに、モノを言い”...ってか(笑)。

けっこう気に入ってます^^
手描きならではの、こんなアクセント。

フォトショで修正してしまうのは、もったいないね。


2014年8月4日月曜日

読書crazy⑳・吉行作品~こころもようを読む。

「まい小部屋」はじめのページの”今月のごあいさつ”に書いたとおり、
いま、わたしは古本屋さんにはまっています。

はまっているといっても読書スピードは早い方ではないので、
だいたい文庫本を1週間に1冊読み切る感じ。
そのくらいが、今の自分には無理なく楽しめるちょうどいいペースみたいです。

先週読んだ1冊は、こちら。



吉行淳之介 著 「男と女の子」 (中公文庫)

吉行作品の好きなところは、淡々と静かな物語のなかにかいまみえる、
繊細なこころもようの描写。

表題作のほかに3つの短編が収録されていますが、
どのお話も、決してドラマティックではありません。

地味といえば、とても地味。

けれど、

誰のこころにも息づく瞬間がきっとあるはずなのに、
多くの場合、気づくことさえなく流れて行ってしまう
(...というか、無意識のうちにあえて気づかないようにしているのかも...)
たいせつな気持ちを拾い上げ、すてきな言葉で表現している。

そこに、とても惹きつけられます。


吉行作品がちゃんと心に沁みてくるときは、
自分のこころもようもまた、そうわるくないコンディションなのだ、と

そんなバロメーターにもなってくれるのです。


2014年8月3日日曜日

日曜小美術館・106 むずかしいパステルカラー

暑さも、まさに今がピークでしょうか。

涼やかな色で装いたい気分ですが、淡い色は日本人の黄味がかった肌色には案外なじみにくく、難易度が高いかも知れませんね。

ヨーロッパ系の透きとおるような白い肌や、逆にアフリカ系のチョコレートに近いほど濃い肌色には、とても映えて素敵です。

それでも着たい、きれい色!
似合う・似合わないは、なにも肌の色だけで決まるわけではありませんもの。

着こなしは、工夫次第。





この女性は、ミントグリーンとペールブルーの中間くらいの淡~いパステルカラーのスリムパンツを、実に見事に着こなしていて、目を惹きました。

パンツの色の甘さをぱしっと抑え、かつ引き立てているのは、迷彩柄の大きな肩掛けバッグと、
素足に無造作にひっかけた、紺色のスエードのモカシン(黒じゃなく、紺色ってところが素晴らしい!)。

真っ白いコットンのプルオーバーは腕の側面だけがレース使いで、素肌がちらり。

ヘアスタイルはゆるっとかかったパーマを上手に活かした、無造作風まとめ髪。
このまとめ方はもちろんたんなるボサボサではなく(笑)、明らかに計算され、
足元の無造作感とベストマッチ。

ポイントとなっている靴の紺色は、華奢な腕に数本絡みついた同系色のミサンガやブレスレットでさり気なくリフレインされています。

正面から見ると、素っ気なすぎるほど、シンプルでボーイッシュ。
でも...
横から見た姿は実に優雅で、女性らしさもちゃんと表現していて。

感心しきりでした。


あまりの暑さについつい萎んでしまいそうだったわたしの脆弱なお洒落心さんは、
彼女の素敵な着こなしによって、わくわく((^O^))パステルカラーに彩られたのでした♪