2014年4月27日日曜日

日曜小美術館93・連休にいかが?

ゴールデン・ウィークですね。
みなさん、いかがお過ごしでしょうか?
わたしは、前半戦は地味~にお仕事。
後半戦にはぽとん、ぽとんとプチ・レジャーの予定も落としこんでいます^^。

ところでみなさん、お絵描きはお好きかしら?
この連休、ご自宅で...旅先で...お気軽にトライしてみませんか?

今週は、わたしの普段使いの画材たちを紹介しちゃいます。
ほとんどが珍しくも高価でもなく、身近なお店でゲットできるものばかり。

お絵描き仲間さんが増殖してくれたら、めっちゃ嬉しいのですが...^^♡


【まい・フェイバリット・画材たち】

★ シャーペン... 批判を浴びそうですが(汗)、わたしは鉛筆が嫌いでデッサンさえ
シャーペンでしています。ぺんてるのGRAPHGEAR500を愛用。薄目が好みなので、HB。

★ 耐水性サインペン...パイロットのDRAWING PEN。これ、使用感いいですよ~。
事務用にもおススメします。どこにでも売っているし安価なので、ペン先が少しでも開いて
きたら躊躇なく買い替えます。細かい部分を描くには、ペン先のコンディションがとっても大事。

★ 筆ペン...和風の題材やデザイン文字、モノクロ画に大活躍!絵筆よりもスピード感・躍動感が出ます。
各メーカーから実に様々なタイプが出ているので、お店で試し書きするのも楽しみのひとつ。

★ 筆...手に入る時は、これ。http://takahashimaiko.blogspot.jp/2012/02/blog-post_09.html
無理な時は、なるべく毛足が短く、張りのあるものであればよしとします。
ときには100円ショップで悪くないじゃん、というコに出逢うことも(笑)。

★ 色鉛筆・水彩色鉛筆・ハードパステル...使用感はメーカーによって一長一短なので、
セットで揃えず”色”を基準に単品買い。お子ちゃま仕様のものにも綺麗な色が沢山あります。

★ アクリルガッシュ...小学生が図工の授業で使用するアクリル絵の具の、不透明版。
チューブのデザインも気に入っているターナー社のものを愛用。

★紙...ペン画や色鉛筆画など水を使わないときは、じつはコピー用紙に描いています(笑)。
薄いので直接下絵を重ねてトレース出来る、凹凸がない、にじまない、発色も良い、しかも安価とよいことづくめ♡ 
唯一、水彩紙だけは高価なものを。水彩画を描くときの心地よさ・楽しさは、紙の質と比例するといっても過言ではない!
と思っているので。アルビレオ&細目のコットマンが定番。

わたしのイラストは、ほぼ上記の画材だけで描かれています。
ね?まさに子どもの頃の”お絵描き遊び”の延長みたいでしょう?




2014年4月23日水曜日

友を引く

大安、仏滅、先勝、先負、赤口...

みなさんは、いわゆる”お日柄”というものを、気にされます?

わたしは基本、エンギを担ぐほうではないのですが(...あれ?”日柄”は、縁起か??)
この仕事をはじめてから、”お日柄”だけは一応チェックするようになりました。
クライアントさんのなかには納品日を大安に、とご指定される方もいらっしゃるから。
特にご指定がないときでも、急ぎでない限りなるべく仏滅は外すようにしています(笑)。

大安によいことがあったとか、仏滅にわるいことがおきた...という経験は特にないけれど、
過去の日記やスケジュール帳を見返していて、気がついたのです。

「友引」の日に、友人・知人から良い知らせが届いたり、長年音信不通だったひとから
ひょこっと連絡があったり、お仕事の依頼が舞い込んだり...。
文字どおり、”友を引く”ような出来事が、なぜかたくさん起こっているんです!

本来「友引」には吉凶両方の意味があるようですが、
わたし的には大吉の、楽しみにしている日なのです。

ただの偶然かもしれないけれど、ポジティブなエンギなら、
ジャンジャンかついでしまおう!ということで(笑)。

きょうは、その友引。
やっぱり”友を引く”素敵な出来事、たくさんありましたよ...(^_-)-☆

2014年4月20日日曜日

日曜小美術館・92 相談相手。~女性エッセイストたち~

今週は、ふだんよく読んでいる女性エッセイストさんたちをご紹介したいと思います。


エッセイはわたしにとって、本当に大切な相談相手。


いつのころからか
ふだんの会話の中で身近なひとたちと意見交換をするように、
作者さんの意見と自分の考えを照らし合わせては、
「そうか、こんなやり方もあるんだ!」
「こういう考え方って、自分にはない発想だな~」
「このかたの、こんな素敵なところ、真似してみよう!」
などと考えながら読書する癖がついています。


この、いわば「ジンセイのデータバンク」という宝物があるからこそ、
日々前向きにいろいろなことに対処できているんだと思うのです^^。



今回ご紹介したエッセイストさんたちの個性は、見事にばらばら(笑)!
どのかたもそれぞれに共感出来る部分・そうでない部分があって、だからこそ面白い☆


唯一の共通点はといえば...
「自分の人生におこる出来事を、”何かのせい・誰かのせい”にしない、潔さ」を持った女性たち
だということかな。


それは、私自身の強く望む姿でもあります。



★大橋歩さん
アーティストの回でもお名前をあげさせていただきましたね。イラストレーターとしてはもちろんのこと、エッセイも本当に大好き!愛読をはじめてからかれこれ20年くらいになりますが、年月とともに変わってゆく彼女のライフスタイルには、いつの時代もわくわくさせられっぱなしです♪


★岸本葉子さん
たいへんな才女でありながら、そんなことは微塵もちらつかせない。
いくついなっても可愛らしく、謙虚で誠実なお人柄が、文章からふんわりと伝わってきます。
こんな生き方もまた、憧れです。


★横森理香さん
前出の岸本さんとは、いわば対極の個性(笑)。破壊力抜群で痛快だったお若い頃のお話から、50代の現在にいたるまで、このひとへの興味は尽きません。なんだかんだいっても、自然体の元気印で、とてもチャーミング☆


★井形慶子さん
イギリス好きが高じて英日半々の暮しをしながら、イギリス文化や日々のことなどさまざまなテーマで書いていらっしゃいます。「ミスター・パートナー」という雑誌の編集長さんでもあり。
英国紅茶の研究にハマっていた20代のころから、殆どの著書を読みました。
生活者の視点から発せられた堅苦しくなく、楽しいジャーナリズム。そんな作風が好き。


★渡辺葉さん
作家・椎名誠氏のお嬢さん。個人的にはお父上の小説より娘さんのエッセイ!なのです(笑)。
10年ほど前、親友が結婚する日に書いたお手紙に、葉さんの作品の中から選んだ言葉を添えた記憶が...。思い出深いその言葉は、わたしの宝物でもあります。


★金美齢さん
たくさん読んだわけではないのですが、数年前に出逢った「凛とした生き方」という著書のなかのこんな一節をこころに留めています。
”自分の選んだ道を、信念を持って歩ききること。もちろんそこには、責任と覚悟が必要だ。
さらに、人の役に立ち、人と幸せを分かち合えること。そんな人生を送ることができたら、「美しく生きた」と言えるのではないだろうか。”...



さてさて...
アンテナが動いたエッセイストさんはいましたか?
みなさんの「相談相手」にもなってくれるかもしれませんよ...♡

2014年4月18日金曜日

風のように...

きのうは汗ばむほどにあったかいかと思えば、
きょうはセーターが恋しいほどに寒かったり。


毎日お散歩する川沿いの風景も、日々のお天気によって、
スカイブルーだったり、グレーだったり。


日々刻々と、行きつ戻りつしながらも、いろんなことが変わってく。


今週は、なつかしい人たちに会ったり、結婚した友人にお手紙を書いたり。


考えてみれば
彼らとしょっちゅうお喋りしていたのも、
独身時代の彼女に会ったのも、
1年もまえのことではないのに


なんだかずいぶん昔のことのようにも感じられて。


ちと切ない。


日々は淡々とした表情で、
でも、実はけっこうなスピードで、
前へ前へと進んでいるんだ。


いつかどこかで聴いたフォークソングの歌詞みたいに
”何気ない毎日が、風のように過ぎてゆく”...


でも
こんなふうに
それぞれが元気で、
風のように、無事に過ぎてゆくってことが


幸せってことなのかな


って、思ったりしています...^^。



2014年4月17日木曜日

ZANSYO-P【ザンショップ】

こちらのお店の、ロゴマークを担当しました。
http://www.compy-town.jp/item_slist.php?scd=0000018119


ZANSYO-P【ザンショップ】。とてもユニークな店名ですね。
山椒を使った調味料を販売していらっしゃいます。
小さな山椒の実とお塩の粒をモチーフに、インパクトのある色で仕上げました。


”山椒の香りのするお塩”をイメージしていたのですが、サンプルにいただいた”味噌山椒”を試食してみたところ、かなり斬新・美味!いままでのフレーバーソルトの概念をくつがえされました☆


塩分がきつくないので、お醤油、ポン酢...などなど他の調味料と組み合わせて使うことが出来るのが、いちばんの特徴。
山椒というと和食のイメージですが、これは油との相性もとてもよいので洋食や中華にも良く合います。


そんなわけで最近、味噌山椒×他の調味料×食材の、さまざまなコラボを実験するという食卓の遊びにハマっているのです(笑)。


目下のお気に入りは、チーズやバターとのコラボ。
スモークチーズをサイコロ状にカットして全面にまぶしてみたり、少し柔らかくしたバターやカテージチーズに練り込んで、パンに塗ったり、ディップにしたり。


新しいモノをひとつ取り入れることで、いままで馴染んでいたもののあらたな可能性が引き出せたり、思いもかけない発見があったり。


小さなことでも、日常生活の中にそんな楽しいプチ革命をおこしてゆくと、
日々がきらきらしてきますね^^。


ZANSYO-Pのこれからに、期待大!
多忙ななかたくさんの努力をコツコツと重ねて会社を立ち上げたアサコさんにも、たくさんの刺激をいただきました。素敵なお仕事させていただいて、ありがとう!


食いしん坊のみなさん(笑)、ZANSYO-Pを、どうぞよろしく...(^_-)-☆



2014年4月13日日曜日

日曜小美術館91・絵本特集

今週は、絵本のお話。


絵本が好きかと言われれば、当然、好きなのです。
ただ、自分の仕事とからむ分野ということもあり、どうも仕事目線で見てしまい、
手放しで楽しむということを長らく忘れていたような気がします。


絵本をまた楽しめるようになったのは、ここ数年のこと。
友人たちに子供が生まれ、姪っ子が生まれ...
彼らとの交流を通して、絵本に触れる機会が増えたから。


子供たちだけでなく、大人たちもまたひとつのアートとして、絵本と親しむようになりましたね。
とても素敵なことだと思います。


わたし自身には子供がいないので、大人目線のチョイスになっているかもしれません。
お子さんのための絵本を探している方の参考になれるかはチョット自信ないのですが^_^;、
時には、カンフル剤になってよいのではないでしょうか(笑)。


日々子育てに頑張っていらっしゃる女性たちの癒しにも一役買ってくれたら...
というささやかなエールも込めて、選んでみました。


日曜日。
さっそく本屋さんにおでかけしてみては?


お子さんと一緒もよいけれど、可能であればダンナサマにちょこっとおちびちゃんを預けて、
しばしプチ休日気分を味わって欲しいな...^^♪




【まい・フェイバリット・絵本たち】


☆「だんごどっこいしょ」  大川生悦・作  長谷川知子・絵  ポプラ社
おそらく、私が人生ではじめて出逢った絵本。今は亡き、大好きだったおじが「表紙の顔がまいこにそっくりだったから」と買ってきてくれたらしい(笑)。読み過ぎてボロボロだけど、宝物です!


☆3びきのこぐまさん  村山籌子・作 村山知義・絵  婦人之友社
「子供之友」誌に1920年代に掲載された作品。100年近い歳月を経てなお、ぞくぞくするほどお洒落。この時代の作品には、デザインの視点からみても素晴らしいものが盛りだくさんなのです。


☆ブルーベリーもりでのプッテのぼうけん  エルサ・ベスコフ作・絵  おのでらゆりこ・訳
福音館書店
画集のようにながめるだけでも美しい作品。クラシカルでメルヘンチックな正統派の作風が好きな方におススメです。


☆おばけがぞろぞろ  ささきまき・作・絵  福音館書店
これは理屈抜きにお子さんと一緒に楽しめます。脱力モード全開(笑)。
愛くるしくもバカバカしいおバケさんたちとおバカさんになってしまいましょう!
アート的にもかっこいい!と個人的には、思うのですが...??


☆ビリー・ザ・トナカイ  ~ソリを引く男
☆ビリー・ザ・トナカイ2 ~師走の男    高木亮・作・絵  ビーナイス
大人の本ですね。毒っ気たっぷり。けれどとびきりあたたかい。
現代的で、一見コンピューターグラフィックかとも思えたイラストは、実は”切り絵”でした。凄っ!!
作者の高木亮さんのは、「きりえや」という職業なのだそうです。








 

2014年4月12日土曜日

人として、どうなの?

昨日はお世話になっていたバイト先の近くへ買い物に出かけました。
つい先々週まで通っていたその場所が、はやくも恋しいような。懐かしいような。切ないような。


するとかえり道、わたしの後任として入ってくれたアルバイトさん、Mさんに偶然にばったり!
みなさんの様子を聞かせてもらえて、とても嬉しく思いました。


そんなことがあって思いだしたのが、ある社員さんの口癖。


「人として、どうなの?」


“仕事だから”、理不尽をのみこまなくてはいけない場面も、多々あります。
効率や利益を上げるためには、正義をひっこめなければらないことも。
感情をふりきらなければならないことも。
”仕事だから”、毎日、そういうことを繰り返さざるをえない。


もちろん、そういうことを否定はしません。
必要悪も、ときに立派な正義です。
私たちは、なにはともあれ生きてゆかなければならないのだから。


でも。
そんななかでも、最後の判断基準はこうありたいな、っていつも思っていました。


「人として、どうなの?」


どんな仕事も、人のやることです。
人の心に配慮して、人のこころに響く仕事、したいじゃないですか。
幸福感を共有できて、双方にとって有益で、互いに成長できたな、と実感できる仕事を...!

2014年4月11日金曜日

目的なき遊び

遊びに来ていた姪っ子が忘れていったおもちゃのなかに、
”水につけておくと4日間で6倍の大きさに膨らむ恐竜クン”というのがありまして。


いいオトナがつい、空になったヨーグルトの容器に水を張り、恐竜クンを放って今日で3日目。
おぉ...たしかにむくむくと育ってるぞ...


彼を大きくして、何をするという訳でもないんだけれど(笑)、
毎朝ヨーグルトの容器をのぞくのが、チョット嬉しいんです。


過程のみを楽しむ、目的なき遊び。
それもまた、小さな笑顔をくれて、いいものですね^^。

2014年4月10日木曜日

消費しない日

新年の抱負のひとつとして「家計簿をつける」をかかげました。
たまげたことに、今日現在まで続いています(笑)。


最初のひと月は、その日に買ったものを淡々と記入してゆくだけ。
次の月は、前の月より少し節約しようと頭の隅に意識して。
その次の月は、前の月の消費を項目別に集計し、それを参考におおまかな予算をたてて。


と、こんな具合に無理せず、段階を踏んだのがよかったのかもしれません。
ミニサイズの家計簿にしたのも、グッチョイでした♪
どこにでも持ち歩けて、移動の合間のお茶時間などに即、記入できるから。


ところで。
日々家計簿をつけていてあらためて気付いたのですが、人は(私だけか(笑)?)、額の大小はともかくとして、いっぽ外に出ればお金を使ってしまうのですね。


たとえば私の場合、100%家に居る日は多くても週3日。
居職でも、打ち合わせやら、買い物やら、運転の練習(若葉マークドライバーですから!)やら...と、外に出る機会は多いものです。


交通費や必要な買い物はしかたないとしても、運転すればついコンビニに寄ってしまったり、ときにはわんこちゃんの散歩の途中ですら自販機で飲み物を買ってしまったり、とかね...((+_+))


これからは、ちゃんと個人事業主としての自覚も持たねばならないし、消費税対策も考えるべきだし、なにより、かしこく年齢を重ねるために、お金を使わなくては楽しめない、ストレス解消ができない、という人にはなりたくないのです。


意識して、”消費しない日”を設定してみよう、と思っています。
家計簿付けなくてもよい日が増えればめんどくささも軽減するし、一石二鳥...
でしょ(笑)(^_-)?



2014年4月9日水曜日

個人事業主となる。

3月いっぱいで7年間お世話になった職場を退職しました。


そして昨日、4月8日・大安吉日、税務署に「開業届」を提出し、無事受理されました。


これで名実ともに(...といっても、収入が安定しないうちは、“実”のほうはまだまだか^_^;、(笑))フリーランス・イラストレーター。”個人事業主”となりました。


紙ぺら1枚のことですが、「きちんと手続きを踏む」ということで気持ちは引き締まるものですね。


これから色々と準備がてんこ盛りなので(笑)、ひとつひとつクリアして...
事務所のオープンは、誕生日の5月10日にしようと計画中です。


あぁ...


緊張するけど...


わくわくしてます!新しい船出にむけて...!!

2014年4月6日日曜日

日曜小美術館90・こころの金メダリスト。

日曜小美術館もしばらくは文章だけになってしまいますが、ご容赦ください。
毎月1週目のおしゃれイラストも最終週のカレンダーイラストも、画像挿入ができるようになったら(または、ブログをお引っ越ししたら)、まとめて掲載いたしますね<(_ _)>。




今日は...大好きな、フィギュアスケートのお話を。
少し前に、今季が終了したらゆっくり書きます、とお約束しましたものね。


先日、2013-2014年シーズンの全公式試合が終了しました。
今季をラストシーズンとして引退を表明していた選手たちの去就が気になるところです。


今の日本フィギュア界をしょって立って来てくれた各選手たち...
それぞれにその人らしく、真摯にフィギュアに取り組み、成長を重ねる姿を通してたくさんの感動をもたらしてくれた大好きな選手ばかりなのですが、その中でもわたしにとって特別な存在だったのが、高橋大輔選手。


高橋選手は、10代の頃は実力を認められながらも試合ではその力を発揮しきれない場面が多く、メンタル面の弱さから”クリスタル・ハート(ガラスの心臓)”などとささやかれていました。
14歳のころから指導する長光歌子コーチは彼の性格を、「世界のトップで争うには優しすぎるのでは」と、危惧していたそうです。


その優しすぎて弱虫だった男の子が、幾多の困難を乗り越えて...試合を重ねる度、シーズンを終える度に、ゆっくり、ゆっくりだけれど確実に、力強く、美しいスケーターに成長してゆく姿にわたしは、言葉では言い尽くせないくらいの感動と、学びをもらい続けてきました。


高橋選手の進化してゆく姿に重ね合わせながらわたしが求めていたものは...
たぶん、人としてこんな風に在りたい、という理想像だったのでしょう。


ソチ五輪後のスポーツ新聞で、この一行を読んだ瞬間、
ふいに涙があふれてきました。


”(高橋選手は) 決して、勝負師ではなかった。”


...勝負師ではなくても、
弱虫でも、
優しすぎても、
人間は、ここまでできるんだよ、って。


そのことを、全身全霊で、教えてくれていた。


だからだから、こんなにもこの人の演技は、わたしの心をぶるぶると震わせ続けたんだ...。


高橋大輔選手。
素晴らしいアスリートであり、素晴らしい芸術家。


4年前のバンクーバーでも、
今回のソチでも、残念ながら金メダルには手が届かなかったけれど、
わたしにとっては誰よりも輝かしい、「こころの金メダリスト」なのです。




この日のわたしの日記には、こんなことが書いてありました。


”今日の涙は、今日しか流せない。
明日、今日と同じコトに感動することは、たぶん不可能。
だから、今日が愛しい。”


感じることは、生きること。
こうして日々いただいている感動を、わたしもわたしなりの精一杯で、還元してゆかなくては...。



2014年4月5日土曜日

「Tokyo」

イラストレーターのブログだというのに画像が挿入できない状態で申し訳ありませんが<(_ _)>、しばらくは日々のちび事を文だけで綴ってゆくことにしましょう。


さいきん、とても気に入ってヘビロテのCDがあります。
井上陽水の「GOLDEN BEST」という2枚組のアルバムの、2枚目。


このアルバムはずいぶん昔から持っていたのですが、
耳に馴染んだヒット曲が満載の1枚目ばかりを主に聴いていたのです。
ところが最近、かなり久々に2枚目を聴いてみたら...
いいじゃないかぁ!すごく、いい!ということになり。


なかでも特に心をわしづかみにされた1曲が、「Tokyo」。


これね、2020年東京オリンピックのテーマソングにしたらぴったりなんじゃないかなぁ~、なんて勝手に思ってるんですよ(笑)。
ほんの短いシンプルな曲なのですが、耳にも心地よく、小躍りしたくなるような楽しさ・わくわく感・お洒落な感じがぎゅっと凝縮されてて、東京という街の魅力が的確に表現されてる気がするのです^^♪


「GOLDEN BEST」2、地味ながらきらりと光る、素敵な作品詰まってます。
旅情豊かな曲も多くて、なんだかふらりとお出かけしたい気分にも...。


お仕事BGMとしては不良クンかな(笑)。ドライブのお供にいかがでしょうか?

2014年4月3日木曜日

新年度そうそう、ごめんなさい(>_<)。

ここ数週間、画像が挿入できなくなってしまっています。


今週分(3月30日)の日曜小美術館、落としてしまいました。


その前2週分は画像なしの文章だけでなんとか構成したのですが、毎月最終日曜日はカレンダー用の動物イラストのお約束ですからなんとかならないものかと今日まで色々試して奮闘していたのですが...目下のところ、解決策が見つからずにいます...


お約束果たせず、本当にごめんなさい(>_<)。


もうしばらく様子を見て、万策尽きたときにはブログのお引っ越しをしようかと検討中です。


しばし、お時間下さい...。