2013年7月27日土曜日

日曜小美術館57・まい小話①「せみにしつれい。」

いつもイラストばっかりではわたしも、みなさんも、いささか食傷気味になってしまいますでしょう、(笑)。

ということで、今週は、夏休みにぴったりな、” 小さなお話 ” を、おひとつ。



 
【せみにしつれい。】

 
さえこさん、さっき、すばるにね、なつやすみにせみとりにつれていってよっていわれたんだ。

おれね、せっかくのなつやすみにちょっとだるいだろう。
それでね、すばるにいったんだ。

すばる、せみはね、7ねんもつちのなかにみじめなかっこうでじっとしていて、やっとちじょうにデビューして、そらをとびまわれるのはたったの1しゅうかんなんだよ。

かわいそうだろう、つかまえちゃぁ。

すばるは5ばいもなつやすみをたのしめるんだから、たった1しゅうかんのせみのなつやすみをうばっちゃいかん。(ちなみにおとうさんなんて、たったの4日だ。)

だからせみは、つかまえられそうになるとおしっこをひっかけて、ひっしでていこうするのさ。

わかった?


そしたら、さえこさん、すばるはね、こういった。


「おとうさん、ほんとにそうおもう?
せみは、かわいそうって?」

うん。

「こんどうまれかわっても、せみにうまれたくないって?」

おもうね。せみは、ふびんだ。

「おとうさん、せみにしつれいだよ。」

え?


おれ、びっくりした。


「おとうさん、せみになったこともないのに
どうしてつちのなかの7ねんが、つまらないっておもうの?
 
つちのなかのせかいだって、すっごくたのしいかもしれないじゃない。
 
きっとつちのなかで、せみは7ねん、たっぷりあそんだり、べんきょうをしたり、おいしいものをたべたり、おしゃれをしたり、こいをしたり、じんせいをまんきつしているんだ。
 
デビューまえのインディーズじだいだって、せみはいっしょうけんめいたのしんでいるんだから、
おとうさん、そうゆういいかたは、せみにしつれい!」
 
 
おれ...なにもいえなかったよ、さえこさん。
 
 
「でもさ、おとうさん、やっぱりさいごの1しゅうかんも、まんきつさせてあげなきゃぁ、かわいそうだよね、せみ。
だからやっぱり、せみとりは、やめにする。」
 
 
すばる、いいこね。
 
そうだね、あいつ、いいね。
さえこさんとおれの、こだからね。
 
そうそう、あいつ、おやすみのまえに、こうもいったよ。
 
 
「おとうさん、そのかわりなつやすみは、おかあさんとぼくとももこをかいてんずしにつれていくこと!」
 
 
あら、たのしみね。
 
 
うん、そうだね。
 
さえこさん、きょうのビール、なんだかとってもうまいね。
 
 
 
~おしまい♪~
 
 


めったにありませんけれど(笑)、と~きどきひらめいて、こういうへんてこりんな童話のようなもの...を書いたりしています。

イラストの営業活動の折、何度か出版社の方に見ていただいたりもしましたが、
「おおっ!これは...絵本にしましょう!!」
な~んてことには...なりませんねぇ...くすくすと、笑われるばかりでしたっけ(笑)。

ま、それはそれとして、
童話づくりはわたしの楽しみに一つとして、これからも細々とつづけてゆこうかなと思っています。

時々、お付き合いくださいね(^_-)-☆

2013年7月22日月曜日

月曜小美術館 「宵に酔いたい。」

ここのところ、お仕事・夜の部が連日日付変更線を越えています。

さぁ~、今日のお仕事もやっと終わったぞ~!と、少しだけクーラーと電気を消して窓を開け、夏の夜風に顔をなでなでしてもらうと、生ぬるいながらも(笑)、なんだかやっぱり心地よい。

こんな夏の宵、酔いたい気分。
今日もお疲れ様!と自分をほめてあげたりしながらワインでもひとくち甞めて、ほろ酔いのまま眠りにつけたら、気持ちいいんだろうなぁ...


あぁ、しかし。

わたくしは...下戸であります(笑)。

だから今夜もミルクなんぞひっかけて、

”歯磨きしたか~?”
”パジャマの裾、ズボンに入れたか~?”

...と自問自答しながら、子供じみたベッドタイムへと、いざなわれるのでした...(笑)。

2013年7月21日日曜日

まい小展レポート⑥ 最終回

さてさて、6回にも及んでしまった「まい小展」レポートも、今日でラスト。

ラスト、めちゃ長いです(笑)!!
ついつい長くなりすぎてしまいたした...1日で読むと、疲れちゃうかもしれません。
のんびりと、数日にわけて読んでいただくのもよろしいかと...(笑)。

色々な思いが詰まり過ぎてとりとめもなくなってしまいましたが、お付き合いいただけましたら、大変嬉しく思います。

最終回の今日は、皆さんとのお写真を紹介させていただきます。

トップバッターはもちろん、このお二方!
 
 
庵さんご夫妻です。

お顔を♡で隠していても、その素晴らしいお人柄は、十分に伝わるものと思います...。
余計な説明は要らない、本当に素敵な、憧れのお二人なのです!

 
こちらは、危なっかしいわたしをいつも見守り、支えてくれているまいファミリー。

両親と、姉夫妻、そして4歳の姪っ子ちゃん。
彼女とのお話や工作作品なども何度かブログに登場していますよ...探してみてください(笑)♪

 
続きましては、昭和~平成をまたにかけた(笑)、四半世紀の仲の大親友、Mとの2ショット♡

彼女と居ると、10代の頃に戻ってしまうような気も、それでもやっぱり会う度にお互いちょっとずつ大人になっているような気もして...いろんな想いを分け合いながら、一緒に成長してきた、もはや身内のような存在です。
忙しい中最終日に駆けつけてくれて、その場の空気を共有できたこと、本当に嬉しかった!
どっぷりオバちゃんになった頃、美大生になる夢、一緒に実現させようね(笑)!!


 レポート①にも登場してくれたゆうこちゃんと、ご両親。

ご家族揃ってお出で下さるとは...感激!
いつも助けてくれるゆうこちゃん、明るく元気なおばさん、寡黙なようでときどき鋭いダジャレが光る(←わたしのツボです(笑))おじさん...仲良しファミリー、とってもよい雰囲気醸してました!
 

Wさんご夫妻と母、わたし。
 
まるで昭和の映画の世界から抜け出してきたかのような、モダンなお二人!
ため息がでちゃいそう...美しく歳を重ねたいものです...。



鈴木カメラマン氏の作品は、ここまで。
沢山の素晴らしいお写真、思い出の場面の数々を、本当にありがとうございました!!
感謝・感謝の一言に尽きます...m(__)m。

ここから下の数枚は、わたしのデジカメで撮った素人写真で申し訳ありませんが(笑)、それでも楽しい雰囲気は十分に伝わると信じて(笑)!あえて掲載させていただきました。

どの瞬間も、本当に貴重な、大切な宝物なのですから...!


わたしの心のオアシスさん・H先生ご夫妻、お友達のNさんと。

初日に駆けつけて下さって、めちゃめちゃ嬉しかったです。
いつもいつも楽しいお話と明るい笑顔で助けてくださって、本当にありがとうございます...どれだけ救われているか!



 短大時代の大好きな友人たち。

遠路遥々集まってくれて、もう、涙ものです!
何年も会っていなかったのに...待ち合わせの駅で顔を合わせた瞬間、学生時代にワープ(笑)!!学友とは、本当に不思議な存在です...。
ハタチの頃の面差しを残しつつも、皆、それぞれに素敵な大人の女性になったね...わたしは、なんだか自分のガキっぽさにちょっぴり苦笑い。
本当はもう一人、仲良しさんがいるのですけれど、残念ながら体調を崩してしまい今回はご一緒できませんでした。Nちゃん、早く元気になって!あらためて皆で集まって、快気祝いの女子会しようね~!!
 
 
鈴木カメラマン氏(右)と、お友達のHさん(左)。

ネット等で数年来の交流はあったものの、この日が初対面というお二人。
なんとお互いにこの日に来ることを知らず、偶然にばったり!!
でも、さすがは共通の趣味がおありなだけあって、初対面とは思えない親しみが感じられました。
「まい個展」、ちょっぴりなりと友情のお役にたてて、良かったです♪
  

イラストの学校時代の友人・Aちゃん。

結婚式を間近に控え、めちゃめちゃ忙しいであろうこの時期に、はるばる来てくれて本当にありがとう!
...それにしても、幸せな女性というのは綺麗だなぁ、としみじみ思いました(^_-)-☆
お式、楽しみにしていますね~♡

 
母の親友・Y子さん。

ご本人も、旦那様も陶芸家さんでいらっしゃいます。
いつも優しいお心遣いと的確なアドヴァイス、ありがとうございます!
 

 高校時代からの郷里の親友・Yっ子と、父の友人・Fさんご夫妻と一緒に。

Fさん、奥さん、前回に続き今回もお越しくださって、ありがとうございました。
お花も台帳の心のこもったメッセージも、とても嬉しかったです...。
 
Yっ子、二人のお子ちゃまたちが学校と幼稚園に行っている僅かの貴重な時間を使って、はるばる銚子からダッシュしてきてくれて、感激でした!
今度はわたしが銚子に行きます♪たっぷりお喋りしようね!


母の俳句友達・Nさんと。
 
キュートという言葉がぴたりとはまる、可愛らしいおばあちゃま!
わたしも見習って、女性らしく、生涯キュートに生きたいものです(笑)。
とてもセンスのよい手作りの小物入れ、ありがとうございました。早速名刺入れとして使ってます♪


せっかくご来場いただいたのに、バタバタと慌ただしい日でお写真をご一緒できなかった方々も、沢山いらっしゃいましたね。残念でした。気が効かなくて、本当にごめんなさいねm(__)m。


そしてご都合等色々あり、ご来場いただけなかったものの沢山のエールを送って下さった皆さんにも心からの感謝を捧げます。
皆さんのお気持ちもまた、間違いなくこの会場に居て下さいました。


本当に楽しかったお一人お一人との時間...会話...その場に居合わせた方たちの間に生まれた新しい交流...意外な展開...懐かしい再会...
熱気も、あたたかさも、おかしさも、楽しさも、たくさんたくさん含んだなんともいえない素敵な空気感...

まさに、制作活動者としての、また、一個人としての「至福」が、すべて、この2週間の庵のなかにありました。

最高のプレゼントを下さった皆さん、本当に本当にありがとうございました...!

今回の個展開催は、偶然が重なったようでいて、実は無意識のうちに私の心が強く欲して実現した、必然の展開だったように思うのです。

そもそものきっかけは、昨秋あたりだったでしょうか...いつものように庵さんでお茶を飲んでいた時、不意に、「また個展、やらせて下さい!」とわたしの口さんが、勝手に発言してしまったこと(笑)。
仕事も忙しい時期だったし、自身の制作ペースを考えれば前回の個展から約1年半で20点以上の新作を用意するというのは、まず無謀というものです...^_^;

でも、口さんが...宣言してしまった。
どうしてもやりたかったから、そうしてしまったのでしょう。
わたしは、口さんのその気持ちを、主として大切にしてあげたかった!!

口さんがそんな行動に出てしまった背景に、深い心当たりがあったから。

...私の中で、そう遠くない時期に、大きな変化がありそうです。

だから、個展という、膨大なエネルギーと時間を大量消費する活動は、余裕がある今のうちに、後悔しないようにやっておきたかった...のです。

次の展開へ一歩踏み出すためにも、1つの集大成として、みなさんへの感謝も込め、個展という形で残しておきたかった。


いま持っている力は、出し切りました。
おかげさまで、なんの心残りもありません。

全て、皆さんの、おかげです!!

...なんか、意味深な展開になってしまった(笑)?いやいや、そんなことは全然ないです!

私自身はいままでどおり、ちっとも変わりはしません。
もちろん、イラストの仕事をやめるわけでもないし(当たり前です・・・一生やめませんよ!!)、
シングル生活返上なんて予定もございません(笑)。

ただ、少し、形が変わってゆくだけ。
いつでも、道程を楽しみながら、変化を受け入れてゆくのが私流。
いま、とてもわくわくしています!(^_-)-☆

私も変わる。皆さんも変わる。
全ては、流動的です。
そして、変化のベクトルは全て、良い方向だと信じて疑いません。

大好きな、大切な、皆さん。本当にありがとう。
その変化の波の中で、折に触れ、時にくっついたり、離れたりしながらも、それぞれがそれぞれの人生を楽しみながら精一杯頑張り、お互いにそっと応援しあうというような気持ちで、末永く友情(厚かましいけれど、あえて友情と呼ばせて下さい...)を交わし合ってゆくことができたなら...
わたしは、イラストや文章という形で、それを表してゆくことができたなら...

最高です。

そんなことを深く考えさせてくれたのが、わたしにとっての「まい小展」でした。

いつかまた、きっとお会いしましょうね!
その時を楽しみにわたし、ますます頑張りますから!!
お互いに、なにより元気で、笑っていましょう...!!!

今後とも、どうぞどうぞ、よろしくお願い申し上げます。

たかはし まいこ


お詫びとご連絡。

昨夜、ナゼかブログ上に画像を挿入することができなくなるというトラブルが発生したため、アップする予定だった「まい小展」レポート⑥・最終回を掲載することが出来ませんでした。

今日になってやっと復旧したため、1日遅れとなりましたが、アップさせていただきます。

結果、毎週恒例の「日曜小美術館」の掲載も1日遅れて明日にずれ込んでしまいますが、
”たまには気分を変えて「月曜小美術館」も、ま、いいか...” と、大目に見ていただければ...ありがたいです(笑)!

本当に申し訳ありませんm(__)m。

それでは、続けて小展レポート、アップいたします...!

2013年7月17日水曜日

まい小展レポート⑤

今日は、テーブルに飾った小品6点をご紹介。

意識したわけではないのですが、ここには何となくゆかいな生き物をモチーフにした作品が多く集まり、ファニーで私らしい(笑)コーナーになりました。


「川流れ。」
http://takahashimaiko.blogspot.jp/2012/07/blog-post_15.html
購入してくださった方は、ご友人の出産祝いにするとおっしゃっていましたが...
かっぱでよかったのかなぁ...(笑)。
赤さんが大きくなった時、気に入ってもらえたらとっても嬉しいな!



「あたい」
http://takahashimaiko.blogspot.jp/2012/07/crazy.html
室生犀星作・「密のあはれ」の読後に生まれた作品。金沢旅行の楽しい思い出もつまった一品。



「殻なき子」
http://takahashimaiko.blogspot.jp/2012/08/blog-post_26.html
コメント欄でベビーかたつむりの秘密を教えて下さったNobukoさん、ありがとうございました!


「クラシカル・メディスン」
http://takahashimaiko.blogspot.jp/2013/01/30.html



「その右手、休日につき。」
http://takahashimaiko.blogspot.jp/2012/10/blog-post_28.html



「逝く夏」
http://takahashimaiko.blogspot.jp/2012/08/blog-post_19.html
昨年の晩夏、庵さんからいただいた梨がモチーフ。



「With Tea」

この作品は今回唯一の旧作。前回の個展で販売したポストカードの原画です。
今回はこのときのポストカードを、東日本大震災復興支援のための募金にご協力くださった方たちへ、ささやかなお礼として差し上げました。

募金総額、6,925円。 
小さなポスカですが、ほんのちょっぴりなりとお役に立てて嬉しいです。
この場をお借りして、みなさまのあたたかい善意とご協力に感謝申し上げます!!
責任持って然るべきところへ送金させていただきますね。



さてさて、これで出品作品全25点、すべてご紹介させていただきました。

最終回となる次回は、ご来場下さった皆さんとの楽しいショットや交流の記録、個展を終えての感想等を綴ってみようと思います...。

...ラスト1日にも、ぜひお付き合いを...(^_-)-☆

2013年7月15日月曜日

まい個展レポート④

しばらく時間が空いてしまいましたが、「まい小展」レポートの続きにお付き合いくださいましね。
m(__)m

今日は、エントランスホール付近の壁の作品などを。


お店に入るとまず正面に、このお洒落なアンティーク調のカウンターがあります。
ここには、ごあいさつ文やフライヤー(案内状)の原画、みなさんから頂いたお花などを飾らせていただきました。

写真撮影時の関係でここにはお花がひとつしか写っていませんが、実際には頂戴したお花、みんな飾らせていただきました♪
H先生の奥様・T子さん、Fさんご夫妻、あずきさん、ゆうこちゃん...会場に”はな”を添えて下さって、本当にありがとうございました!


スポットの両ウイングに飾ったのは、この2枚。

「食べずに、読んでね(笑)。」

「カラフル☆ジェネレーション」

続いては、正面向かって右手の壁面。こんな感じに展示してみましたが...



「昭和なカップル」

「春空に誘われて...!」
庵のご主人が気に入ってくださいました。嬉しかったな♪

「悪女の条件。」

そしてここは、いわば私の”庵内秘密基地”(笑)。


入口にいちばん近い窓際の、ポツンと孤立した一画。
個展期間中特別に貸していただいていた、お気に入りの場所です。
ひがな大好きなこの場所で美味しいお茶をいただいたり、絵をかいたり...。幸せの日向席♪ 

独立した感のあるここの壁にはアクの強い、この子たち。独自の世界を創ってくれました(笑)。


「う」 (「うなぎ」と「どぜう」の2連作)   

オリジナルは4連作でした。文章と展示の関係から、2枚に凝縮。
お気に入りです♪

今日ご紹介した作品たちは、結構大胆に手を加えたものが多いです。
見比べたりしながら、遊んでみてくださいね(笑)。

では...
次回は、テーブルに飾ったこまごまちゃんたちです♪

2013年7月14日日曜日

日曜小美術館55・「ともだちがげんきなかったら...。」

大好きな友達が元気なかったら、私も元気なくなってしまう。

いつも元気なあの子から、元気をいっぱいもらっているから。

...けど、最近ふと思う。
あぁ、わたしは、ずいぶん残酷ではなかったかと。

「がんばってね!」とか、「元気だそうよ!」とかが口癖だけど、
その言葉の裏側には、
”私に元気を頂戴ね”とか、”弱いあなたを見たくないから”とかいう、
エゴイスティックな気持ちが、混じっているような...気もして。

うんと小さな子供のころは、どうだっただろう。
元気なくしている友達に、どんな言葉をかけてただろう。

たぶん...
そんなときにかける言葉すら知らなくて、なす術もなくて、途方に暮れて、
唯、ずっと、となりにいただけ...そんなイメージ。




それは時に、どんな言葉もこえるエール。
...つか、こんなとき、エールなんて、邪魔。

だからね、今、ともだちがげんきなかったら、心の中でそっと、こう云ってあげたい。
「疲れているなら、思いっきり疲れ果てて、泥のように眠っていていいよ。」
「悲しかったら、めちゃくちゃになるまで泣きまくればいいよ。」

...それでね、それでね、
自然に元気が戻ってくるまで、いつもの空き地で、ずっと待ってるから。

そのときはまた、ばかみたいに笑いながら、思いっきり遊ぼうね!!

2013年7月8日月曜日

Love ♡ love

ついさっき、大好きなH先生 http://takahashimaiko.blogspot.jp/2012/04/happy-birthday.html 
に戴いた、”愛”。

折り紙でつくったハートちゃん...なんとお可愛らしい!!


ナゼか私が疲れているときに、絶好のタイミングで元気づけてくれるから、不思議...。

ありがとうございました!明日からまた、頑張れそうです(^v^)!

今週はちょっと忙しくなります。
明日からしばしお出かけしますが、
来週からまた「まい小展レポート」の続きを綴ってゆきますので、よろしかったらお時間ある時にちょこちょこと覗いてみてくださいね。

ではでは...

ハードスケジュール、”愛”で乗り切りたいと思います♡


2013年7月7日日曜日

日曜小美術館54・「肩触れあうも...inかっぱ橋。」

昨日は、かっぱ橋本通りで開催されている「第26回・下町七夕まつり」を楽しんできました!

急に真夏の暑さとなった東京でしたが、37度の炎天下の下、誰もかれも、なんと活気に満ち溢れ、楽しそうであったことか!
真正面にスカイツリーを臨む絶好のロケーション・かっぱ橋本通りは、竹下通りかと見まがうほど(笑)の人・人・人!

わたし、砂煙ならぬ”人煙”というものをはじめて見ました!ストリートの遠方にゆらゆらと、白い雲のようなものが...あれは、単なる水蒸気なのか、はたまた人々の熱気、なのでしょうか...

「袖振り合うも多生の縁」という言葉がありますが、かっぱ橋では、”肩触れ合う”も、また然り。
殺伐とした都心の雑踏で肩と肩がぶつかるとキッと睨まれてしまいますが、ここではむしろ笑顔でご挨拶、お喋りのきっかけにさえなってしまうのだから、本当に嬉しくなっちゃう(^v^)

あったかいなぁ...やっぱり、下町大好きです!


かっぱ橋だけに(?)屋台できゅうりの一本漬けを2本も食べてしまいました。
灼熱の下、ひんやりとしょっぱいきゅうりはめちゃめちゃおいしくて人目も気にせずバリバリいってしまったけど、後から考えたら...いい歳こいた女子がひとり、ぶらぶら歩きながらきゅうりを頬張ってるって...みっともなかったですね...(笑)。

失礼しました☆

2013年7月4日木曜日

まい小展レポート③

1日空いてしまいましたが、レポート③です。

出窓と、カウンターの作品でしたね。

まずは、おなじみのこちら。案内状や告知などに使用した作品。
いたづら描きをしていたら、手が勝手に動いて(笑)数分で仕上げたという珍しい一品です。


「フライヤー原画」

続いては、キッチンカウンターにただひとり乗せてもらった、ラッキーな子♪


「孫娘。」
オリジナルはこちら→   http://takahashimaiko.blogspot.jp/2012/12/26.html

以下は、客席側の出窓にちょこん、ちょこんと飾っていただいた作品たち。
おひさまが程良くあたって、アクリルの額がきらきらきれいに映えた、いいポジションを獲得した子たち。...その分、付着したホコリもやや目立っててしまいましたが...(笑)。


「まいこうもり」


「命の水」   


「おいしい困ったちゃん」 


「1万円+24時間」


「生まれ変わったら?」



...と、こんな感じです。

オリジナルとはずいぶん違っているものもあったり、自分で振り返ってみても、ちょっとオモシロいです(笑)。
どれも、この1年以内の「日曜小美術館」に載せたものなのですからそんなに前のことではないというのに、妙になつかしかったり...。不思議な感覚です。
私自身も日々、変化しているということなのでしょう。


 今週末から来週にかけて、公私ともにちょっと忙しい日々が続くため少し間が空いてしまうかもしれませんが、レポートまだまだ続きますので、お付き合いくださいね♪

ではでは!

2013年7月2日火曜日

まい小展レポート②

昨日に引き続き、レポート第2弾です。

今回の個展では、初めてイラスト+文章というスタイルをとりました。
このブログ内、毎週日曜日に設けている「日曜小美術館」というコーナーに掲載した作品と拙いエッセイ(...と呼んでいいのかな(笑)?)に手を加え、リニューアルしたものたちです。

殆どの作品は原画をもとに新たに描き直しましたが、数点、原画の風合いを大切にしたくて、そのまま出品したものもあります。
ブログに掲載していたものとのちょっとした違いを、楽しみながら探してみてください^^。
そして、ずいぶん頭をひねって(笑)頑張ったことのひとつが、イラストの背景に置いた色紙とのコーディネート。そのへんのところも見ていただけると、とても嬉しく思います。

作品は単独で存在しているわけではなく、額装や展示方法によって大きく表情を変え、また、その空間とどう調和しているか...というところまで含めて「作品」なのだと、苦戦しながら学んだことも大きな収穫でした。



さぁ...どれからいこうかな。25点のちびっこたち、わたしにとってはみんな秘蔵っ子です(笑)。

トップバッターは、この子!


「だるまさんは、転ばない!」
オリジナルはこちら→ http://takahashimaiko.blogspot.jp/2013/01/29.html 


壁に展示したものについてはこんな風に、テグスでイラストの下に文章パネルをつりさげてみました。


「ギリギリな子。」 
http://takahashimaiko.blogspot.jp/2013/01/31.html  


「がんばれ~、ニッポン!」  
http://takahashimaiko.blogspot.jp/2012/08/blog-post_8.html


「はにわのお馬」    
http://takahashimaiko.blogspot.jp/2013/04/43.html



「ダブルスコアの成人式」    

そういえば偶然ですが、客席側の壁に飾ったこれらの作品は、私自身が気に入って非売品とした「ダブルスコアの...」以外は、おかげさまで素敵な里親さまたちにお買い上げいただき、それぞれに引き取られて行きました...幸せな子たちです!
みな新しいお家で、かわいがっていただいていることでしょう...本当に本当に、嬉しいことです。



...次回は、出窓&カウンターに飾った作品を紹介させていただきますね♪



追記:今日、個展にいらしてくださった方に町でお声をかけていただきました。
     嬉しかったなぁ...\(~o~)/
    作品展を通じて新たな出逢いや交流が生まれることは、何よりの喜びですもの!
  

2013年7月1日月曜日

「まい小展レポート①」

月も変わり、気持ちも引き締まりました。

「まい小展」終了からはや半月(!)、充電までにだいぶ時間がかかってしまいましたがm(__)m、今日からお約束通り、個展の様子を少しずつアップしてゆきたいと思います。

遠くにお住まいだったり、ご多忙だったりとそれぞれの事情で残念ながらお来しいただけなかったみなさんにも、ちょこっと楽しんでいただけたら...また、会場のわきあいあいとした楽しい空気感を身近に感じていただけたら...本当に、嬉しく思います。

今回は、
①作品・個展会場の風景・ご来場いただいたみなさんとの交流の記録を残しておきたかったこと。
②仕事用のきちんとしたポートフォリオ(作品ファイル)を作成したかったこと。
という2つの理由で、6月8日、6月13日の2日間にわたりプロのカメラマンさんに撮影していただきました。

以下、掲載写真は全て【鈴木真一朗】氏の撮影によるものです。

素敵なお写真はもちろんのこと、当初は1日だけのお約束であったところを貴重なお時間をさいていただき最終日にもお付き合いくださったこと、またあたたかく気さくなお人柄で会場を楽しく盛り上げて下さったことにも、この場をお借りしてこころより感謝申し上げます。ありがとうございました!



さてさて、まずは会場の様子から。

会場は、お馴染みの「紅茶の店・庵」さん。http://www16.ocn.ne.jp/~ihori/
京成電鉄「志津」駅のほど近くに、ひっそりと佇んでいます。


このちいさな可愛らしい看板が、目印。





店内はこんな風。
ゆったりと落ち着いていて、なんともよい雰囲気でしょう?
シンプルさとあたたかみが絶妙に調和しているこの空間を、10年来、わたしは愛してやみません。

こんな素敵なお店で個展をさせていただけて、本当に本当に幸せです!

今回は、店内の壁を中心に、入口付近のテーブル、出窓、カウンター等にもこまごまと...
合計25点の小品を飾らせていただきました。




どの作品を、どの場所に飾ると、それぞれの作品が活きるだろう?
全体を見渡した時のバランスは?イラストと、文章パネルとの位置関係は?

お店の雰囲気をなるだけ壊さないように...ゆっくりお茶を飲みにいらしているお客様のおじゃまにならないように...ということへの配慮も大切。

う~ん、会場設営って、本当に難しい。

搬入にあたっては、センス抜群の友人・ゆうこちゃんに大変お世話になりました。
コーディネーターとしてアドヴァイスだけしてもらうつもりで来ていただいたのに、結局肉体労働までさせてしまって^_^;...いつもながらの厚い友情に、感謝です。

おかげさまで、ちゃんと初日を迎えることができました(笑)!

さぁ、明日からはいよいよ、ひとつひとつの作品を紹介してゆきますね。
点数多いので、何日かに分けて...

お時間のあるときに、お茶でも片手にのんびりお付き合いいただければ、嬉しいです♪