2014年12月7日日曜日

日曜小美術館・114・印象出来な小ワザ

ちかごろ、寝不足がたたって、ところかまわず居眠りをしてしいます(笑)。

喫茶店。図書館。駅のベンチ(おっちゃんか?!)。トイレ(!!)
とにかくどこでもグ~グ~グ~...。

居眠り場として最適なのは、やはりなんといっても電車。もう、座った瞬間に、”コトン”。

そんなわけで、最近は電車の中でのお洒落さん探しが出来ないのが、悩みの種なのですが...

つい昨日、ラッキーなことにとてもスタイリッシュなお嬢さんが、まん前に座ってくれました。

「あぁ~、よかった!明日の小美術館のネタが拾えたぞ...」
...と思いつつ、またまた強烈な睡魔に襲われ、そのまま眠りに引きずりこまれ...

目が覚めた時には、お嬢さんはすでにおらず、
わたしの記憶も...ぶっとんでしまってた(T0T)!!

彼女がどんな服装をしていたのか、どうしても思い出せなのですが、
眠りに落ち込む前のかすかな記憶バンクに残っていたのは...


スマホを操る指に施されたネイルの人差し指だけが、
ルージュと同色のとても綺麗なピンクベージュだったこと。

...たかがネイルのひと色で
強烈な睡魔にもまさる
強烈な印象を残したお洒落の小ワザに...

拍手・喝采!!

わたしもねぼけてばかりいないで、
お洒落スイッチ、入れ直さなきゃ ^_^; (笑)☆

2014年11月30日日曜日

日曜小美術館113.”ごめんなさい”と、”ふわふわぷれぜんと”。

今日は、11月最後の日。
明日からはもう、師走...ですね。

まず、ひとつお詫びが。

今年のはじめに毎月最終週のこのコーナーで動物画を発表し、最終的に来年のカレンダーにまとめるという抱負を掲げたのですが、大変申し訳ないことに商品化の企画がなかなか進まず、1月始まりのカレンダーを作る希望はかないませんでした。
ひとえに私の力不足で...お約束が守れず、本当にごめんなさい。
引き続き、4月始まりのカレンダーとして、交渉中です。
実現の折には、あらためてここで発表させていただきますね。
よいご報告が出来るとよいのですが...!


ところで、みなさん...年賀状のご用意は、いかほどすすんでいらっしゃいますか?
わたしは子供のころから、宿題も年賀状書きも、ぎりぎりになって泣きながらやるタイプ(笑)。

なんでも早めにすませておくしっかり者タイプのきちんとさんには、もう時すでに遅しかもしれませんが(笑)、カレンダーのお詫びもかねてきょうはこころばかりの、ささやかなぷれぜんと。


ふわふわの...

くろひつじさんと、



しろひつじさん。



単独で使うもよし、2匹を組み合わせるもよし、好きな色を塗るもよし、写真と合成するもよし...
アイディア次第、自由発想で楽しい年賀状を作って遊んでいただけたら嬉しいな♪

ちなみに私も今年は、このくろしろひつじさんをベースに何種類か作ってみるつもり^^。
同じ素材でそれぞれの個性を発揮した面白い年賀状たちができたら...と思うと

なんか、わくわく(笑)☆

自由にダウンロードしてご活用下さい。
(営利目的および反社会的な目的での使用は堅くお断りいたします。作品は、著作権により保護されています。)

2014年11月23日日曜日

日曜小美術館112・「街笑(まちわら)」ぬりえ、始動!

イメージキャラクタ―を担当させていただいている千葉県成田市公津の杜にて進行中の
プロジェクト、「街笑(まちわら)」。http://takahashimaiko.blogspot.jp/2013/12/77.html

活動の一環として、加盟店で無料配布しているぬりえを、
千葉県の情報誌「ぐるっと千葉」12月号に取り上げてていただくことが出来ました!




そのぬりえたちが、こちら↓の3点。


A ひとびとぬりえ(配布店:久呂麦(日本そば・成田市飯田町133-8 ☎0476-28-5110))



B どうぶつぬりえ配布店:スガCOFFEE(珈琲・成田市橋賀台1-45-2-C ☎0476-37-5450)



C とりぬりえ Calm (カルム) (ガーデニング&雑貨・成田市公津の杜1-1-16 ☎0476-28-7659)



各店には素敵な木箱があり、店主さんから鍵をお借りして箱を開くと、ぬりえがもらえる...
という、わくわくな演出。
箱の中には色鉛筆も用意してあるので、その場で早速楽しむことも可能です!

街笑は、日々のちょこっとした”楽しい”や”わくわく”、そして笑顔をみんなで分け合いたいね、
というシンプルな気持ちから生まれたプロジェクト。

笑顔のちからで人と人、街と街をつないで...日本中を元気に出来たらいいな。
そのためにいま、なにができるかな。...と模索しながら、手探りで進行中!


ぬりえは、理屈ぬきに誰でも楽しめる、そして案外熱中すると頭がすっからかんになって(笑)、
とってもリラックス効果のあるアソビ。

それぞれ、各店のイメージ近いものを描いてみました。
図柄が少々複雑なのは、こどももおとなも一緒になって楽しんで欲しい...
という願いを込めたから。

家庭で、学校で、介護施設で...お喋りしながら楽しくぬりぬり♪
コミュニケーションツールの1つとしてお役にたてたら、本当に嬉しいと思うのです^^


そこで!

メンバーで話し合った結果、このぬりえたち、
みなさんにもプレゼントさせていただこうということになりました。

商業目的での使用は不可ですが(これに関しては、皆様の良心を信頼致します。)、
個人・学校・各種施設・サークル等で楽しんでいただければ、幸いです。

ご自由にダウンロードしていただいてO.Kですが、団体さまの場合、
今後の参考のためにお問い合わせフォームhttp://takahashimaiko.web.fc2.com/sayhello.html
よりご一報いただければ、なお嬉しく思います。


ではでは...
笑顔をひろげるお手伝い、どうぞよろしくお願いいたします\(~o~)/!




2014年11月16日日曜日

日曜小美術館111・「モノ」の表情

今月号の月刊浅草「まい子のぶらり散策」では、バッグと皮小物の専門店、「ANDRE」さんを取材させていただきました。

全てのバッグがオーナーデザイナーによるデザイン・職人さんの手仕事による「1点モノ」という、素晴らしいお店です。

今週の作品は、この記事のために描いた、バッグのイラスト。


「モノ」は目鼻がないぶん、表情を出すのがとっても難しい。
でもね、表情をもっていないわけでは、もちろんありません。
ポーカーフェイスではあるけれど(笑)、じっくりと向き合えば、どのコも実に豊かな個性を覗かせてくれるのですよ。

作り手の魂がばっちり入ったバッグたち、たくさんのことを語ってくれています。
描いていて、本当に楽しかった^^!



ANDREさん、昨日より開店2周年の特別セールを開催中!

そして11月の浅草の目玉は、何といっても酉の市。二の酉は22日ですから、「月刊浅草 11月号」を片手に、秋の行楽がてら浅草さんぽを楽しんでいただけたら、こんなに嬉しいことはありません♪




「ANDRE」ホームページ
http://www.andre-shop.com/

2014年11月13日木曜日

ことばのおすそわけ。

ゆうべ読んだ本の中ですてきなことばに出逢ったので、
みなさまにもおすそわけ...^^♪

”自分自身であれ。
他の人はもうみんな
埋まっているから。”


劇作家 オスカー・ワイルド

2014年11月10日月曜日

日曜小美術館110・い~い湯だな♪

レギュラーで描かせていただいている、ある会報の表紙イラスト。
昨年はちょっぴりメルヘンチックなモチーフでしたが、
http://takahashimaiko.blogspot.jp/2013/10/66.html
今年は180度ひっくり返って、おじさんチック(笑)。


銭湯です!

個人的な作品であればもっとはじけてしまいたかったのですが、
これはあくまでも公共のお仕事用に描いたものですから、悪戯は極力ひかえました(笑)。
そうはいってもやはりこういうファニーな世界は、描き手としては楽しいものです♪

いつも自由に描かせていただいて、ありがとうございますm(__)m。


銭湯とか...
こういう昭和のにおいが漂うモノ、描き残してゆきたいですね。
...というか、描き残さなくてもいいように、ずっと消滅しないでいただきたい!

番台も、脱衣所で売ってるビン入り牛乳も、
浴場の富士山の画も、”ケロリン”のイエローな洗面器も...

そして
そこに集うひとびとの、あたたかい笑顔の交流も^^。


追伸:一日遅れのアップとなってしまい、ゴメンナサイ!
今月のごあいさつも更新いたしました。
覗いてみて下さいね♪http://takahashimaiko.web.fc2.com/



2014年11月2日日曜日

日曜小美術館109・和のおしゃれへの目覚め。

あるお仕事で和装の女性を描いているのですが、これが思った以上に難関(笑)。

先週からずっと描いているんだけれど...
どうしても、納得いくモノが描けない(>_<)!


思えばジンセイできちんと着物を着たのは、七五三と短大の卒業式の、たった2回だけ(笑)。

やはり、”自分の引き出し”のなかにないものは、引っ張り出しようがないということかな。いくら描いてみても、はんなりとした雰囲気や独特の色気のようなものが、表現できないのです。
うっ...口惜し!


和服文化の奥深さに、あらためて敬服しています。

日本人は万事控えめな気質。
良くも悪くもそれがお洒落の面でも表れていて、どちらかというと保守的で地味め...
と思っていたけれど、どうしてどうして!
着物の着こなしにおける遊び心、大胆な色や模様の合わせ方、シャレの効いた小物づかいなどの超・自由発想には、目からうろこの連続☆


古きを温め、新しきを知る。

日本古来のおしゃれの良さを研究してみたいなって気持ちが、ふつふつと湧いてきました。

そして...
自然と和の雰囲気を纏った素敵なイラスト、描けるようになりた~い!!


いまのところ、艶っぽさには程遠いなぁ...(笑)








2014年10月26日日曜日

日曜小美術館118・ai の3連打

今日の動物画はちょっと趣向を変えて、いつもとは別のシリーズ。


クインシー・ジョーンズの「ai no corrida」という曲を、ご存じでしょうか?

わたしは身体が凝り固まると仕事の合間にでたらめに踊るのですが、
(踊っている姿は、想像しないでくださいね...笑)
ダンスナンバーのCDに入っているこの曲のタイトルが、常々気になっていました。

何語?!

調べてみると意外にも、ai no は、日本語の”愛の”だったのです。
大島渚監督の「愛のコリーダ」という映画からインスピレーションを受けて生まれた曲だとか。

わたしがこの曲からインスピレーションを受けて生まれたのが、今日の3作品。

「ai とは、只そこに居ること。」



「ai とは、ご機嫌であること。」



「ai とは、考え抜くこと。」

 IKEA で購入したマグネットつきのミニ額3点セットにちょうどぴったりはまりました^^。

冷蔵庫の扉などに、ぺたんと貼り付けられます。


aiのテーマはもうおなかいっぱいですが(笑)、
このIKEAのミニ額シリーズは、震災チャリティー用に
いろんなモチーフで描きため、そのうち展示販売など、考えております!

2014年10月21日火曜日

めぐろけいこ展のお知らせ。

この場を借りて、知人の個展開催のお知らせです。

めぐろけいこさんは、父のいとこの画家さん。
幼いころ、いとこ同士仲良く絵を習いに行ったものの、父はネズミの落書きしか描けないままたった半年で辞めてしまい、一方のけいこさんは、プロの画家にまでなってしまったそうです(笑)。

とても幻想的・情熱的で素敵な油絵です。
今回、残念ながらご本人は闘病中につき在廊出来ないのですが、病をおして懸命に描いた作品だけに、沢山の方に観ていただけたら大変嬉しく思います。

秋の銀ブラ、素敵です♪
お近くにお立ち寄りの方、ちょこっと足を延ばしていただけたら幸いです^^。





本日より26日まで。
銀座8丁目のGallery美庵にて...。


どうぞよろしくお願いいたしますm(__)m。

2014年10月19日日曜日

日曜小美術館117・さかさまクグロフ

本日のモチーフは、友人のあずきさんがはるか九州から
冷凍便で送ってくれた手作りケーキ、「栗のクグロフ」

折に触れ送ってくれる、心のこもったおやつたち。
優しいあずきさんのひとがらそのまんまの、あったかい味。

不思議といつもわたしがつかれている時や凹んでいるときに
まるで励ましてくれるように届くスゥイーツたちに、いっぱい元気をもらいます。

甘さ控え目で洋酒の効いたシンプルで大人な味が、秋らしい気分をくれました。

あずきさん、本当にありがとう!!

あずき作・栗のクグロフ

ところで...
お菓子作りをされるかたは、この絵をみて、”なぬ?!”...と思ったことでしょう(笑)。

そう。クグロフというのは、斜めにねじりの入った王冠のような独特のカタチが美しいケーキ。
この絵ではおしりが上になっています。逆さまなのですね。

間違って描いちまった...わけではないのですよ(笑)。
おしりの、膨れ上がって型からすこしはみ出し、割れ目や焦げ目がついたところが
モチーフとしてはとても魅力的で、いちばん描きたい部分だったのです。


余談ですが(笑)

人間も

型にはまれずちょこっとはみだしてたり
ちっちゃな傷がぴしぴしついてたり
いろんな汚れがぺたぺたあったり...

そんなひとこそ味があって...より魅力的な気がします^^

2014年10月16日木曜日

こだわり

「こだわりが自分ではあまりないと思っているので、流れのまま生きていこうと。
強引に自分の思いを通すのではなく、受け入れて、それをやってみて決めるというスタンスだけは、そこだけは自分の中で常々あって。
人からいろんなものを吸収しようという思いが常にあって、競技生活をやってきたのかなと思います。
あと演技では独りよがりの演技をするのではなく、コミュニケーションを大事にして、1つになるということを心掛けてきたかな。
2つぐらいです。それも、こだわりというより自然に。自分の性格からやってきたのかなと思うんですけど。」

~フィギュアスケート・高橋大輔選手の引退に際しての言葉からの抜粋~

素敵なこだわりだと思いました。
自然と、そのこだわり通りの演技で、たくさんの感動を、学びを与えてくれました。

わたしも自然とそんな感じで、生きてゆきたいな。

2014年10月15日水曜日

コドクのじかん

誰も居ず 音もなく

ただ黙々と仕事と向き合っている時間は

最高にシアワセで
最高にサミシイなと

最近すごく思うのです

もちょっと若かりし(笑)頃は
サミシイなんてことはあまり思わなかった

コドクってなんぞやと思っていた


その昔
疎遠になってしまったお友達がいたのだけれど

今になってその子の気持ちが...やっとわかる気がするのです

わたしはナニゴトも、ヒトより10年ぐらい遅いから
コドクを知るにも時間がかかったのかな(笑)

あの頃、あの子に必要だったのは、

単なる時間ではなくて
”独りの時間”だったんだ

ともだちと遊んで寂しさを紛らわせることなく
自分と、そして大切なことと、
真摯に向き合い、闘わなくてはいけなかったんだね
そういう季節だったんだね、きっと


いまのサミシさ
いまのコドク

ともだちとお喋りして紛らわせられたら楽だろうけれど

それをしてたら前には進めない気がして

だから、

もう少し
もうチョット

独りで頑張ってみるよ。

こんな季節も、ジンセイのうちできっと、めちゃ大切な、
ふりかえればとても幸せな、

1頁に違いないのだから




2014年10月12日日曜日

日曜小美術館116・姫君たちの生きざま。

渡辺淳一著・「源氏に愛された女たち」というエッセイを読みました。
苦手な作家さんですが(笑)、このテーマに、つい惹かれました。

わたしが源氏物語に心魅かれる一番の理由は、
源氏をめぐる女性たちの十人十色の生きざまが、実に沢山のことを教えてくれるから。

源氏物語に関するエッセイは数多く書かれていますが、面白いなと思うのは、
人によっていかようにも読み解ける、姫君達の人物像の違い。

たとえば、

夕顔の君。
はかなげな少女のようなこの姫君を、
渡辺氏は”男性に誘われるままに流されるだけの、意志のない性格”と分析していますが、
わたしにはむしろ、自己主張こそないけれど、自分の意思でしっかり先を見据えて
行動していた(結論としては、早逝してしまうのですが)芯は強い女性のように思える。

玉蔓の君。
エッセイ中では”数奇な運命に翻弄されるままに生きた女性”として書かれているけれど、
見方を変えれば、どんな運命も前向きに受け入れ与えられた場所で幸せになろうと努力し、
しなやかに人生を切り開いていった、実にカッコイイひと。


こんな風に考えてゆくと
ひとの魅力というのはじつにバラエティーに富んでいるし、
また、
受け取り手の個性によってもまったく違う発見があるのですね。

それゆえに
没個性なひとなどこの世にひとりもいない。
誰もがチャーミングで、素敵な存在なのです。




わたしの理想は...そうだな、

玉蔓のように前向きに
花散里のように優しく
末摘花のようにピュアに
朧月夜のように正直に
明石の上のように謙虚に
紫の上のように凛と美しく

う~んと欲張っていいトコどりして(笑)、
素敵なレディに成長してゆけたら...いいなぁ...なんてね☆



2014年10月6日月曜日

デビュー( どきどき...(+o+)!)

3年越しの念願叶い


ついにタウン誌「月刊浅草」に
連載を持たせていただけることとなりました\(~o~)/!




「まい子のぶらり散策」というタイトルを頂き、
恐縮しつつも感謝感激です。

新まい記者・まい子ですが
たくさんたくさん勉強して伝統ある「月刊浅草」の名を汚さぬ良い記事を書けるよう、
またこのお仕事を通して自分自身も成長してゆけるよう、
精一杯頑張らせて頂きたいと思います。


月初めには加盟店にて無料配布しています。
浅草に遊びにゆく機会がありましたら、お店のレジ付近を探してみて下さいね。

年間購読も可能です。
ご希望ございましたら「まい小部屋」はじめのページの”お問い合わせ”
ボタンをぽちしてご連絡くださいませ♪

魅力あふれる浅草のまちに興味をもっていただけるひとつのきっかけとなれたら...
何より嬉しく思います^^。

2014年10月5日日曜日

日曜小美術館115・シャツの型と、気分。

「おはよう~」と、
自室から階下に降りてきたときの、わたしの服装。


ほんとにこんな感じ(笑)・・・
コットンシャツ+ブラックジーンズ。


朝食後、あらためて”きょうのシャツ”を決めます。

”え?だって、お家でお仕事でしょ?別にそのままでいいじゃん。”
...ですって?!

違うんだな、これが!
けっこう大事なことなんだな、ここからが(笑)!

大切なのは、今日の仕事の内容と、気分をマッチさせること。
そう、気分を”アゲる”んです。

そこで一役買ってくれるのが、シャツの”型”。

コットンシャツ+ブラックジーンズという基本はかわらなくても、
シャツのカタチによって、気分は七変化するのですよ。

たとえば...

パソコンワーク中心の日はやる気がでるよう、
きっちり感のあるカタチ。午後から打ち合わせ
の時にもボトムスだけ変えればお出かけ対応♪

ほのぼのしたイラストを描く日は、
やさしい気持ちになれるシャツ・ワンピース。
”ゆる気分”になりすぎないよう(笑)、
とも布の紐ベルトできゅとウエストマーク☆   
連日仕事ばかりでお洒落心が萎え、
おやじモードに突入することを防ぐため(笑)、
ときにはパフスリーブなんぞ着てみたり。
女子的ココロが蘇る?!


居職はモチベーションを保つのがなかなかに難しいですから、
こんな小さな工夫を楽しむことで、
なんとか毎日を乗り切っています(笑)。ファッションの力って、本当にありがたい!

ちなみに、なぜボトムスがブラックジーンズなのか。
それは...

かなり頻繁に、絵具や絵筆を落っことすからです。コーヒー・紅茶もこぼします(笑)。

試行錯誤の結果、各種シミがいちばん目立たないのが、
少し色褪せてグレイがかったブラックジーンズだった...というわけ...^_^;



2014年9月28日日曜日

日曜小美術館114・上野の主は...?

昨日、久しぶりに上野公園に行ってきました。

上野は大人になってからもなにかと馴染みの場所ですが、
子供の頃のお気に入りプレイスは、なんといっても動物園!

母の実家を訪れるたび、おじが何度となく連れて行ってくれた、なつかしい場所です。

どちらかというと無口でぶっきらぼうだったけれど、とても優しく動物好きだったおじ。
言葉少なにずんずん歩きながらも(笑)、すべての動物の前で立ち止まっては
ぼそっ、ぼそっと解説してくれるのが、本当に大好きだった...幸せな思い出。

きょうの1枚は、ストレートに上野動物園のアイドル、パンダさん。
...と、”上野の裏番長”(!?)ハトさん。

「にんきものでいいなぁ、きみ。おいらきらわれものさ」

「ぼくしょせん、きゃくよせぱんださ。きみこそいいなぁ、つばさがあって」

「...おたがい、がんばりますか!」

動物園前の広場を傍若無人に飛び交う無数(恐怖を感じるくらいいっぱいいるぞ!)
のハトさんこそ、実はここの主なのではないか...といつも思ってしまう私(笑)。

かわいい、かわいいいと言われながらも檻の中でいつもアンニュイな表情のパンダさんと、
ウルサい、ウザいと嫌われながらも(笑)、自由気ままにのびのびしているハトさん。

どちらもそれぞれ、懸命に生きてることは確かです。

動物から学ぶことっていっぱいあるんだよ。
それが、おじから幼いわたしへの、メッセージだったのかな?


2014年9月23日火曜日

日曜小美術館111・"ベスト"マッチング

今はいわゆる”季節の変わり目”。
昨日と今日で気温が5度も10度もちがう...なんてことも。

こんな時、何着りゃいいんだ?
とは、誰もが抱えるおしゃれの難題。

でも逆に、
こんな時しか着れないものもありますから、今がチャンス☆
とばかり旬の短いアクセント的アイテムを思い切って買い足してみると、
オシャレ度がワンランクアップするかも知れませんね。


この男性は、案外と着こなしが難しいベストを
日常着の中にとても上手にとり入れていました。




素材は綿かな?身体の動きに合わせて、
下がり端になった前身頃がひらひら揺れて、いい感じ。

そんなに気張っておしゃれしているようにも見えなくて、
ちょっとそこまでタバコを買いに~♪というような風情なのですが、
生来の感覚がよいひとなのでしょうか?
アイテム同志のバランス、シルエット、肌や髪の色まで、とても自然...
文字通り、”ベスト”マッチ。

ベストは、あってもなくても良いアイテム。
このひとの場合、なかったとしてもじゅうぶんおしゃれ。
でも、あることによって、素敵が何倍にも増幅!

...そんなアイテム、この秋1枚、ワードローブにプラスしてみたくなりました^^。




2014年9月22日月曜日

日曜小美術館112・「セクシー・ダイナマイツ!」

今朝、つづら(...と呼んでいるのは、過去の作品の保管箱。)を開いてみたら、
懐かしい作品のコピーが出てきまして。

すると折も折、開催中のアジア大会でシンクロナイズドスイミング、銀メダル獲得のニュース!

で、今日の1枚は急きょ変更、これにしてみました!

「セクシー・ダイナマイツ!」

実に15年以上も前、人生初個展のときに出品した、問題作です(笑)。


それにしても過去の作品を観ることは、かなり恥ずかしくもありますが、お勉強にもなります。

当時は、筆がノってくると細かいところに”微妙なモノ”をこれでもかと描きこんで止まらなくなってしまうという、今考えると多分に毒っ気もはらんでいた作風だった...ような(笑)。

絵を描き始めたばかりの二十歳そこそこの小娘はまさに傍若無人、
ただ自分だけが楽しんでいて観る者の立場に立つなどという発想はみじんもない!

妙齢のおばちゃんたちにシンクロをしていただくという題材そのものがまず恐れ多い(笑)。
お化粧がすっかりおちてあらわになった極薄まゆ毛、脇のぼつぼつ(きゃ~、ゴメンナサイっ!!)、首筋に貼ったエレキバン、腕には当時流行っていた健康ブレスレット”ライマ”...

目を覆いたくなるような、ある意味”暴力描写”...!?

反面、

おばちゃんたちの表情が、本当にいきいきと楽しそうなのは、
おそらく当時の私自身が幼子のように、描くことを唯々純粋に楽しんでいるせい。

そして、8人の肌の色や髪型や体型を個性に合わせて描き分けたり、
ペディキュアをしている人、ネックレスをしている人、ウォータープルーフの口紅をしている人
...など、小さな自己主張を持たせてみたりと...

いつもばたばたしている今現在のわたしには到底できていない、じっくり時間をかけた
丁寧な描き込みがなされていることについては、素直に拍手を送りたくなります。


こうしてあらためて昔の作品=昔の自分と向き合うことが出来るのも、
なんだかんだ苦戦しながらも(笑)、知らずのうちに、日々成長しているからなのですよね。

歳くったけど(笑)、
積み重ねてきたものがあるって、
振り返ることのできる過去が出来たって、

幸せなことなんだなって

思いました^^。


追伸:この原画は数年前、オーダーメイドで中高年の方に水着を作る
お仕事をはじめた友人のところへ里子に行き、可愛がってもらっています。




2014年9月21日日曜日

日曜小美術館113目指せ、「・ホンモノのプロ」☆

ここ数週間というもの、あまりの忙しさにブログが手つかずになってしまい、申し訳ありませんでした。遊びに来てくださっていた皆さま、無断休業、本当にごめんなさい!!

日曜小美術館も2週間分溜まってしまいましたから、逆走になってしまいますが今日から3日連続、113、112、111と掲載させていただきますね。


先週は、タウン誌の取材のお仕事にかかりっきりでした。
その記事のために描いたイラストは、”ラインダンス”。

2パターン描きました。

当初はダンサーさんたちのスレンダーな体型をそのままデザイン化したパターンを考えていたのですが、スペースと縮尺比の関係から紙面上に今一つ映えなかっため、後から描いた少し寸詰まりでむちむちっとした体型(笑)のほうを提出しました。

”むっちりさん”掲載予定のタウン誌については、後日あらためてご報告させていただくとして、

今日の1枚は、行き場を失ってしまった(笑)、”スレンダーさん”。





お稽古を見学させていただいて、その美しさ、華やかさ、楽しさにすっかり魅了されてしまった私...。

スタッフさん談:
「どの子もみんなプロ意識があるから、たとえどんなに具合が悪くてもイタ(舞台)に上がればそれを感じさせないパフォーマンスをするけれど、舞台がすべて終わってホッとしたとたん、熱を出しちゃうようなこともある。...でも、ホンモノのプロは、あとほんの少し、余力を残しておかないとね(笑)。」

なるほど。深いひとこと...。勉強になりましたm(__)m。


わたしにとって、取材記事を書くというお仕事は今回がはじめてのこと。
よっぽど張り詰めていたのでしょうか、
最終校正原稿のFAXが届き、あぁ、これでほんとのO.Kがいただけたんだ...と思った翌日、
なんと発熱してしまいました(笑)。冗談みたいな、本当の話。

目指せ、「ホンモノのプロ」~☆!!




2014年9月5日金曜日

読書crazy21・すききらいレベル

① 読めない。
② 読める。
③ すらすら読める。
④ 熱中できる。
⑤ 不眠になる。

① =きらい。
② =きらいじゃない。
③ =ふつう。
④ =すき。
⑤ =だいすき。

これ、本のすききらいの、わたし的目安(笑)。

今日読み終えたこの本は、
すききらいレベルでいうと、③かな。

「日曜日と九つの短編」 連城三紀彦・著 文春文庫


古本屋さんの100円文庫本棚”宝探しゲーム”の戦利品ですが、
魅かれた理由は、表紙の画。

不思議な画だなと思ったら、意外にも萩原健一さん作とのこと。

なぜ、俳優さんが?

その辺のいきさつがあとがきに書かれていて、面白かったです。

本編のすききらい意外のところにも、本の楽しみ方って無限にちりばめられているんです。

まさに、”宝探し”だね!


2014年8月31日日曜日

日曜小美術館110・苦労知らず?

ワンちゃん、ネコちゃん、クマちゃん...愛くるしい動物グッズに交じり、
フクロウをモチーフにした小物類を、雑貨屋さんで頻繁に見かけます。

フクロウはぶっちゃけ、あんまり愛らしい動物ではない(笑)のに...ナゼ?
フクロウグッズはたくさんあっても、ミミズクグッズがないのは、ナゼ?

【答え】
フクロウに”不苦労”という漢字をひっかけ、苦労知らずの幸せな人生を送れる、
という意味がこめられた開運アイテムなのだそうです。

だから、よ~く似ていても、ミミズクでは駄目なのですね。

ちなみに、
フクロウとミミズクの違いは?

【答え】
耳の有無。それのみ(笑)。


フクロウさん、ミミズクさん。

開運してくれようとくれまいと
耳があろうとなかろうと

わたしはどちらもだいすきよ♡

異常な角度まで回る首に、魅かれます(笑)...。

追伸:あずきさん、リクエストのフクロウ、遅くなってごめんね!










2014年8月30日土曜日

良く”生きよう”

ブログを、良いね、と褒めていただきました。

とても嬉しかったけれど、ちょい、良心がチクリ。

だってわたしは、その方のように真正直な性格ではないのです...正直なハナシ(笑)。

えぇかっこしぃな自分が顔を出し、つい、”良いコトを書かねば”と気張ってしまうときも。

でも

良いコトを”書こう”と頑張るんじゃなく、
良く”生きよう”と頑張ればいいんだ、と

そのプロセスを楽しみつつ、レポートする感じで書けばいいんだと

そう、思えました。


ありがとうございました^^!

2014年8月24日日曜日

日曜小美術館109・何着て寝る?

連日の熱帯夜...
きちんと睡眠はとれていますか?
睡眠不足になると熱中症にかかりやすいそうですから、
なんとか少しでも快適な眠りにつけるよう、工夫したいものですね。

パジャマを洗濯しながら浮かんだ、素朴な疑問
”みんな、普段何を着て寝ているんだろう?”

知人の結婚祝いにペアのパジャマはどうだろう?といったら既婚の友達から、
”たいていの男はパジャマとか着なくなるよ...スエットか、ジャージ!!”といわれたなぁ(笑)。

姉は結婚した時、まだ寒い3月だったというのに旦那さんが半袖Tシャツにパンツ一丁で
寝ているのを見て、絶句したとか(お義兄さんゴメン...ばらしちゃった)。

つい昨日会った女の子の友人は、
「夏場、全裸。暑いじゃん。(笑)」とのこと...。

私の場合は、真夏でも長袖長ズボン、
襟つきのパジャマ。
理由は簡単、冷え性だから(笑)。

冬場はパジャマの上にさらにフリースを重ね着し、なつかしの湯たんぽちゃんが親友...
とても人さまに見せられた姿ではありません(笑)。

寝姿は非常にパーソナルな部分だけに、十人十色
それぞれの個性が全開になって面白いですね!

いつか”寝巻きの人々”のイラストシリーズでも描きたいなぁ...(笑)☆

2014年8月21日木曜日

青くさ。

何の罪もないひとを殺すくらいなら、殺されたほうがいい。
おれは、今でもそう思ってるよ。

これは、モノゴコロついたころに観た刑事ドラマのなかの、セリフ。

信じられぬと嘆くよりも人を信じて傷つくほうがいい。

これは、「贈る言葉」の、歌詞。


ああ、青くさ(笑)。


こんな感じで生きてゆこうとおぼろげにずぅっと思ってきたのだけれど、

いい年こいてまだこんなこと言ってるヒトを、
世間一般には

「お馬鹿さん」

というのかも(笑)。


けど、

たくさんのよろいを纏って、猜疑心のかたまりのようにいなければ
ぼろぼろの傷だらけになっちゃうって
必死に自分を守らなければいけなかった時代を経て、


やっぱり、
「お馬鹿さん」いいなぁ、

無性にそこにかえりたくなっている、今日この頃。


そんな青くさい、ださい、いたい人間が、わたしは好きだし。

大好きなひとたちはみんな、そんな人だし(ごめんね、でも、褒め言葉(笑))。


そんな魅力的な人たちに囲まれて
ああだこうだとやってる今が、

なんだかとっても心豊かで、
なにはなくとも最高のたからものだなぁって思える。


ホント、
青くさ。
だけどね(笑)。

2014年8月17日日曜日

日曜小美術館108・或る夏の日の日記。

疲れすぎて、よろしくない事もあって、凹んでいた日。

姪っ子ちゃんが、
まいちゃん、花火やろうよ~と、じゃれてきた。
(まいちゃん、無理!勘弁して~)...と思いつつ、やっちまった(笑)、花火。

その日の、日記。


「つかれるけど
アタマにもくるけど

アタマにくるのは オトナに対してだけで
それを子供に向けるのは、
筋が違うのだ、そもそも。

つかれるけど
すっごくつかれるけど

でも
お仕事がんばったね
おつかれさま
なんていってくれるのは
この5才の女の子だけ。

めんどおくさいけど
線香花火をしながら
さりげなく手をつないでくる
そんなコは この姪っ子だけで
こんなモメントはこのとき意外に味わえない
未来の思い出。

つかれも
ムカつきも
メンドくささも含めて
未来の、とてもよい思い出になってくれるのだから、
いいじゃないか。」



そう。知っている。
どんなことも、ちゃんと味わえば、
笑顔で思い出せる未来の或る日が、待ってることを。





2014年8月14日木曜日

こだわり

大好きな和菓子屋さんがあります。

大福を買いに行ったら、

すみません、お盆の時期は、大福はつくらないのですよ。とのこと。

”福”の字のつくお菓子は、お盆には相応しくないからだそうです。

さりげな気配り、さすがのこだわり。

2014年8月10日日曜日

日曜小美術館・107・給水ポイント。

好きなことを仕事にできて、いいね。
ということを、よくいわれます。

ほんとうにありがたいことなのですが、
そこはやはりお仕事ですから、日々自分を律して机に向かうのは、
いくら好きなこととはいえ、やはりつらい時も多々あります。

あるアスリートさんが
「毎朝練習に行くまでが、いやでいやでしょうがない(笑)。」
...と云っていたのを聞いて、
ああ、そうか。
こんなにも競技と相思相愛のようなひとでも、やっぱり日々の仕事として向き合うつらさと
闘いながら、なのだな...と、妙に親近感をおぼえ、安心したことがありましたっけ。

なんとか気持ちを奮い立たせて頑張っているのは、みな、同じなんだな。


お仕事と楽しく向き合うためのわたしなりの工夫。

それは、一日のうちの要所要所に、”給水ポイント”を設けておいて、
そこを楽しみに集中力をたかめてゆく、ということ。


●起きぬけの ヤクルト(笑)
●「お仕事・午前の部」前の ロイヤルミルクティー
●「お仕事・午後の部」前の コーヒー
●おやつどきの ストレートティー
●「お仕事・夜の部」後の つめたいミルク&チーズ(←晩酌のつもり、(笑))


わぁ、こうして書きだしてみるとずいぶんたくさんあるなぁ、給水ポイント☆
仕事の合間にお茶してるんだか、お茶の合間に、仕事してるんだか...(笑)!

今日の午後いちコーヒーのカップは、最近ヘビロテの、こちら。



その日そのときの気分で選ぶ、お気に入りのカップさんたちも
また、とても大切なアイテム。頼もしい応援団...なのです^^♪


さてさて、もうひと頑張り!!

2014年8月6日水曜日

滲み

今日はインクで描いています。

ノってくると頭の中が真っ白になってきて、
ときどき思考が止まってしまうのですが(アブナイ...笑)、
その一瞬の空白が右手にも伝わり、
ペンが止まってインクだまりができてしまいます。


そんなふうにして生まれる、面白い滲み。
”絵は口ほどに、モノを言い”...ってか(笑)。

けっこう気に入ってます^^
手描きならではの、こんなアクセント。

フォトショで修正してしまうのは、もったいないね。


2014年8月4日月曜日

読書crazy⑳・吉行作品~こころもようを読む。

「まい小部屋」はじめのページの”今月のごあいさつ”に書いたとおり、
いま、わたしは古本屋さんにはまっています。

はまっているといっても読書スピードは早い方ではないので、
だいたい文庫本を1週間に1冊読み切る感じ。
そのくらいが、今の自分には無理なく楽しめるちょうどいいペースみたいです。

先週読んだ1冊は、こちら。



吉行淳之介 著 「男と女の子」 (中公文庫)

吉行作品の好きなところは、淡々と静かな物語のなかにかいまみえる、
繊細なこころもようの描写。

表題作のほかに3つの短編が収録されていますが、
どのお話も、決してドラマティックではありません。

地味といえば、とても地味。

けれど、

誰のこころにも息づく瞬間がきっとあるはずなのに、
多くの場合、気づくことさえなく流れて行ってしまう
(...というか、無意識のうちにあえて気づかないようにしているのかも...)
たいせつな気持ちを拾い上げ、すてきな言葉で表現している。

そこに、とても惹きつけられます。


吉行作品がちゃんと心に沁みてくるときは、
自分のこころもようもまた、そうわるくないコンディションなのだ、と

そんなバロメーターにもなってくれるのです。


2014年8月3日日曜日

日曜小美術館・106 むずかしいパステルカラー

暑さも、まさに今がピークでしょうか。

涼やかな色で装いたい気分ですが、淡い色は日本人の黄味がかった肌色には案外なじみにくく、難易度が高いかも知れませんね。

ヨーロッパ系の透きとおるような白い肌や、逆にアフリカ系のチョコレートに近いほど濃い肌色には、とても映えて素敵です。

それでも着たい、きれい色!
似合う・似合わないは、なにも肌の色だけで決まるわけではありませんもの。

着こなしは、工夫次第。





この女性は、ミントグリーンとペールブルーの中間くらいの淡~いパステルカラーのスリムパンツを、実に見事に着こなしていて、目を惹きました。

パンツの色の甘さをぱしっと抑え、かつ引き立てているのは、迷彩柄の大きな肩掛けバッグと、
素足に無造作にひっかけた、紺色のスエードのモカシン(黒じゃなく、紺色ってところが素晴らしい!)。

真っ白いコットンのプルオーバーは腕の側面だけがレース使いで、素肌がちらり。

ヘアスタイルはゆるっとかかったパーマを上手に活かした、無造作風まとめ髪。
このまとめ方はもちろんたんなるボサボサではなく(笑)、明らかに計算され、
足元の無造作感とベストマッチ。

ポイントとなっている靴の紺色は、華奢な腕に数本絡みついた同系色のミサンガやブレスレットでさり気なくリフレインされています。

正面から見ると、素っ気なすぎるほど、シンプルでボーイッシュ。
でも...
横から見た姿は実に優雅で、女性らしさもちゃんと表現していて。

感心しきりでした。


あまりの暑さについつい萎んでしまいそうだったわたしの脆弱なお洒落心さんは、
彼女の素敵な着こなしによって、わくわく((^O^))パステルカラーに彩られたのでした♪




2014年7月27日日曜日

日曜小美術館105・まぁ、ライオン!

学生時代からの友人が、だんなさまの転勤のため一家でシンガポールへと旅立ちます。


小学生の息子ちゃんは、現地のインターナショナルスクールへ
通わせることに決めたのだそう。
日本人学校という選択肢もあったけれど、これもよい経験と前向きに捉えて
あえて決断したのだそうです。

「親子ともどもいばらの道(笑)」...っておどけた彼女。
期待と不安がいりまじっているのでしょう。

あなたなら、絶対大丈夫。

彼女の勇気ある選択に、わたしもまた勇気をもらいました。


さて、今週は動物画の週。

シンガポールといえば...マーライオン。
魅力的なモチーフですが、”動物”...というには、ちょっと違うので(笑)。

力強い真夏の太陽のイメージでもあり、
また勇気の象徴でもある
ライオンさんにしてみました。




このイラストの原型は、東日本大震災のチャリティ用に
一時期「庵」さんhttp://www16.ocn.ne.jp/~ihori/で販売させてもらっていたもののひとつ。
残っていた下絵をもとにリニューアルしてみました。

チャリティ額のシリーズ、また少しずつでも描きためてゆこう。

シンガポールでがんばってくる彼女を見習って、
わたしも出来ることをがんばろう!

お互い、”ライオンハート”でね。


Sちゃん、いってらっしゃい(^o^)丿!!


2014年7月25日金曜日

読み、綴る。

忙しい忙しいとかいって
空回りしてる時

なにしてるやら
なにしたいやら
自分の気持ちが解らなくなっている時は

”原点”に戻る時間をつくる。

わたしの”原点”とは、

本を読み、日記を綴ること。

ここのところ、
ちょこちょこ読んでは、ちょこちょこ綴る。

読んでは綴り、綴ってはまた読み。

それだけで

ああ
なんだかずいぶん落ち着いて

自分の気持ちも
やるべきことも

ちょこっと見えてくるんだよ...。





2014年7月22日火曜日

デカフェ♪

「街笑」キャラクターイラスト入りドリップバッグコーヒー、
「Tasty Blend」 に続き第2弾、「De Cafe」が発売になりました♪

デカフェとはつまり、カフェインレス。身体にやさしいコーヒーです。
お見舞いや出産祝いなどにも喜んでいただけそう^^。

今回のイラストは、後ろ姿。


キュートヒップに描けたかしら?!
個人的にはとっても気に入っているポーズです(笑)。



仲間が増えて、嬉しいな\(~o~)/


今後もドリップバッグファミリー、増殖予定です♪♪


☆電話・メールによるご注文も承っています☆

SUGA COFFEE (スガコーヒー)

☎ 0476-37-5450
✉ coffee@wine.ocn.ne.jp


2014年7月20日日曜日

日曜小美術館・104 美酒。

お酒を、飲みました。

ご存じのとおり、わたしは生粋の下戸ですが^_^;。
この日は特別、一杯だけいただこうと決めていました。

”お屠蘇よりも、甘酒よりも少ないアルコール分で(笑)”
とオーダーしてつくっていただいたカクテルは

しゅわしゅわで
フルーティーで
あまくて
ピンク



あぁ、本当に、美味しかった。

味の記憶はずっと残るから
この美味しさ、折に触れ、わたしを元気づけてくれることでしょう。

もともと飲めないお酒です。
もう、飲むことは、ないんじゃないかな。

とても素敵な思い出となりました。


酔っ払ってないぞ、オトナじゃん、自分!
...と得意げになったのもつかの間、
すっかり支払いを忘れて帰ってしまい(汗!!)、ひきかえすという
失態をかましてしまったところをみると、やっぱり、酔っ払っていたのかな...

とほほ...(((+_+)))

いつでも、キマラナイ、わたしでした...(笑)。

2014年7月13日日曜日

日曜小美術館103・つるの ありや なしや

父の家庭菜園の夏野菜たちが今年、元気いっぱいです。

特においしいのが、どじょういんげん。
料理ギライのわたしが、人生初の精進揚げをしてしまったくらい(笑)。

どじょういんげんは、たしか去年も作ったはずですが、それほど美味しかった印象はなく。
「なんで今年はこんなにおいしいのかな?」と父に問うたら、
「それはね...”つるあり”だから。」とのお答え。

どじょういんげんには、”蔓有(つるあり)”と”蔓無(つるなし)”の2種類があり、蔓有が本来の自然のままの姿、蔓無は栽培しやすく手間がかからないよう、品種改良されたものなのだそうです。

蔓有くんは手のかかる子だけれど、そのぶん親(作り手)の愛情に応えてくれるので、お味が良い。
蔓無くんは育てやすい子だけれど、イージーなぶん、お味もそれなり。

...と、そういうことらしいです。


何事も、そうなのですね。

”てまひま”は、とっても面倒くさいけれど、決して無駄なことではないのです。
むしろ、
何よりも大事なこと。

てまひまじかんをかける過程で、一番大切ななにかが注入されてゆくのだと、わたしは信じます。

自分の仕事効率の悪さにときどき泣きたくなるけれど(苦笑)、これがわたしのやりかた。
てまひまじかんかける過程を、堪能してゆけばいいんだ!



あぁ 今回は、どじょういんげんさまに救われました(笑)。
旬とたわむれるって、とても豊かなことですね^^。




2014年7月9日水曜日

月光浴。

昨夜、

貴重な梅雨の晴れ間にカラッと乾いたはずのシーツを
取り込み忘れていたことに気づき(涙)真っ暗なにベランダに出たら、
ちょうど流れる雲の切れ間から、お月さまが綺麗なお顔を見せていた。

たった10分、自然の風とお月さまの光を身体に感じる。
それだけのことで、ずいぶんとこころが凪ぐのだなぁ。気持ちいい。


そういえば、

薬物騒動の渦中にいるアーティストさんの昔の曲で
「モーニングムーン」というのがあったっけ。

あんなに素敵な曲を書けるひとが
なんて残念なこと。

ひとって、弱い。


だからこそ、
朝な夕なに

お天道様やら
お月様やらに

ひとは
誓いや願いを
かけるのだろう。

自分はまっすぐ歩けてるよね、って、確認するためにも。


...お月さま。

わたし、
ちゃんと曲がらず生きられてますか?
間違いそうになったら、教えてくださいね。


そんなこと思いながら浴びた、
月の光。

2014年7月6日日曜日

日曜小美術館・102 まっしろ=愛情。

今日のおしゃれさんは、初老の男性。

色とりどりのファッションに身を包んだ老若男女ひしめく
混み合った電車のなかでひときわ目立っていた、そのわけは。



白。
全身、ほぼ、まっしろ!
おぉ、まぶしい(笑)!!

この男性、どう見ても”スカしたおじさま”的人種ではございません(笑)。
ごくごくふつうの、おじちゃん。

半袖のYシャツ。
アンダーシャツ(Tシャツなのか、下着なのか...実に微妙だ(笑))。
コットンパンツ。
スリッポン。

”ごくごくふつう”なのに、ぱっと目を引いたのは
まるでエゴン・シーレの絵のような白のグラデーションの妙と

さりげなく滲み出る、
”愛情”...が、伝わってきたから。

こんな風に白い衣類を
真っ白なアンダーシャツは真っ白のままに、
グレイッシュホワイトのYシャツはグレイッシュホワイトのままに、
アイボリーホワイトのパンツはアイボリーホワイトのままに、
清潔にお洗濯してその風合いを保ち、きれいにアイロンがけしてくれている
奥さんの、日常的な愛情が、この男性を素敵に見せてくれているのかなぁ...と。

きっと円満で、あたたかな関係なのでしょうね^^。

女性は、愛情を感じないひとの衣類に格別の手間暇をかけることは、
できないものですから...正直なところ(笑)。


結論はいつでも、
「その人の背景こそが、”素敵”の最大ファクター」...ってことかな^^!









2014年6月30日月曜日

銚子1万匹いわし絵コンクール!

わたしは千葉県銚子市出身。

”銚子の姉”と慕う、画家兼デザイナーの
さくまゆうこさんというかたがポスターデザインを手がけた
「銚子1万匹いわし絵コンクール」のご紹介をさせていただきます。

ポスターは2種類。





どちらも可愛らしいな^^!


銚子に住んでいた頃は、本当によくいわしを食べました。

わざわざ買いに行かずとも、
誰かしらからいただいたり
漁港の近くまで行った時にはバケツを持参して、
「おじさ~ん、いわし、頂戴~!」
と漁師さんに声をかければ、いつでも快く分けてくださったり(笑)。

そんな銚子のシンボルともいえる魚、いわしとアートを融合させ、
銚子を活性化させようというプロジェクトの一環として企画されたコンクール。

「銚子1万匹いわし絵コンクール」公式ホームページ

チラシ・募集要項・応募用紙が、公式HPから、ダウンロードできます。

応募用紙にご注目!
いわしさんのカタチをしているのですよ。なんてキュートなんでしょう!

8月31日を締め切りに、世界中から10000匹を目指して作品を募集中。
カタクルシイ絵画コンクールとはちょっと様子が違いますから、
ふだん絵を描かないかたやお子さんも、落書きを楽しむつもりで
お気軽に応募していただけたら、とても嬉しく思います。

”夏休みの工作”気分で♪

もちろんわたしも1/10000匹に、エントリーするつもりですよ~☆