2014年6月30日月曜日

銚子1万匹いわし絵コンクール!

わたしは千葉県銚子市出身。

”銚子の姉”と慕う、画家兼デザイナーの
さくまゆうこさんというかたがポスターデザインを手がけた
「銚子1万匹いわし絵コンクール」のご紹介をさせていただきます。

ポスターは2種類。





どちらも可愛らしいな^^!


銚子に住んでいた頃は、本当によくいわしを食べました。

わざわざ買いに行かずとも、
誰かしらからいただいたり
漁港の近くまで行った時にはバケツを持参して、
「おじさ~ん、いわし、頂戴~!」
と漁師さんに声をかければ、いつでも快く分けてくださったり(笑)。

そんな銚子のシンボルともいえる魚、いわしとアートを融合させ、
銚子を活性化させようというプロジェクトの一環として企画されたコンクール。

「銚子1万匹いわし絵コンクール」公式ホームページ

チラシ・募集要項・応募用紙が、公式HPから、ダウンロードできます。

応募用紙にご注目!
いわしさんのカタチをしているのですよ。なんてキュートなんでしょう!

8月31日を締め切りに、世界中から10000匹を目指して作品を募集中。
カタクルシイ絵画コンクールとはちょっと様子が違いますから、
ふだん絵を描かないかたやお子さんも、落書きを楽しむつもりで
お気軽に応募していただけたら、とても嬉しく思います。

”夏休みの工作”気分で♪

もちろんわたしも1/10000匹に、エントリーするつもりですよ~☆

2014年6月29日日曜日

日曜小美術館・101 川の字かばファミリー

少し前になりますが、”かばの親子が川の字になって寝ているところ”
というリクエストを頂いていました。

ちょうど知人のほほえましいエピソードとリンクしたので、
今月の動物イラストは、これ。


川の字かばファミリー♪


彼いはく、

奥さんがとても豪快なヒトで、
帰宅するとたいがい、かばのごとく大口をあけ、
高いびきをかいてお休みになっているとか(笑)。

彼女の横には、ちいさな息子さんが
これまた子かばのようにおくちをあけて、転がっている。

とほほ...と思いつつも
この光景を見るとほっとして、
あぁ、我が家に帰ってきたな...と思うのだそうです。

そして、
蹴り飛ばされたお布団を奥さんの上にそっとかけ、
息子さんを抱っこして、
まどろみながら、いちにちが終わる...。


彼は茶化して云うけれど、
その目はなんとも楽しそうで、愛しそう。

とても素敵な家族の姿だなって、思いました^^。

ちなみに
奥さんにお会いしたことはないのですが、
共通の知人がいうには

かばどころか...
子うさぎさんのように可愛らしいかたなのだとか。

...ごちそうさまでした♪

2014年6月22日日曜日

日曜小美術館・100 鯉で描いた白鳥

どういうわけだか、
家族・友人・知人のお誕生日や記念日が、5・6月に集中しています。
それに加えて母の日&父の日もありますから(笑)、
この2カ月間、わたしはせっせせっせとカード創りに励むのです。


先日もバースデーカードをアップしましたが、
http://takahashimaiko.blogspot.jp/2014/06/blog-post.html
あの作品のように、贈るお相手ゆかりの筆記具で描くのは記念になって良いな、と思いました。


今日の作品は、母へのバースデーカード。
母のお父さん・つまり、わたしの祖父が愛用していたというこの万年筆で描いてみました。



写真では非常に見えづらいのですが、鯉の彫り物が施されています。
なぜに、”鯉”の彫り物?なにやら、やくざな雰囲気?!
...イエイエ、そうではございません(笑)。

母の旧姓はちょっと変わっていて、「小井」。「コイ」と読みます。
江戸っ子で洒落者だった祖父のちょっとした遊び心、
いまでいう”おやじギャグ”、といったところではないかしら(笑)。

いつか使ってみようと思っていた、おじいちゃんの鯉彫万年筆。
鯉から生まれた作品は...なぜか白鳥(笑)。
思うがままに万年筆を走らせてみたら、白鳥座になっていたのでした。





なにはともあれ、なかなかにうっとりな描き心地♪
ゆったりレトロな雰囲気を醸し出してくれる万年筆、
新たなレギュラー画材となりそうです。

一度も会ったことのないおじいちゃん、
素敵な贈り物をありがとう^^。

時を越え、大切に使わせていただきます。





2014年6月20日金曜日

エールのリレー。

こころが迷っていたときに、
すこし年上の友人が
「まだ若いんだもん、なんだってできるよ...。」って
云ってくれたことがあったっけ。

当時もうミソジも半ばだったわたしに
まるで幼児をあやすような
おだやかに凪いだ、優しいお顔で。

今頃になって
そのときの友人のことばが
すこし長く生きてきた先輩としての、
そして一生懸命生きている同志としての
実感のこもった、こころからのエールとして、
ひしひしと沁み渡ってくるのです。


誰にも、転機は訪れる。

それは、突然やってきたようでありながら、
実は
ちいさなちいさなちいさな
気づかないほどちいさな変化の積み重ね。

ちいさなちいさなちいさなそれらは
アナタの、日々の頑張りのかけらたち。

ちいさくても、おどろくほど強靭な、かけらたち。

だから、大丈夫。

かけらたちを信じて、
そのときそのとき出来ることを全部やり尽くせば
迷いや不安は、おのづと消えて行ってくれるから。

さいごにのこったものをそっと拾い上げて、
大切に大切に大切に育ててゆけば、よいのだから。


すこし年上の友人がくれたエール、
今度は
すこし年若い友人へ。

そして、みなさんへも。
いまいちど、自分へも(笑)。


頑張ろう\(~o~)/!!

2014年6月15日日曜日

日曜小美術館・99 梅雨時イースターバニー


画像挿入トラブルのため、動物イラストの連載も2月まででストップしていました。

この作品は、3月か4月に掲載しようと予定していたもの。


「イースターバニー」

お菓子作りの得意な友人のあずきさんと、
「お互いにイースターをテーマにした作品を創ってみよう!」
という約束をしていたのですが、それも果たせていなかったので...(>_<)

あずきさん、本当に長らくお待たせしてしまいました、ごめんなさいね!!
季節はあっというまに移ろい梅雨の真っただなか、
すでにイースター気分は忘却のかなたにぶっ飛んでしまったとは思うのですが...(笑)。


イースターは、キリスト教の復活祭。
春告げのシーズン、復活=birthの象徴であるたまごと、多産な動物であるうさぎさんをシンボルに、キリスト教圏の国では街中が可愛らしいイースターグッズで溢れかえります。

ハタチになる年の2月から3月中頃までわたしはアメリカへ短期留学をしていたのですが、
残念ながらイースター当日まで滞在することは出来ず、泣く泣くたまごのオブジェやら
うさぎのカードやらをたくさんバッグに詰め込んで、帰国の途についたのでした。

お土産として祖母にあげた小さなたまごのオブジェは、叔父の吸うたばこの煙と台所から流れてくる油汚れでべとべとになりながらも(笑)、その後祖母が亡くなるまで10年以上も居間にちょこんと飾られていましたっけ。案外気に入ってくれていたのかな。今はただただ懐かしい^^。

季節行事って、いいものですね。
そのときはなんてことない日常のひとこまとして流れていったようでも、
こんなふうに時間が経ってもときどき記憶のおもちゃ箱からとりだして、
笑顔で愛でることが出来るから。


あずきさん、息子君との思い出を日々たくさん作っているあなたは、
本当に素敵なお母さんだと思います。

いつか楽しい記憶のおもちゃ箱をひも解く時には、わたしにもちょこっと覗かせてくれますか(笑)?

2014年6月14日土曜日

キャラクター商品第一弾♪

昨年より携わっていた成田市・公津の杜(こうづのもり)発のプロジェクト、
「街笑(まちわら)」のキャラクター商品第一弾が、先日完成しました。



SUGA COFFEE さんの、ドリップバッグ「Tasty Blend」。


裏側左上にも、ちょこんと居ます、ユニコーンちゃん♪

当初は表面にコーヒー豆を連ねたラインを入れたり、ずいぶん印象の違うものでしたが
打ち合わせをかさねるうちに、ひとつ・またひとつと余計なものがそぎ落とされ、
”シンプル・イズ・ベスト”...なかたちに、おさまったのでした。

センスのよい店主さんと、
ああでもない...こうでもない...
こうしたらもっといいかも...
と一緒にデザインを考えてゆく過程は、
本当に楽しく、充実した贅沢な時間でした。

すばらしい味と香り、そして夢がいっぱい詰まったドリップバッグ、
開いた瞬間、ユニコーンちゃんのようなにっこり笑顔になっていただけたら...幸せです!

このほかにもDecafe(カフェインレス)、Aroma Brend が順次、発売予定。
パッケージのデザインも考案中です。

お楽しみに...^^



☆電話・メールによるご注文も承っています☆

SUGA COFFEE (スガコーヒー)

☎ 0476-37-5450
✉ coffee@wine.ocn.ne.jp



2014年6月9日月曜日

さとみちゃんと絵本。

さとみちゃんという、たいせつな友人がいます。

彼女は、画家で、絵本作家。
出逢ってからすいぶんながい時間が経ちました。

それぞれの創作活動を付かず離れずの距離で感じあいながら、今日まで...
不思議な友情を感じています。

10年ほど前、彼女はある映画で劇中絵本を手掛けました。
映画は大ヒットし、絵本も沢山売れました。

もともと実力のある彼女のこと、
あのまま波に乗って、一気に売れっ子さん街道をゆくことも可能だったはず。

けれど、彼女は、ちっとも変わらなかった。
ただ、黙々と絵を描き続け、たったひとりでフリーペーパーを発行し続け、個展活動を重ね、そして自分らしい絵本を描く夢を、地道に、地道に追い続け...

そして、ついに...!


こどものとも 年中向き 7月号 (福音館書店)
「やさいばたけのやまねこさん」 こじまさとみ作

本当に嬉しくて、どきどきしながら書店を何件もまわってしまいました(笑)。
大型書店のみならず、まちの小さな本屋さんにも...何冊も、何冊も積んであったのでした。

いつもにこにこ誰にでも優しく、多くの人に愛される彼女の人柄そのまんまの、優しい絵本。

友人として尊敬していることはもちろん、
わたし、アーティスト・こじまさとみさんの大ファンでもあるのです^^。

是非ぜひ、たくさんの方に本屋さんで手にとっていただきたい。
そして一人でも多くのお子さんたちの瞳が輝くことを、こころから願っています。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
こどものとも年中向き2014年7月号 
「やさいばたけのやまねこさん」
こじまさとみ/作 福音館書店/発行

福音館書店HP(今月中はTOPページの「月刊誌最新号」から)→http://www.fukuinkan.co.jp

こじまさとみBlog「Apple Cloverの手帳」→http://ameblo.jp/appleclover

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・





2014年6月8日日曜日

日曜小美術館98・初夏のさわやかモノトーン

一週遅れとなってしまいましたが、晴れて画像アップができるようになったので
大好きなオシャレ画の連載、今月から再開させていただきます♪

来月からはいままでどおり、毎月第一週目となります。
お休みしていた間に描いたものも、フリーテーマの週などに追々アップしてゆきますね。


* * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * 


わたしは黒がとても好き。
黒いものを身につけていると、どういうわけか落ち着くんです。

とはいっても、日差しもきらきらしてくるこの季節、さすがに全身くろすけというのは、
どうにも重苦しくていただけません(笑)。

上手に黒を取り入れつつも、軽やかさを表現できたらいいなぁと考えていたら・・・
いましたいました、とても素敵にモノトーンを着こなしているお嬢さん!



勝因は、ズバリ“黒の分量”。
黒:白=3.5:6.5
...ってとこかな?実に、ビミョー(笑)。

この子が素敵にみえるのは、自分の良さを知って、うまく活かしているから。

日本人離れした肌の白さにオレンジがかった茶色の髪が、ばっちり似合ってる。
もし、黒髪のストレートロングだったら、このファッションは黒の分量で失敗していたでしょう。

ほっそり長身な少年体型だからこそ、ルーズフィットなトップスも清潔感があり、
タイトなパンツとのコントラストも際立っています。

くるぶし見せの真っ白なテニスソックスに80年代を彷彿とさせる
薄っぺらいキャンバス地のスニーカーも、実に効果的。

黒と白のなかにたったひと色、イヤ-フォンのショッキングピンクのコード...
パーフェクトでしょ(笑)!

そしてもうひとつ、好感度大だったのは、年相応の雰囲気をまとっていた点。
おそらく20歳前後の学生さんだと思われますが、若さにふさわしい薄化粧と、
けっして高級品ではないながらきちんと感のある合成皮革のスクエアバッグが、
彼女をより知性的に見せていました。


人はみな”街のオブジェ”だと、どこかで読んだことがあります。
ひとりひとりが街並みの一部になるのだから、
素敵に装うことは大切、ある意味社会貢献だ、と。

街ですれ違ったさわやかモノトーンのお嬢さん、
素敵なファッションで一瞬、初夏の蒸し暑さからわたしを解放してくれました。

わたしもオシャレ頑張って、”社会貢献”できるようになりたいです(笑)!

2014年6月2日月曜日

祝・画像復活☆

2月を最後に、長らく画像が挿入できなくなっていましたが、本日、やっとこさで復旧いたしました!

この数カ月、あれこれ試したものの万策尽き、
もう”ブログのお引っ越し”しかないかも...と弱気になっていたのですが(笑)、
筋違いだよなぁ...と思いつつも念のためNTTのリモートサポートセンターに
問い合わせたところ、見事解決してくださいました...感謝・感謝(T_T)!

皆さんにも、大変ご迷惑おかけしました。
イラストレーターのブログだというのに絵の1枚もアップできず、文章ばかりの数カ月でしたが、
それでも変わらず遊びにに来てくださったこと、とても幸せに思っています。本当にありがとう。

来週から、日曜小美術館もイラスト入りで再開します。
いままでアップ出来なかった分の作品も随時掲載してゆきますので、またちょこちょこと覗いていただけたら、とっても嬉しいです。あらためまして、よろしくお願いいたします。



さて。

mai e をスタートしてからというもの、営業やら事務仕事やら、パソコンワークやら...と雑事に追われ、肝心の絵を描く時間が、なかなか思うように確保できないのがプチ悩み。

きょうは、本当に久しぶりに仕事以外のイラストを描きました。
大切な友人のバースデーカードのためのイラストです。





先月のわたしのお誕生日に、彼女がくれたドイツ製の鉛筆とボールペンのセットで描きました。
黒いインクのボールペンですが、仕上げに定着スプレーをかけたら、思いがけず青色っぽく変色。
それが返ってノスタルジックな雰囲気を醸してくれて、とてもいい感じに^^。

以前も書きましたが、大好きな友人たちのためにカードを描く時間は、最高のリラックスタイム。
仕事では浮かばない(←汗、^_^;)アイディアや発想が、どんどん浮かんでくるから不思議です。

さぁ、
これから余白の部分にHappy Birthdayの飾り文字やメッセージを入れて、カードを完成させるぞ☆

どんなものに仕上がるか、私自身も楽しみです...♪