2013年3月31日日曜日

日曜小美術館40・まい小展

突然ですが、お知らせです。

約1年半ぶりに、小さな個展を開催することになりました!

会期は5月30日(木)~6月13日(木)。
会場は前回もお世話になりました、「 紅茶の店 庵 」http://www16.ocn.ne.jp/~ihori/さんです。


今回の展示は、この「日曜小美術館」から生まれたおちびな落書きたちを中心に、文章を添えたり、描き下ろしを交えたり...といった楽しい企画にしようと思っているのです。


「まい小部屋」訪問者のみなさんのあたたかい応援あってこその「日曜小美術館」ですから、日頃の感謝の気持をたっぷりと込めて...\(^o^)/。

お近くの方、お気軽に遊びに来て下さったら、とっても嬉しく思います。
遠方の方、作品や会場の様子等々、ブログ内で楽しんでいただけるよう、紹介してゆきますね。

さぁ、初日あとまで2カ月。

燃えます、わたし!!

2013年3月24日日曜日

日曜小美術館39・悪女の条件

先日、隣駅にある佐倉市立美術館で開催されている「ルパン三世」展を観てまいりました。

ルパン三世といえば、誰もが知っている国民的人気者。
とびきりお洒落でユーモアに富んだその世界観はとてもカッコ良く、たくさん刺激をいただきました。

特に興味深かったのは、美貌の悪女・峰不二子さん。
なんでも彼女の奇跡のスタイルは、B・99.9㎝、W・55.5㎝、H・88.8㎝...なのだそう!

う~ん、ヘナチョコ体型のわたくしめとしては、なんともうらやましい限り(笑)。

ハードボイルドの世界に華を添える夢のダークヒロインは、やはり完璧なプロポーションあってこそ!なのですね...^_^;。



2013年3月21日木曜日

恩師のことば

3月も半ばを過ぎ、先週末あたりから卒業式帰りと思しき生徒さんたちの姿をよく見かけます。

そうか、もう卒業シーズン。

この季節になると、いつも思い出す、中学時代の恩師のことば。

”悩むことは、暗いことじゃないんだよ。人生を、真面目に生きてるってことなんだ。”

当時、まだ20代前半のとても若い先生でした。
今にして思えば、先生自身も日々悩みながら、必死の思いで生徒たちと真剣に向き合ってくださっていたからこそ、実感のこもったこの言葉がストレートに私の胸に響いたのでしょう。

先生、私今日までこの言葉に支えられて、いつも堂々と前向きに悩みながら(笑)、まじめに答えを見つけて生きてきたよ。

たったひとつの出逢いが、たったひとつの言葉が、ひとりのひとの人生を、大きく変えることってあります。

15歳の私が恩師のひとことに救われた。
その恩返しとして、今度はわたしが後輩たちに、ほんの小さな光だとしても、勇気をあげられる人間に成長しなければ。

そうだよね、先生。

2013年3月17日日曜日

日曜小美術館38・「青い車」

先日ご紹介したspizのアルバムの中の「青い車」という曲を聴きながら描いた、小品。

「青い車」

この曲を聴くと、「海が見たい病」にとりつかれる私(笑)。
その気持ちを、素直に画用紙にメモっただけです。
そんな子供のような描き方が、最近はいちばん楽しい。

聴いているとどこまでもこころが透明になってゆくこの曲。
そうだ、大好きなフレーズも、メモっておこうっと。

生きるということは 木々も水も火も 同じことだと気付いたよ
愛で汚された ちゃちな飾りほど 美しく見える光 

2013年3月12日火曜日

ハード&ソフト

近頃はひたすらお家で作品制作の毎日。

音楽は絶対不可欠のお友達なのです!

今日新たに借りてきたCDは、



cream と、spitz

どーいう組み合わせだ(笑)、って?

音楽に限らず、なにかをふたつ選ぶ時、つい対極的なものに手がのびるのです。

さて、これからnew BGMを楽しみつつ、お仕事夜の部、頑張ります♪

どっちを聴きながら描いたかで、出来上がった作品は全然違ったものになるでしょうね(笑)!

2013年3月11日月曜日

ただ、描く。

今日で震災から、丸2年。

1年前のこの日のブログhttp://takahashimaiko.blogspot.jp/2012/03/blog-post_11.htmlを読み返しながら、1年前とも2年前とも同じ、暖かい部屋で、同じようにパソコンを叩いているのが、今日の私。

今日現在の私が、あの震災と被災した方々に対して何を想っているのかというと、

”わからない”。

考えれば考えるほど、わからなくなる。
それが、正直な気持ち。

何を言っても何をしても、それが偽善の範疇を超えていない...という思いが、常に離れることはなく。自分を空々しく、ぺらぺらした紙みたいに感じる。

けど。

わからなかろうが、偽善だろうが、

今日も私は笑顔でいるし、元気出すし、何か描く。

進まないことには、なにも、だれも、どこにも、辿り着きようがない。

私は、被災地へ行ってこの目で惨状を見てくることも、ボランティア活動で汗を流すことも、血を流すこともできない人間。
「できない」って、現実を上手くあいまいにする言葉で、はっきりいうと「できない」というのは、「したくないからしない」、ということ。

そういう人間。

いまは、ただ、描くだけ。自分の持ち場で、頑張るだけ。それ以上のことを、「したくないから、しない」。

けれど、せめて描き続けていれば、神様は私に役割を与えるだろう、と思う。
機が満ちれば、被災地のために、描くことでなんらかの役に立つよう、そこへ放り込むだろう、と。

だって被災したのは「よその誰か」ではなく、まんま、「私」でもあるのだから。

その時がきたとき、めいっぱいお役にたてるよう、笑顔につながるいい絵が描ける自分になれているよう、

毎日、ただ、描きます。

2013年3月10日日曜日

日曜小美術館37・春空に誘われて...!

昨日、私の住んでいる千葉県は20℃を超え、暖かいをこして汗ばむくらいの気候となりました。

空がもう、きれいな水色すぎて、お部屋にとじこもっているのはもはや困難。

あ~ぁ、こんな晴天の春の陽気に誘われて、

ただ気持ちだけに従って、

どこかへ行きた~い!!

寒さにかまけて、少しマンネリ気味だった冬の名残を、すっかり脱ぎ捨てて。



さわやかな季節の到来です。


2013年3月9日土曜日

映画でスッキリ\(~o~)/

行きつけのレストランのスタッフさんと映画のお話をしていたら、なんだかムショウに観たくなってしまい、さっそくレンタル屋さんへ走り彼おススメのこちらの作品を借りてみました。



「007・カジノロワイヤル」

う~ん、カッコ良く、切れ味もよく、スカッとしました~!
最近ちょこっとモヤモヤ気味だったアタマとココロが、元気を取り戻した感じ♪
クールなアクションは、疲れの特効薬ですね。

自分で選び続けるとどうしても似通った作品ばかりに片寄ってしまうので、時にはこんな風に誰かのおススメを取り入れてみることって、とっても大事。

そして、「観たい」と思ったらできる限り即観!これも、大事と思う。

初めての、007シリーズ。
新たな世界が開けたみたいで、楽しかった\(^o^)/!

この「カジノロワイヤル」は、次回作に繋がっているの。
...となりゃ、やっぱ観るっきゃないね☆

2013年3月6日水曜日

珈琲小話。

神田駅にほど近い、とある喫茶店の伝票の裏面にこんな言葉が刻まれていました。

”地獄のように黒く、死のように強烈で、愛と同じくらい甘い。それがコーヒーだ。”

~トルコのことわざ~

これを読んで、10年以上も前に聞いた面白い話がふっと頭に浮かんだのです。

「ターキッシュコーヒーは匙(スプーン)が立つほど濃い」なんて言われていますが、これはトルコ独特の、コーヒーの粉ごとカップに注ぐという淹れ方からきているのだそうです。
そして、匙が立つ理由が、じつはもうひとつ...。
一昔前、トルコではお砂糖が貴重でした。それゆえ大切なお客様がいらしたときには歓迎の意を表すために、コーヒーにこれでもか!というくらい大量のお砂糖を入れたのだそうです。ところが精製技術が未熟だったものだから、粗糖はいつまでもコーヒーに溶けずカップの底で小山を作り、文字通り匙が刺さって直立したのでは...ということらしいです。

ほんとのところはどうなのか?私には、よくわかりませんけれど(笑)。
まだ社会全体が裕福ではなかった時代の、こころあたたまるおもてなしのお話。

あれ以来連絡も途絶え会うこともなくなってしまった、このお話を教えてくれた友人の思い出とともに蘇った、コーヒーのようにちょっぴりほろ苦い記憶なのでした。

あの子、元気にしているかな。

2013年3月3日日曜日

日曜小美術館36・”昭和”なカップル。

先日、制服のカップルのカットを描く仕事があったのですが、なぜか野暮った~い“昭和”な感じを描きたくなってしまいました(笑)。


「”昭和”なカップル」

アタマに浮かんだイメージは、おかっぱ女子と寝ぐせの男子。(もちろん、ふたりとも黒髪!)
制服は女子が事務員風の紺色で、男子は詰襟...。
ピュアな感じが、なかなか胸キュンではありませんか(笑)。

わたしの制服時代は、中学が昭和、高校が平成ですから、ちょうどおしゃれなチェックのミニスカートやブレザーに移行していった頃だったんですね。
友達の学校がいち早くおしゃれ制服を採用して、ちょっぴりうらやましかったっけ...。

それはさておき、いつの時代も10代のカップルはほほえましくて元気いっぱいきらきらしてて、可愛いなって思います。
わたし自身は残念ながら、制服時代にボーイフレンドはいなかったのですけれど、
そう...いまになってみると、現実的なことなどなんにも考えないで、ただただ好き!という気持ちだけで無邪気に一緒に居られるこんな時代に、すてきな恋をしてみたかったな...なんて思ったりもします。

歳くった証拠でしょうか(笑)。

少年少女のみなさん、どうぞ一生懸命、素敵な恋してくださいましね\(^o^)/♪