今日で震災から、丸2年。
1年前のこの日のブログhttp://takahashimaiko.blogspot.jp/2012/03/blog-post_11.htmlを読み返しながら、1年前とも2年前とも同じ、暖かい部屋で、同じようにパソコンを叩いているのが、今日の私。
今日現在の私が、あの震災と被災した方々に対して何を想っているのかというと、
”わからない”。
考えれば考えるほど、わからなくなる。
それが、正直な気持ち。
何を言っても何をしても、それが偽善の範疇を超えていない...という思いが、常に離れることはなく。自分を空々しく、ぺらぺらした紙みたいに感じる。
けど。
わからなかろうが、偽善だろうが、
今日も私は笑顔でいるし、元気出すし、何か描く。
進まないことには、なにも、だれも、どこにも、辿り着きようがない。
私は、被災地へ行ってこの目で惨状を見てくることも、ボランティア活動で汗を流すことも、血を流すこともできない人間。
「できない」って、現実を上手くあいまいにする言葉で、はっきりいうと「できない」というのは、「したくないからしない」、ということ。
そういう人間。
いまは、ただ、描くだけ。自分の持ち場で、頑張るだけ。それ以上のことを、「したくないから、しない」。
けれど、せめて描き続けていれば、神様は私に役割を与えるだろう、と思う。
機が満ちれば、被災地のために、描くことでなんらかの役に立つよう、そこへ放り込むだろう、と。
だって被災したのは「よその誰か」ではなく、まんま、「私」でもあるのだから。
その時がきたとき、めいっぱいお役にたてるよう、笑顔につながるいい絵が描ける自分になれているよう、
毎日、ただ、描きます。
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