2013年3月11日月曜日

ただ、描く。

今日で震災から、丸2年。

1年前のこの日のブログhttp://takahashimaiko.blogspot.jp/2012/03/blog-post_11.htmlを読み返しながら、1年前とも2年前とも同じ、暖かい部屋で、同じようにパソコンを叩いているのが、今日の私。

今日現在の私が、あの震災と被災した方々に対して何を想っているのかというと、

”わからない”。

考えれば考えるほど、わからなくなる。
それが、正直な気持ち。

何を言っても何をしても、それが偽善の範疇を超えていない...という思いが、常に離れることはなく。自分を空々しく、ぺらぺらした紙みたいに感じる。

けど。

わからなかろうが、偽善だろうが、

今日も私は笑顔でいるし、元気出すし、何か描く。

進まないことには、なにも、だれも、どこにも、辿り着きようがない。

私は、被災地へ行ってこの目で惨状を見てくることも、ボランティア活動で汗を流すことも、血を流すこともできない人間。
「できない」って、現実を上手くあいまいにする言葉で、はっきりいうと「できない」というのは、「したくないからしない」、ということ。

そういう人間。

いまは、ただ、描くだけ。自分の持ち場で、頑張るだけ。それ以上のことを、「したくないから、しない」。

けれど、せめて描き続けていれば、神様は私に役割を与えるだろう、と思う。
機が満ちれば、被災地のために、描くことでなんらかの役に立つよう、そこへ放り込むだろう、と。

だって被災したのは「よその誰か」ではなく、まんま、「私」でもあるのだから。

その時がきたとき、めいっぱいお役にたてるよう、笑顔につながるいい絵が描ける自分になれているよう、

毎日、ただ、描きます。

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