3月も半ばを過ぎ、先週末あたりから卒業式帰りと思しき生徒さんたちの姿をよく見かけます。
そうか、もう卒業シーズン。
この季節になると、いつも思い出す、中学時代の恩師のことば。
”悩むことは、暗いことじゃないんだよ。人生を、真面目に生きてるってことなんだ。”
当時、まだ20代前半のとても若い先生でした。
今にして思えば、先生自身も日々悩みながら、必死の思いで生徒たちと真剣に向き合ってくださっていたからこそ、実感のこもったこの言葉がストレートに私の胸に響いたのでしょう。
先生、私今日までこの言葉に支えられて、いつも堂々と前向きに悩みながら(笑)、まじめに答えを見つけて生きてきたよ。
たったひとつの出逢いが、たったひとつの言葉が、ひとりのひとの人生を、大きく変えることってあります。
15歳の私が恩師のひとことに救われた。
その恩返しとして、今度はわたしが後輩たちに、ほんの小さな光だとしても、勇気をあげられる人間に成長しなければ。
そうだよね、先生。
4 件のコメント:
中学の思い出は、美術で作った手と、コーラス部と、先輩にシメられそうになったことくらい・・・。
同じ場所にいたはずなのに・・・。
同じ先生だったのに・・・。笑
先生、教師冥利に尽きると思います。
いまの私たちの年齢で、当時の先生の”思い”に思いを馳せながら読むとぐっときますね。上っ面じゃない実感のこもった言葉ってやっぱり力があるなぁと思いました。きれいごとじゃない素敵な励ましの言葉だね。紹介してくれてありがとう!
ゆうこさんへ。
先生、いまもきっと当時の私たちのようなやっかいなガキンチョたちと日々格闘して頑張っていらっしゃるだろうね。
...ゆうこちゃん、先輩に〆られそうになってたんだ(笑)。初耳☆
かえるさんへ。
心から尊敬できる先生に出逢えたことは、わたしの本当に大切な財産となりました。
現代の過酷な”学校社会”を必死で生きてる子供たちが素晴らしい先生に出逢えることを、切に願って止みません...。
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