2015年11月25日水曜日

時には本を持たずに

お財布、ケータイ、本1冊。
何は無くともこれだけは!のお出かけの友・ベスト3。

電車の中は格好の読書時間、とばかり、用事が済んで帰路に着くなり本を開くのがお約束。

でも昨日は、本を持たずに出掛けてみました。
行き帰りの電車タイム、もったいないかなぁ…?と思いつつ。


そんなコトはなかったです。
むしろ今までを、チョットもったいなかったかなぁ、と思うくらい。

本に目を落とし、没頭していては、味わえないコトが色々あったんだと気付きました。

車窓の風景、秋晴れの空の青さ、いちにちが始まるというわくわく感。
そして帰りは、楽しかったいちにちの余韻をかみしめる、という楽しみ。


なにも、すき間時間をぎゅうぎゅうにするこたないんだよねぇ、と自嘲(笑)。
本はいつでも読めるけど、「その時」を味わうことは、その時しか、できないんだから。

大切な「その時」の濃度が薄まらないように。
堪能し尽くせるように。

時には本を持たずにお出かけ、も
素敵なものだと思ったのでした。

2 件のコメント:

Unknown さんのコメント...

同感!ずうっと通学時間、通勤時間が長い身の上だったので、私も必ず本を携帯してます。
本も良いけど、ぼやっと景色や、市井の日常を見るとホッとします。犬の散歩時間は特に、窓外を見ています。

たかはしまいこ さんのコメント...

翌日は、仕事と仕事の間に1時間ほどの空き時間ができたので、また本を持たずに100円の循環バスに乗り込み、ぐ~るぐる。とめどなくいろんなことが浮かんできて、頭の中も心の中も、ぐ~るぐる(笑)。こういう時間、いいですね!