先日、母がこんなものを見せてくれました。
これは、5歳のわたしが描いた絵。
今は亡き祖母が、大切に保管していてくれた沢山の手紙や落書きたちの中から出てきたものです。
拙い文字で書かれている背後の文章からすると、どうもクリスマスカードのようですね(笑)。
わたしは物心ついたころから紙とペンを手放さない子だったから、祖母と二人のおじたちは、わたしが遊びに来た時のために裏が白い広告紙や本のカバーの裏紙などをせっせと集め、束にしてスケッチブックがわりにとっておいてくれたっけ。
...今、こうして大好きな絵を描く仕事に就いていられるのも、こんな風にまわりの皆が、たくさんたくさん愛情を注ぎ、協力を積み重ねて下さったおかげなんですよね。
今日も描けること。描きたいモノがあること。
それはひとえに、皆さんがいてくださったから。いてくださるから。
誰ひとりが欠けても、無理でした。
本当に本当に、ありがとう。