2016年1月10日日曜日

自作

これは、数年前の1月、大雪にみまわれてしまった成人の日のことが
ひどく気になって、生まれた作品です。



心配から生まれたわりにはなぜか静かで穏やかな作品に仕上がり、
個展にも出しましたがどうも離れがたく、非売にして手元に残しました。

基本、自作を飾るのが好きではないので、
(ナゼって、いつも仕事のコトが頭からはなれなくなっちゃいますもの、(笑))
この絵も何年か納戸の片隅でねんねしておりましたが(-。-)zzz
今年ふと、飾ってみようかと思い立ち、深い眠りから目覚めていただきました。

玄関に飾ったこのコは、
時間によって入る角度が変わる自然光に照らされながら刻々と表情を変え、
なんだかとても楽しそう。それを日々眺めるわたしも、とても楽しい。

自分の描いた絵
いまだ上手と思えたことはいちどもないけど(笑)
自作を飾ってみるって
なかなか素敵なことなんだと、やっと思えるようになりました。

オトナじゃん(笑)。
そういえば、成人式じゃん。

時間が経って、解ることがあります。
時間が経って、変わってゆくことがあります。

どんな日も、振り返る未来、必ず思い出になるのだから。
どんな日も、あぁ佳い日だったんだと未来の或る日、思えるように。

私の場合は
自分の描いた絵が
未来それを教えてくれますように。

2 件のコメント:

Unknown さんのコメント...

この絵のように楚々とした着物姿を見かけると嬉しくなります。首が寒そうだから、手にはショールを持っていると想像します。

たかはしまいこ さんのコメント...

モルペンさんへ。

きっと片手にはショール、もう一方の手にはかえる洋裁店のガマぐちバッグなんぞ持っているのでしょうね^^?
いつか、モルペンさんの素敵な帯も見せていただきたいです。