いま、友人がご懐妊中で、血圧コントロールのため入院中なのです。
彼女が毎回のお食事の写真を自身のブログにアップしてくれていて、そのメニューをひとつひとつ観察していると、とても減塩食とは思えないくらいバラエティー豊かで目にも楽しく、美味しそうなのです。
塩分を控えても工夫次第でこんなに豊かなお料理ができるんだな~と、いい意味でカルチャーショック。
父親がお醤油会社に勤めていたせいか(?)、じつはわたし、かなりの塩漬人間(笑)。
あらためて自分の食生活を反省してしまいまして、これを機会に、減塩生活に入ろうと決意いたしました。
良いお仕事をするためにも、身体は大切にしなくてはいけません。
そしてわたしには、大切にしなくてはならない理由が、もうひとう。
半年ほど前から、このカードをお財布に入れているのです。
きっかけは、大切な恩人が腎臓の病気で亡くなってしまったこと。
ひとの人生、先の事はわかりません。
わたしにしたって100年生きるかもしれないし(笑)、明日にでも不慮の事故にあってばいばいってこともありうる。
もちろん100年元気に生きるに越したことはないんですが、もしも後者の運命であるならば、せめてわたしのなかの使えるもんは、すべて有効利用していただきたいのです。
もったいないですからね、リサイクル主義者ですもの(笑)。
亡くなった恩人の、「もし宝くじ当たったら、腎臓交換するな~」と冗談っぽく、さらっと流すように言った時のおどけたお顔が、いまでも胸にちくちくします。
「もしも」のことがあったとき、誰かに使っていただくかも知れないわたしの内臓ちゃん、脳味噌ちゃん、目ん玉ちゃんたち...なるべくベストな状態で、引き継いでいただきたいじゃないですか。
その思いは、私自身をも助けるわけだし。
そう意識することによって、より自分を大切にし、健康に気をつけながら生きるようになるのですから。
きっかけは悲しく切ないことであったけれど、結果、多分...素敵なことなんだと思います。
「わたし」まるまる全部大切だけど、殊に恩人と縁の深い腎臓は、うんと大切に、きれいな状態にキープしておきたい。
だから、「減塩生活」です!
友人とともに、頑張ってみようと思います\(^o^)/
今日の投稿を読んで、「臓器提供意思表示カード」に興味を持ってくれた方が一人でもいらしたら、本当に嬉しいことです...。
2 件のコメント:
亡くなった友人は貴重な教えを残してくれますね。
私は乳がんと大腸に敏感になっています。毎年しっかり健診受けましょう。
Fumi Sさんへ。
コメントありがとうございます。
亡くなった方の遺してくれた教えを生きているわたしたちが日常生活に活かすことが出来たら、きっと喜んでくださるでしょうね。
わたしは自由業なのでいままで健康診断も受けたことがなかったのですが、これからはきちんと受診しようと思います。
ありがとうございました!
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