2013年5月26日日曜日

日曜小美術館48・記憶で描く(前篇)

出先で、鰹のイラストを描くことになりました。

さぁ、どうしよう。
愛用のおさかな図鑑は仕事部屋。

鰹・鰯・秋刀魚などの大衆魚は、食材として頻繁に描くモチーフですから、良く知っているはずなのに...ふしぎなもので、いざ描こうとすると、細部が思い出せない...(汗)。

縦横比ってどのくらい?しっぽのカタチは?背びれ・腹びれの位置は?しましま模様の幅は?顔つきは、コワモテだっけ?それとも、ポーカーフェイス?...

ふだん見慣れているはずのものでも、記憶に残っていないことって案外多いのかも知れません。
これは意外な発見でした。

で、頼りない記憶をあてに手帳に描き出したラフが...



こんな感じ。...ヘンな感じ(笑)!

来週の(後篇)では、このラフから起こした【記憶の鰹】と、実際に資料を見ながら描いた【まじめな鰹】を、並べて見比べたいと思います。

さてさて...記憶は、どれだけあてになるのかな?!

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