先日、友人と手紙周りのグッズを集めた雑貨屋さんに入りました。
便箋、封筒、万年筆、シールにスタンプ...
色とりどり、目移りしちゃうような素敵なアイテムたち。
ふっと、ある印象的なお手紙の記憶が浮かんできました。
とても尊敬している方から頂いた、そのお手紙。
切手のデザインが、戦国武将の鎧兜。
「...?」
封を切ると、スカイブルーの地に白抜きでふわりと浮かんだ雲と、飛び立つ鳩の模様の便箋。
「...!!」
その瞬間、わたしの心にぱぁっと青空が広がりました!!
お手紙が届いたのは、2年前のちょうど今頃、ゴールデンウイークのこと。
つまり、その方は
切手で「端午の節句」、便箋で「五月晴れの空」を、表現して下さったのでしょう。
要件だけのシンプルな文面だったけれど
その方らしい、さり気ない優しさとお心遣いが、封筒からこぼれ落ちんばかりに伝わってきたのでした。
あぁ、私もいつか
こんな素敵な手紙が自然に書けるひとになりたいなぁって。
思い出す度に、心が洗われるような、5月の晴天のように爽やかな気持ちになるのです。
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