父の家庭菜園の夏野菜たちが今年、元気いっぱいです。
特においしいのが、どじょういんげん。
料理ギライのわたしが、人生初の精進揚げをしてしまったくらい(笑)。
どじょういんげんは、たしか去年も作ったはずですが、それほど美味しかった印象はなく。
「なんで今年はこんなにおいしいのかな?」と父に問うたら、
「それはね...”つるあり”だから。」とのお答え。
どじょういんげんには、”蔓有(つるあり)”と”蔓無(つるなし)”の2種類があり、蔓有が本来の自然のままの姿、蔓無は栽培しやすく手間がかからないよう、品種改良されたものなのだそうです。
蔓有くんは手のかかる子だけれど、そのぶん親(作り手)の愛情に応えてくれるので、お味が良い。
蔓無くんは育てやすい子だけれど、イージーなぶん、お味もそれなり。
...と、そういうことらしいです。
何事も、そうなのですね。
”てまひま”は、とっても面倒くさいけれど、決して無駄なことではないのです。
むしろ、
何よりも大事なこと。
てまひまじかんをかける過程で、一番大切ななにかが注入されてゆくのだと、わたしは信じます。
自分の仕事効率の悪さにときどき泣きたくなるけれど(苦笑)、これがわたしのやりかた。
てまひまじかんかける過程を、堪能してゆけばいいんだ!
あぁ 今回は、どじょういんげんさまに救われました(笑)。
旬とたわむれるって、とても豊かなことですね^^。
5 件のコメント:
イラストの中に文字があるの、なんかいいね!
いんげんのような、かたつむりのような、もっと細長い生き物のような。
とっても愛らしい。
ゆうこさんへ。
コメントありがとう\(~o~)/!
これは水彩色鉛筆で遊んでいたら勝手に出来上がった作品(笑)。そういわれてみれば、カタツムリのようにも見えますが、蚊取り線香にも見えてきたよ...(笑)。
元気に忙しくしてますか?
どじょういんげんという名の野菜を初めて知りました。そしてエピソードにとても共感しております。このイラストは御守りにしようっと(笑)
かえるさんへ。
どじょういんげんは、泥鰌隠元と書くのです。
泥鰌さんのようにひょろっとくねくねしてるいんげんまめってことだ(笑)。
”てまひまじかん”は、わたしたち双子の合い言葉みたいね。
もっとも、わたしはあっぷあっぷになるとガサツ極まりなくなって”てまひまじかん”精神を忘れてしまいそうなこともしょっちゅう(T_T)。
無意識に、自戒のために描いたのでしょう...。
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