2014年4月13日日曜日

日曜小美術館91・絵本特集

今週は、絵本のお話。


絵本が好きかと言われれば、当然、好きなのです。
ただ、自分の仕事とからむ分野ということもあり、どうも仕事目線で見てしまい、
手放しで楽しむということを長らく忘れていたような気がします。


絵本をまた楽しめるようになったのは、ここ数年のこと。
友人たちに子供が生まれ、姪っ子が生まれ...
彼らとの交流を通して、絵本に触れる機会が増えたから。


子供たちだけでなく、大人たちもまたひとつのアートとして、絵本と親しむようになりましたね。
とても素敵なことだと思います。


わたし自身には子供がいないので、大人目線のチョイスになっているかもしれません。
お子さんのための絵本を探している方の参考になれるかはチョット自信ないのですが^_^;、
時には、カンフル剤になってよいのではないでしょうか(笑)。


日々子育てに頑張っていらっしゃる女性たちの癒しにも一役買ってくれたら...
というささやかなエールも込めて、選んでみました。


日曜日。
さっそく本屋さんにおでかけしてみては?


お子さんと一緒もよいけれど、可能であればダンナサマにちょこっとおちびちゃんを預けて、
しばしプチ休日気分を味わって欲しいな...^^♪




【まい・フェイバリット・絵本たち】


☆「だんごどっこいしょ」  大川生悦・作  長谷川知子・絵  ポプラ社
おそらく、私が人生ではじめて出逢った絵本。今は亡き、大好きだったおじが「表紙の顔がまいこにそっくりだったから」と買ってきてくれたらしい(笑)。読み過ぎてボロボロだけど、宝物です!


☆3びきのこぐまさん  村山籌子・作 村山知義・絵  婦人之友社
「子供之友」誌に1920年代に掲載された作品。100年近い歳月を経てなお、ぞくぞくするほどお洒落。この時代の作品には、デザインの視点からみても素晴らしいものが盛りだくさんなのです。


☆ブルーベリーもりでのプッテのぼうけん  エルサ・ベスコフ作・絵  おのでらゆりこ・訳
福音館書店
画集のようにながめるだけでも美しい作品。クラシカルでメルヘンチックな正統派の作風が好きな方におススメです。


☆おばけがぞろぞろ  ささきまき・作・絵  福音館書店
これは理屈抜きにお子さんと一緒に楽しめます。脱力モード全開(笑)。
愛くるしくもバカバカしいおバケさんたちとおバカさんになってしまいましょう!
アート的にもかっこいい!と個人的には、思うのですが...??


☆ビリー・ザ・トナカイ  ~ソリを引く男
☆ビリー・ザ・トナカイ2 ~師走の男    高木亮・作・絵  ビーナイス
大人の本ですね。毒っ気たっぷり。けれどとびきりあたたかい。
現代的で、一見コンピューターグラフィックかとも思えたイラストは、実は”切り絵”でした。凄っ!!
作者の高木亮さんのは、「きりえや」という職業なのだそうです。








 

4 件のコメント:

あずき さんのコメント...

こんばんは。
やったー☆
まいこさんの絵本
今度本屋さんに行ったら覗いてみますね☆
最近の息子君のお気に入りは
もこもこもこっていう絵本です

Unknown さんのコメント...

ボロボロでもいいから家のどこかから出てきてほしい絵本があります。絵本って、絵があっての作品だから、「この一冊」じゃなきゃダメなんですよね。
お話は本屋にあるけど、私の求める絵はみつかりません。

たかはしまいこ さんのコメント...

あずきさんへ。

息子クンが気に入るのが1冊でもあれば、嬉しいんだけどな~♡

あずきさんに特にみてほしいのは、「3びきのこぐまさん」。素敵なのよ~。

今日は、出版社に営業に行ってきました。
絵本の仕事につながると良いのですが!

たかはしまいこ さんのコメント...

モルペンさんへ。

そうですね。
子供のころ、いつも一緒にあそびすぎてめちゃめちゃ汚くなった(笑)ぬいぐるみ、いくら新しいの買ってあげるから捨てなさい、っていわれても、”その子”じゃなきゃダメだった。
お気に入りの絵本も、まさにそんな感覚。
そういう1冊があるって、幸せですね^^。