図書館で、小池真理子さんの 「一角獣」 (角川書店) という短編集が目に留まりました。
を創って以来、”一角獣”なる言葉がどうも気になってしまう(笑)。
作中に、こんな記述が。
「その動物(一角獣)を手なずけるのは難しいんだ。見かけによらず、性質が荒い。猛り狂ったようになることもある。でも、ひとつだけ例外があってね。清純な乙女にだけは気を許すんだよ。清らかな処女に甘えて、膝にすり寄る。そういう愛らしい一角獣を描いた絵は、たくさん残されていて、見ているとなかなか面白い。」
一角獣と乙女...普遍的な男女の姿を物語っているのでは
...というのは、深読みのしすぎかしら(笑)?
いずれにいしても、時々疲れた翼を愛しいひとの傍で休めたい...
たまには、思い切り甘えたい...
という気持ちになるのは、一角獣も人間も、同じなのかもしれませんね^^。
【ひとくちメモ】
余談ですが、今回使った絵具は、
ターナー社アクリルグアッシュの
「チョコレート」という色。絵具箱の
なかでずっと眠っていたのですが、
バレンタインも近いということで(笑)、
ふっと思い立ち、使ってみました♪
5 件のコメント:
そうだったのか。私が持っているユニコーンのオーナメントも女の子とぺったりしてます。
チョコレート色って薄めるとピンクなんだな。1色の濃淡で味が出るんですね。素敵です。
モルペンさんへ。
そうか...
やっぱりユニコーンが女の子好き、というのは間違いなさそうですね(笑)。
チョコレート色は、セピア系をイメージして購入したものの茶というより紅に近くて、扱いが難しい色だなぁと思っていたのですが、こうして単色で使うとなかなか綺麗な色でした^^
日曜小美術館のためのイラストを描くなかで発見したり勉強になったこと、たくさんあります!
きれいね。セピアは懐かしい雰囲気になるけど、赤みがあるとまた違った感じ!好きかも。
ゆうこさんへ。
ありがとう!
そういえばこの色、紫っぽくもあり、ピンクっぽくもあり、オペラっぽくもあり...アナタのイメージに近いかも!
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