2012年9月30日日曜日

日曜小美術館⑭ 「嵐を呼ぶうさぎ」 

今夜は十五夜なのですね。

でもでも、残念ながら台風17号の影響下にある今宵。
関東はこれから徐々に雨風が強まってくるようです。

嵐の十五夜。それもまた、風流ではありませんか。


「嵐を呼ぶうさぎ」

ところで、満月の夜に何かをひとつ捨てると幸せになれる、っていう迷信を知っていますか?

私は、長年の悪い習慣とさよならしようと決めました。

特に今夜は嵐の十五夜スペシャルだから、きっと悪癖のひとつくらい、思いっきり遠吹っ飛ばし、きれいさっぱり洗い流してもらえるでしょう(笑)。

うさぎさん、ご協力よろしくね!

2012年9月29日土曜日

まくらカバー

おなじみ「かえる洋裁店」で、先日オーダーしたまくらカバーが本日、はるばる金沢より我が家へやって来てくれました!

いま使用している健康まくら、うっとりの寝心地でとてもお気に入りなのですが、たったひとつ困った点が。それは...色が...蛍光緑(笑)。ちょっと安眠には適さない色だよな...と常々気になっていたので、よりよい睡眠環境を手に入れようと、今回のオーダー。



素敵でしょう。
落ち着いたラベンダー色。ずっしりと重みのある良質のリネン地。同じ生地で2枚注文したのですが、周囲のパイピングがグレーとブルーの色違い。こういう細部の粋なはからいに弱いわたしの好みを、ちゃんと解ってくれている繊細な思いやりには大感激!!



こちらは本番の制作に入る前にサイズ確認のために送ってくれたサンプル版。
サンプルにしてすでに完璧な仕上がり。どこをとっても美しい、誠実な仕事ぶりに彼女の人柄がすべて表現されていました。

ずっと以前、イラストをお買い上げいただいた折、お友達価格を申し出たわたしに、”芸術には正当な対価を支払う”というのが彼女と旦那様のポリシーだ、と言ってくれました。
つたない私の作品を”芸術”などといってくれたことにはどぎまぎして困惑してしまいましたが(笑)、すてきなポリシーだな、といたく感動して、ずっとこころに残っていました。

だからわたしも、かえる洋裁店では正価でお買物するのです。
お友達ということとは関係なく、いち客として、200%満足に値する作品を制作していただけたからです。

これから時間をかけて馴染んでいってくれるであろうまくらカバーさんたち、宝物です!
どんな風合いにそだっていってくれるんだろう?

まゆちゃん、ほんとうにありがとう。制作、お疲れさまでした。

こころまで満たしてくれる「かえる洋裁店製品、自信を持ってお勧めいたします。
ぜひぜひ、ご来店くださいませm(__)m。  http://www.kaeru-yousaiten.jp/


2012年9月28日金曜日

☽美月☽

ついさきほど、わんこちゃんと散歩中、ふと空を見上げたら...珍しい光景に遭遇しました。

お月様の周りをオレンジ色っぽい光の輪がぼぉっと囲み、黒雲がざあざあ流れているというのに、その光の輪の周りだけが雲をよけて、お月様が隠れないのです。

光の輪が消えてしまうまでの15分ほど、ずっと空をながめてました。わんこちゃん、怒ってました(笑)。

残念ながら私の乏しい表現力では神秘的な感じが伝わらないのですが...それはそれは不思議で、美しかったのです。

台風が近づいているゆえの、なにか特別な気象現象だったのでしょうか?

縁起をかつぐほうではないけれど(笑)、こんな美しいお月様に出遭えたからなにかいいコト起こるかも...!なんて期待しながら、今夜は幸せな眠りにつけそうです☽。

2012年9月27日木曜日

百年に一度の危機がなんだというのだろう。

どんな波もいつかは必ず過ぎ去っていく。

普通の人間は波の面に顔をだし、ただ息をしてしのげばいいのだ。

きっとこの波も越えられる。

石田衣良 「出発」 より (角川文庫 「再生」に収録)

サーファーのように上手に乗りこなせなくたって、全然いい。
闘う力がないときは、闘わなくったっていい。
勝たなくっても全然いい。
ただ、しのげば。
しのげば、負けない。

負けなければ、投げなければ、必ず次がある!

そう思います。

2012年9月26日水曜日

おしごとだいすき

ここひと月程、お仕事が大変少なかったのです^_^;。

7・8月はわりと忙しかったので、9月はのんびり気分で映画を見たり、大好きな本をたくさん読んだり、情報収集やふだんなかなかできない勉強などをして、幸せいっぱいに過ごしていた...はずでした。

楽しかったです。

が。

なんだか...違う。

貧乏性なのか、暇が...つらい(笑)。

お仕事の神様がそんな私の気持ちを察してくれたかのように、10月を前にして、ぽんぽんぽん!と立て続けに依頼が入りました。

スイッチON!!

ぴーんと張りつめたこの感じが、やっぱりいちばん好きだ。

つらくなって泣くこともしょっちゅうだけれど(笑)...それでも。

お仕事への情熱が私を生かしてくれているんだな、とつくづく感じる今日この頃なのです。

2012年9月25日火曜日

下戸返上?

おや?赤ワイン?下戸返上か(笑)?
いやいや、よく見ると氷が...



これは、レッドジンガーというハーブティー。
ハイビスカス、ローズヒップ、ショウガなどがブレンドされていてます。

カフェイン命の私がどうしたことか最近、ハーブティーをおいしく思うようになりました。
といっても好きなものはごく限られていて、目下のお気に入りはこのレッドジンガーとその仲間のレモンジンガー、それからミントティーの3種類。

この時期、胃腸にも夏の疲れが出てくるというから、体が自然と優しい飲み物を要求するのかもしれませんね。

みなさんもどうぞ、元気な胃腸で楽しい食欲の秋をお迎えください(笑)♪


2012年9月24日月曜日

プロだもの。

先日、とても尊敬している方が、

「経験を積んでいるから、自分のコンディションがどうであっても、仕事はできる。」
とおっしゃいました。

ごく自然なことのように。

すごいなぁ...。さらりとこう言い切れるって、本当に凄い。

プライベートを仕事と切り離そうということは常々心がけているのですが、なかなか思うようにはいかなくて...へなちょこモードに入ってしまいそうな瞬間が、私にはめちゃくちゃたくさんある...。

そんなときは、この言葉を思い出そう。
ひとつひとつの仕事が、大切な大切な経験として自分のなかに積み重なり、自信となってゆくのだから。

どんなに疲れ切ったときだって、プライベートでどんなことがあったって、仕事は甘やかしてくれないから。

どんなときだって、渾身の仕事をします。

プロだもの。

2012年9月23日日曜日

日曜小美術館⑬ 祝

❤友達の入籍  ❤家族の誕生日  ❤敬老の日  ❤行きつけのお店の開店記念日...等々、
ここのところ、私の周りではお祝い事が多いのです。
幸せのスパイラルは、最高です!

そんなわけで、お祝いの気持ちをたっぷりこめて、今週の作品は、このふたり。

「祝鶴」


「祝亀」

...このページに遊びに来てくださったみなさんの幸せも、千年、万年続きますように♪

2012年9月22日土曜日

ちびキャラ。




これ、某コーヒーチェーン店のマグカップの側面です。

小さなウエイターさんのイラスト。

正面ではなく側面 ( 取っ手のちょうど対岸 ) 、というところがポイントで、この控え目な感じにハートをきゅっと掴まれます。

小さな声でさりげなく、”イラッシャイマセ” ”アリガトウゴザイマシタ”って囁いてくれてるみたい。

こんなちびキャラに弱いんだぁ、私 (笑) 。



2012年9月21日金曜日

スケート熱!

9月も後半に入り、最近ちらほらとフィギュアスケートの話題が聞こえてきます。

そうか、もうそんな時期。

私、フィギュアスケートが大好きなのです!

フィギュアのシーズンは10月からが本番。

昨年の10月といえば、私はこのHP開設の準備&個展の作品制作で多忙を極めていました。
で、個展の終わる12月24日まで涙を飲んでフィギュア観戦を封印していたのです。

ガラにもなくストイックを気取ってみたけれど、
結果的に...この作戦は失敗だった(笑)。

フィギュア観戦は、私の心の大切な大切な栄養だったんですね。
シーズンを通してトライ&エラーを繰り返してはアスリートとして、芸術家として、そして人間として成長してゆく選手たちの姿に、どれだけの元気・勇気・やる気をもらっていたことか。

封印してみてあらためて解りました。
大切なことに気付けた、という意味では大変良い勉強になったのです!

今年は、ちゃんとシーズン初めから、しっかり選手たちと向き合わせていただこうと、今からわくわくしています。

来年3月の世界選手権が終わった時に、どれだけ彼らが成長しているか、そして彼らからたくさんのパワーをいただいて、自分はどれだけ良い仕事ができたのか...それをしっかり見極めるのが、何よりも楽しみ!

よっしゃ~、一生懸命応援するぞ~\(~o~)/!!

2012年9月20日木曜日

スタンダード

いつだって生活のスタンダードを決めるのは自分だし、それを満たすための努力をするのも自分だ。誰かのスタンダードを見て、それに満たないことにくよくよしながら生きる必要なんて全然ない。
今思っている「この感じ」を、どんな職業に就いても、どこでどんな風に暮らしていても、忘れないようにしたいな、と思う。

豊島ミホ著 「やさぐれるには、まだ早い!」より。

2012年9月19日水曜日

風邪知らず!

今日お喋りした方、一度もインフルエンザにかかったことがないといいます。
それどころか、普通の風邪も、ほとんどひいたことがないのだとか。

ふだんから、お食事にとても気をつけているのだそう。
ご家族揃って、お元気です。

すごい!体調管理万全、って最高にかっこいいです!

自分の食生活をはじめとした不摂生、反省してしまいました(>_<)。

私も風邪で寝込むことはほとんどありませんけど、それは”ひいてない”からじゃなくて、”ひいてないことにしよう”と無理やり活動しているだけですから(笑)。

よし、この秋冬シーズンの目標は、”体調管理で風邪知らず!”にしよう。

食事・睡眠・運動。

元気の基本はシンプルです。

シンプルで大切なことを、再認識させていただきました。ありがとうございました(^v^)!

2012年9月18日火曜日

なぜ、神谷バー?

昨日のブログに書いたとおり、私は下戸のくせに、神谷バー(台東区浅草1-1-1、1880年創業の日本で一番古いバー)が大好きなのです。
好きが高じて数年前、創業者の旧別荘にまで見学に行ってしまいました(笑)。
http://business4.plala.or.jp/g-inage/aboutus/kamiyabeibesso.html

なぜ?とよく笑われるのですが、これには深い訳がありまして。

神谷バーとの出会いは、京成沿線の現在の住まいに引っ越してきた10年ほど前。
京成電車のなかでひときわ目を引く素敵な広告がありました。

この広告ポスター、1年を通してシリーズ化されていて、季節ごとに掛けかえられるのです。
その年によってテーマは様々ですが、基本はお洒落でシンプルなビジュアル表現(イラストのこともあり、写真のこともあり、色と形の組み合わせだったこともあったっけ) と、コピーか短文の組み合わせで構成されています。
http://www.kamiya-bar.com/adv.html

電車にゆられて帰り道、何度神谷バーの広告にほっと癒されたことか。とくんっと胸が高鳴ったことか。きゅんっと切なくなったことか...。
こんな気持ちになったの、私だけではないはず。
1世紀以上にわたっていつの時代も、一生懸命働いて疲れ果てて帰路につくひとたちに、小さな”心の元気”を与え続けてきたのでしょう。

 商品のアピール。その目的を完璧に達成しつつ、それをはるかに上回る何かを、見る人の心に与えてくれるポスター。素晴らしいアートです。そんな広告を発信し続けるこの老舗バーの姿勢に、私は惚れ込んでいるのです。

”いつの日か...こんな素敵なポスターを作ってみたい!”
これ、私が神谷バーからいただいた、大きな夢。

だからね、神谷バーの空気感を感じて夢へのモチベーションを維持するために、お酒が1滴も飲めなくっても、ときどき通っているわけなのです(^^ゞ。



神谷バーと私...なかなか素敵な出会いでしょう?

2012年9月17日月曜日

” したコメ ” 行ってきました!

おとといのブログに書いた「したまちコメディー映画祭in台東」 ( 通称 ”したコメ” ) のご報告です♪

15日はオープニング上映作品、「Tokyoてやんでぃ」を鑑賞。
【監督・神田裕司 脚本・村木藤志郎 出演・エゾノ征爾、南沢奈央、小松政夫ほか】

よかったなぁ...この作品!

寄席の楽屋でのある1日のドタバタを、入門以来9年以上も前座止まりの落語家・立花亭ピカッチ( なぜそんなおかしな名前をもらってしまったか、というエピソードもユーモアたっぷりに描かれています ) を主人公に描いています。

芸達者で個性豊かな俳優さんたちの演技はもちろん、なんといっても光っていたのは脚本。
これでもか、これでもか、というどこまでもしつこい( あ、この”しつこい”は賛辞ですから、もちろん!) 笑いの後、急に不意打ちで襲ってくる涙・涙のクライマックス...やられました!

「Tokyoてやんでぃ」はこのあと、一般公開予定とのこと。
笑いたい方にも泣きたい方にも超お勧めの1本です♪

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この日は上映後、大好きな神谷バー ( 下戸でも入ります、ひとりで(笑)!) でマカロニグラタンとレモンティー ( ガキくさ!!) をいただき、映画の余韻にひたりました。あぁ、幸せ。

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16日のメインイベントは、短編映画のコンペティション、「したまちコメディ大賞2012」。
私のメインの目的も、じつはここにありました。

ひとつは、審査員に大好きな根岸吉太郎監督が名前を連ねていたこと。
そしてもうひとつは、今回の会場となった「浅草中映劇場」が老朽化のため来月をもって閉館となってしまうので、その姿を最初で最後、この目に焼き付けておきたかったからです。

昭和8年以来、浅草六区の映画文化を支えてきた大切な映画館。
この「中映」だけでなく、現存している他4館もすべて、幕を閉じるのだそうです。



外観もさることながら、一歩劇場に入ったとたん、なんともいえない愛くるしい佇まいなのです。
あたたかく、にこにこ笑ってお客様を迎えてくれているみたいな。
この愛くるしさは、きっと地元の方たち、そして長年にわたって足しげく通ってくださったお客様たちに深く深く愛されていた証なのでしょう。

たった1回だけでも、この歴史に包まれた映画館に迎え入れていただけたこと、本当に嬉しく思いました。
ふにゃっとやわらかい感触のビニールカバーにくるまれた真っ赤なビロードの客席のほわっとした安堵感、ずっと忘れたくないなって思います。

大きな震災を経て、老朽化した建物の危険性を考えればこれもいたしかたないことなのでしょうが、こんなに素敵な、たくさんの方々に慈しまれてまるで感情をもつかのような佇まいをしている建物が消えてしまうのは、なんて切ないことなのでしょう。

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...笑い、涙、ときめき、切なさ...。
たくさん心を揺さぶってくれた”したコメ”、素晴らしい経験となりました。

ありがとう!
はやくも、来年が楽しみです!!

  .....来年もきっと、神谷バーでマカロニグラタンだろうな(笑)。





2012年9月16日日曜日

日曜小美術館⑫ ブリオッシュ夫妻。

かえる洋裁店の店主・まゆちゃんの9月7日のブログhttp://www.hibi.kaeru-yousaiten.jp/2012/09/blog-post.htmlからインスピレーションを得て、”ブリオッシュのついたおじさん”を描いてみました♪

「ブリオッシュ氏」

まゆちゃんのリクエストにより、”ブリオッシュのついたおばさん”も(笑)。

「ブリオッシュ夫人」

ぷぷっ...なんとも美味しそうなご夫妻ですこと!

食欲の秋もすぐそこ。
ブリオッシュつかないように、要注意...ですね(^_-)-☆

2012年9月15日土曜日

「したまちコメディ映画祭in台東」

おはようございます。


今日・明日と下町のエコノミーホテルに1泊して、このイベントを楽しんできます!

感想は、来週のブログでご報告しますね♪

わくわく!行ってきま~す\(~o~)/

2012年9月14日金曜日

Liberty

「...人間は、他者に善だと思われる生活をすることを互いに強制するよりも、
自分にとって善だと思われる生活を互いに許し合うことで、より大きなものを得るのだ」

哲学者・ジョン=スチュアート=ミル

2012年9月13日木曜日

映画・「黒部の太陽」

昨日、この映画を観てきました。


「黒部の太陽」。1968年の作品です。

石原裕次郎さんが、「この映画は大きなスクリーンで見てほしい」との遺言をのこしたため、ノーカット版はテレビ放映も、ビデオ化もされなかったのだそうです。

世紀の難工事とまでいわれた黒部ダム建設の、とくにトンネル工事の苦闘を中心に描いた作品です。

圧巻でした。

このダム工事それ自体に、賛否両論・激闘があったことでしょう。
そして、当然この映画の存在自体にも。

軽々しく素晴らし映画だ、なんていうことはできません。

だだ、私が純粋に感動したのは、人間の執念の力。

あきらめない人間の力って、凄い。力ずくで不可能を可能に導く、その執念。
その強烈な気持ちに動かされているとき、もしかしたらひとは、不可能という概念を忘れているのかもしれません。

(その執念の力は、紙一重のところで天使にも悪魔にも成り得ることは、一人ひとりが肝に銘じていなければいけないのは当然のことですが。)

このダムを造った方々の、命がけの執念。
そして、その命がけの思いを映像化した方々の、執念。

それが、私の心に届きました。

この工事にあたり、171名の方が命を落とされたそうです。
こうしたたくさんの犠牲のもとに成り立っている今日の日本を、わたしたちは、大切にしているかな。
命がけで仕事をする方たちを、今日も大変な思いをして働いてくれる家族を、尊敬し、大切にているのかな。
現代日本を生きる私たち一人ひとりに、おおいに警鐘を鳴らす作品とも思いました。

これを機に自分の在り方、きちんと考え直し、行動しようと思います。




2012年9月12日水曜日

天然胃腸薬。

この夏は、ゴーヤとオクラをずいぶんたくさん食べました。
そのおかげでしょうか?毎年恒例の胃腸炎になっていません(笑)!
ゴーヤさまさま、オクラさまさま。
天然の胃腸薬ってところかな。旬のお野菜の力、ありがたいですね。



こちらはうちのグリーンカーテンにできた、珍しい白ゴーヤ。
かわいいような、ちょっぴりブッキーなような(笑)。

どんな風にお料理したら美味しいのかしら?どなたか教えていただけたら嬉しいですm(__)m。

2012年9月11日火曜日

ボーダーライン

女性って、いつ「おばさん」になるんでしょう?

いろんな要素があるでしょうが(苦笑)、

私は「謙虚さ」を失った時かな、って思うんです。

幾つになってもレディな方って、

静かな自信をまとっていながら、どこまでも謙虚です。

そんな風に、素敵に齢を重ねたいな。

自分自身にふてぶてしさを感じる瞬間 ( しょっちゅうです(笑)...反省!) が、きっと「おばさん」へのボーダーラインを踏み越えそうになってる、”逢魔の刻”なのでしょう。

いけない、いけない!

そんなときはレディな先輩たちを思い浮かべて、軌道修正!!です。

2012年9月10日月曜日

"skippy and jerry" !

ジャムトーストを頬張っていたら、ふっと昔の記憶が蘇ってきました。

2枚の食パンの片方にピーナッツバター、もう片方にイチゴジャムをそれぞれ1センチほど(!)こってりと塗りたくり、パーン!!と勢いよく閉じてなじませる。

アメリカ人の真似をして作ってみた、”skippy and jerry sandwich" 。

正直あんまり美味しそうには思えなかったけれど(笑)、おそるおそるいただいてみたら、So Doodでした♪

そういえば英会話の先生の息子ちゃん・デイヴィッドが、定番のおべんとうだと言っていたっけ。

”skippy and jerry sandwich"は、日本の日の丸弁当や梅干しおにぎりのようなものなのかもしれません。(?)

あぁ、なんか無性に食べたくなってきちゃった...明日、skippy (ピーナッツバターの商品名) 買いにいっちゃうかも...(笑)。




2012年9月9日日曜日

日曜小美術館⑪ 名もなきカット

モノクロカットの仕事はたくさん描いたもののなかから数点だけが採用される、というパターンが多いので、当然、”ボツ”が大量発生するわけです(笑)。

自分のなかではとても気に入っていた子が”ボツ”になると、ちょっぴり悲しいでしょう。

だからね、今回はそんな日の目を見ることのなかった秘蔵っ子のなかから、1点ピックアップしてみました。

「おやこどん」


ほら...ほんのちっちゃな名もなきカットでも、名前をつけて、色つけて、ふぅっといのちを吹き込んであげたら、こんなに元気になりました♪

いつかこういう子たちを一堂に集めて、ほんのちっちゃな作品展、してみたいなぁ。

2012年9月8日土曜日

秀逸デザイン!②

昨日に続き、またまた見つけた、秀逸デザイン。

スカイツリーの御膝元にある、「すみだ水族館」の印刷物のデザインがとてもお洒落だよ、と姉が送ってくれました。



こちらはフロアマップ。
水面に逆さ富士のように映るスカイツリーと青空。そのなかを気持ちよさそうに遊泳するペンギンさん。コピーがまた、いい!。 ”ときどき 海の世界へ帰ろう。”



こちらは、ペンギン・オットセイプロフィール。
裏には4頭のオットセイと、特に個性的な12羽のペンギンさんたち(ユニークなペンギンさんだから、”ユニペン”ですって!かわいい~(^v^))について、書かれています。
お洒落なだけでなく、スタッフさんたちの愛情も伝わってくる、素敵なパンフレット。


そしてこちらは、おみやげ屋さんのふくろ。表の面には、イラストだけです。文字のインフォメーションは、全て裏面。イラストをこんな風に贅沢に使っていただけたら、いいなぁ。うらやましいです!

優れたデザインたちは、水族館を訪れたお客さんたちの楽しい思い出に、きっと小さな華をそえてくれることでしょう。
一面識もないけれど、お客さんとデザイナーさんたちが心でつながる、一期一会の瞬間です。


2012年9月7日金曜日

秀逸デザイン!

子供の頃から、お菓子の箱や包み紙、生活雑貨のパッケージやら広告入りの紙袋なんかが、とても好きでした。

最近みつけた秀逸デザインは、これ。



実にかっこいいです!
たぶん日本人なら誰もが知っているこの商品のイメージを、最小限の色・形・文字で的確に表現しています。ミニマリズム、ここに極まれり!

...ややもすれば気付かれることもなく、いずれ捨てられてしまう運命のものたちの、こういう刹那的な美しさに、なんだかとても魅かれて、感動してしまうんですよね。

おおげさかな?へんなひとかな、わたし(笑)?


2012年9月6日木曜日

読書crazy⑪ わたしの思う”超一流”。


「カフェを100年、続けるために」 「カフェバッハ」店主・田口護 著 旭日屋出版


写真では判読しづらいのですが、表紙にはこんな一文が添えられています。

「与え、与えられる人と人との関わり。
そして地域、社会との関わり。
豊かな関わりを、カフェで学んでください。
カフェは良い生き方をつくる場所となって
そこに在り続けます。」

「カフェバッハ」には憧れの画家さん・T氏に、何度か連れて行っていただいたのです。

超有名店ゆえ、いまさら新参者の私が珈琲の味や、サービスの素晴らしさについて書くことはあまりにおこがましいので、省かせていただきますね。

なぜ日本の3大珈琲店のひとつに数えられているほどの名店が、創業以来、必ずしも好立地とは言い難い場所にひっそりと佇み続けているのか。なぜこんなに素晴らしい味とサービスを、こんなに庶民的な価格で提供できるのか。なぜ、スタッフさんもお客様たちもこんなに素敵なよいお顔をしていらっしゃるのか。...

この本を読んで、すっかり納得がいきました。心が...ぶるぶると震えました!

庶民派にして、超一流。

これこそ、本物の仕事だ、と。

...生意気ですが、私も人生で出逢う全ての人と、与え、与えられる豊かな関わりを大切に大切に生きて、学びあい、いつの日か...こんな本物の仕事ができる人間になりたいな、と切実に思います。

2012年9月5日水曜日

m(__)m 感謝月間♪ m(__)m

今日は9月5日。

おかげさまで、みなさんのご訪問・あたたかいコメントに支えられ、たくさんのパワーをいただいて、10月5日にはHP「まい小部屋」ならびに「ひとくちブログ」、開設1周年を迎えます。

じつはHP開設にあたり、いちばん危惧していたのは、なにをかくそうこのブログコーナーでした(笑)。
ズボラな性格とへたくそな文章...読むことは大好きだけれど書くということを殆どしたことのない私にとって、日々文章を綴ってゆくということが大変困難なことではないかと予想していたのです。コーナー名を「ひとくちブログ」にしたのも、ぽつん、と呟くような短いひとことであれば、なんとか続けられるかな...といういま思えばけっこうネガティブな発想からでした...(反省。)

ところが。
今や書く、ということが私の核のひとつになりつつあります。
描くことしか知らなかった私に、書くことの楽しさを教えてくれたのは、ズバリ、ご訪問者のみなさんお一人お一人なのです!

描くことと書くこと。
このふたつでみなさんとつながれていること、そしてその絆を通して日々勉強・成長させていただいていることが、本当に本当に幸せなことと感じています。...宝物です!

そこで。
今日から10月5日までの1か月、ささやかな感謝の気持ちを込めて、「ひとくちブログ」、毎日更新いたします!

ほんのちょこっとでも、くすっと楽しんでいただけたり、なにかのヒントになれたりしたら、大変嬉しく思います(^^ゞ

へタレモードな日は、文字通り”ひとくち”になっちゃうかもしれませんけど(笑)。

なにはともあれ1か月、どうぞよろしくお願いいたします♪



2012年9月2日日曜日

日曜小美術館⑩ さざなみ

ひとつきほど前に、吉祥寺の「和皮膚科クリニック」の待合室に飾る絵を、納品しました。

私にしては比較的大きなサイズ(50×110㎝)で、9羽のペンギンさんと海の仲間たちで構成した、ポップな作品です。

クリニックの先生とご相談の上、順番待ちの患者さんたちが少しでも楽しい気持ちになれるよう、単純にかわいく明るい雰囲気の、ペンギンさんに決定したのです。

このテーマに決まった時私の頭に浮かんだのは、葛西臨海水族園から逃げ出して数カ月の間冒険をしたあげく、最後には近くの河原で佇んでいたところを無事に保護された、勇敢ないたずらっ子ペンギン、「さざなみ」くんでした。

だから、この作品のタイトルは、まんま「さざなみ」。

残念ながら大きな作品ゆえスキャナで保存することができなかったので、今回はこの作品のために描いたラフの一部を紹介しますね。


この子が、さざなみくんのイメージに一番近い、黒ペンさん。



この子は、私のお気に入りで、さかさま泳ぎの得意な、青ペンさん。

秋にはまた違うバージョンの絵の制作依頼をお受けしているので、この子たちの出番もあと少しだと思いますが、きちんと任務をはたし、患者さんたちの気持ちを少しでも和ませてくれたのなら、とてもとても嬉しく思います!


和(なごむ)皮膚科クリニックは、素晴らしいクリニックです。皮膚疾患等でお悩みの方がいらっしゃったら、ぜひアクセスしてみてください。http://www.nagomu-clinic.com/