2013年12月31日火曜日

歯がゆさも...。

ついに2013年も、残すところあと数時間となりました。

みなさんにとって今年は、どんな1年だったかしら?

私にとっては...振り返ってみると、とても充実した1年だったと思います。

そう、充実。
充実のぶん、正直、ちょっぴり疲れる1年でもあったかな(笑)。

わたしは粋がりのカッコつけぇですから(笑)、疲れても、平気でなくても、
つい「大丈夫!」「ぜんぜん平気!」...って、言ってしまうところがある。

毎日が充実していて、くたくたに疲れること自体は、限度を超えなければ素敵なことだと思っています。そういう日々があってこそ人は成長するのだし、きらきらした思い出も沢山出来る。

けれど、あまりに沢山のコトを詰め込み過ぎて、ひとつひとつのコト、ひとりひとりへの熱量が、分散してしまう...。そのことが、切なくて、歯がゆくて。

そんな2013年だった気がするのです。

来年も、こんなペースはしばらく続きそう。
この歯がゆさもまた、受け止めなければいけないのでしょう。

まだ絵を描き始めたばかりの20代の頃、1枚のイラストを描くのに、どれだけ贅沢に時間と手間を惜しみなく注げてていたかを思うと、きゅっと胸が切なくなる。

今はあのころに比べて少しは器用になり、描くペースも技術もアップしたけれど、その分、わたしは変わってしまったのかな...仕事を”こなして”いるのかな...なんて思うことも...。

けれど、いまは頑張りどき。
きっと誰しも人生のある時期、がむしゃらに、時には嫌われながらも(笑)、なりふり構わず進んでゆかなければいけないのでしょう。

そんな歯がゆさも、焦燥感も、切なさも、素直に作品に込めてゆけば、いいんですよね、きっと。
粋がらずに、カッコつけずに(笑)。

いつかまた、20代の頃に似た気持ちで描けるようになるのは、いつかな?
そんな時もまた、きっと来る!

こんなわたしではありますが、
2014年も2013年と同様、
あたたかい目で見守っていただけたら、こんなに幸せなことはありません。

どんな時も、唯、「一緒に頑張ろうね!!」って気持ちを込めて描くことだけは忘れないと誓います。

1年間、どうもありがとうございまた。
1年間、またどうぞよろしくお願いいたします!

2013年12月29日日曜日

日曜小美術館78・「日小美、ウマれ変わります!」

今年最後の日曜小美術館。

今年は1年を通して本当に忙しく、特に後半はブログの更新も滞りがちになってしまいましたが、せめてこれだけは!!...となんとか守り通してきた、このコーナー。

みなさんのご訪問とあたたかいコメントに支えられ、続けてこられた大切な日曜小美術館は、私に沢山のコトを学ばせてくれています。

千里の道も一歩から。塵も積もれば宝の(!)山。
どんなにキビシイときもとにかく描き続けてきたおかげで、今年はこのコーナーで発表した作品たちから個展も開催することが出来ました。

そんな日曜小美術館、2014年午年、ウマれ変わります!

ちょっぴり変化とリズムをつけてマンネリズム打開&新たなプチチャレンジを盛り込みつつ、皆さんにも新鮮な気持ちでご来館いただけたら嬉しいなって...^^♪

リニューアルの内容は、以下の通り。

①毎月第1週目は、”身近で見つけたお洒落さん”。
日小美をきっかけに気づいた、お洒落画の楽しさをもっともっと追及してゆきたい!
いつか自分の得意分野にできたらいいな...♡

②最終週は、”季節のイラスト”。
ここで発表した作品をまとめて、2015年のオリジナルカレンダーを作成してみようという計画を思いつきました。さてはて、どんなカレンダーとなりますやら...?

③そのほかの週はこれまでどおり、フリーテーマで徒然に。
その時の自分のなかでの旬や感情を、大切に、素直に表現します。

...そんなこんななこのコーナー、2014年もウマの合うみなさんと楽しみながら作り上げて行けたら幸せです...今後とも、どうぞよろしくお願いいたしますm(__)m

2013年のご来館、本当にありがとうございました!!




2013年12月24日火曜日

サンタさん、粋だねぇ...!

本日、クリスマスイヴ。

今年は帰郷しているかえるさんと浅草散歩という、とても嬉しいクリスマスイヴ。

大好きなかえるさんと、http://www.kaeru-yousaiten.jp/大好きなカフェバッハさんへ行ったら、なんと尊敬する方である大好きな画家のTさんとmet by chance!!http://takahashimaiko.blogspot.jp/2012/09/crazy.html

こんなことってあるのでしょうか...

なんて粋なお計らい...ひょっとしてサンタのおじさんも、江戸っ子さん(笑)?!

大好きな人たちが、大好きな、元気な笑顔で同じフレームにおさまっている画というものは、なんてよいものなのだろう...と、ふたりの横で、こっそり感動していました^^...。

最高のクリスマスプレゼント♡

2013年12月23日月曜日

☆ツリー・後日談☆

日曜小美術館・74で、クリスマスツリーについて触れました。http://takahashimaiko.blogspot.jp/2013/11/74.html
 
今年、無性に買いたくなってしまったツリー。
さて、その後どうなったのかというと...
 
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
 
 
74のイラストは、出勤前の”朝ミスド”(←いつもミスタードーナツで1時間ほどお絵描きしてから行くのが習慣です、(笑))で描いたものですが、
ツリーへの熱い思いがサンタさんに届いたのでしょうか?
 
その日のお昼休みにいつものお店へランチに行くと、
店内には可愛らしいツリーがセンス良く飾りつけられていたし...
 
職場ではなんとセンター長がツリーセットを買ってきてくれていました...
 
そしてそして。
 
翌日、短大時代の心優しい友人・mihoちゃんからは、↓こんな素敵な画像付きのメールが...♡
 
 
...そんなこんなで、ほかほかあたたかくなったわたしの心はすっかり満たされ、
ツリーは買わずとも
素敵な気分でクリスマスを待つことが出来ております...^^♪
 
ありがとう...ほんとうにありがとう!!

2013年12月22日日曜日

日曜小美術館77・「街笑」 (まちわら) キャラクター

実はこの半年余り、キャラクターづくりのお仕事に携わっていたのです。
 
つい先日、著作権や登録商標等の契約がめでたく成立し、
やっと皆さんに公開できる運びとなりました♪
 
そのキャラクターとは...この子!
 
 
 
ユニコーン(一角獣)のこどもちゃん。名前は...まだ、未定。
 
 
 千葉県成田市にあるお蕎麦屋さんの「久呂麦」さん、コーヒー店の「スガCOFFEE」さん、
ガーデニング&雑貨店の「Calme」さんの店主さんが起ち上げた街おこしプロジェクト、
「街笑」(まちわら)のシンボルキャラクターなのです。
 
「街笑」(まちわら)は、成田の街から楽しいこと、わくわくすること、
そしてたくさんの笑顔を発信し、日本中を元気にしよう!!というプロジェクト。
発起人の三店の店主さんたちはこのプロジェクトのコンセプトそのまんまに、
それぞれにポリシーを持ってわくわくするようなお仕事をなさり、
笑顔が素敵な少年・少女のようなかたたち。
 
初顔合わせのときからわくわく感が止まりません(笑)。
お話しているといろんな気持ちやアイディアがどんどん溢れ出てきて、
お仕事だということも忘れて何時間でもお喋りしていたい感じ...。
 
この出逢いに、心から感謝。きっと素晴らしいお仕事となるでしょう!
 
これから少しずつ、キャラクター入り商品が生まれる予定。
流行りのゆるキャラも良いけれど、この子には地味に地道に(笑)、時間をかけて
ゆっくりと成長しながらたくさんの方々に笑顔を届けて欲しいな...って、そう思います。
 
成田の青空から笑顔を乗せて、
にこにこ元気に飛び立っておくれ...!!
 
 
 

2013年12月15日日曜日

日曜小美術館76・本日、神社day。

先日のこと。

バスを待っていると、いつもひとつ先の停留所で乗るおばあちゃまに出会いました。

「今日はここの近くの神社さんにお参りするために、すこしがんばって歩いてきたの。
毎月、1日と15日は、お参りするといいんだよ。アナタもどう?きっといいことあるよ^^。」
と、おばあちゃま。

この言葉をふっと思い出して、今日【15日】は出勤前に神社さんへ行ってみました。

気まぐれ参拝にちょっと気が引けて(笑)、何を祈るというわけでもないのだけれど、
冬の朝のさわやかな空気のなかでほんのひととき心静かに目をつむり、手を合わせる...
そんな時間をいただいて、感謝感謝。
 
 

 
幸せな気持ちで1日が始まるって、とても贅沢。
おばあちゃまのお言葉は、神さまのお言葉だったのやもしれませぬ(笑)。



2013年12月8日日曜日

日曜小美術館75・クロスステッチのココロ

日曜小美術館・71でご紹介した、亀のヘル吉くん。
中学時代からの親友Mの息子のJくんが可愛がっている亀さんでした。

つい先日、このイラストのお礼にとMからすてきなプレゼントが届きました。
その小包の中から、ひょこっと愛くるしい顔を覗かせてくれたのが、こちら...!


手芸が得意なMのお手製・クロスステッチのクリスマスカード♡

ちょっぴり照れたような愛嬌たっぷりの笑顔が彼女にそっくりで(笑)、
思わずこちらまでほんわか笑顔になってしまいました^^

出逢ってから25年、それぞれに違う道を歩き、時に近づき、時に離れたりしながらも、
こうして折に触れお互いの作品を交換しあいながら時を重ねてこれたことを、
唯々このうえなく幸せに思うのです。

M、いつもこんな風にさりげに見守ってくれていて、本当にありがとう。

クロスステッチに込めてくれたココロ、大切にするね!!







2013年11月30日土曜日

日曜小美術館74・こどもゴコロとツリー

あっというまに12月。

1年をふりかえってみると、今年は良くも悪くも緊張している時間が
とても多かったように感じます。

その反動なのでしょうか、ふっと緊張のほどける時間は
自分でもなんだかおかしくなるくらい、こどもっぽくなってしまったり(笑)。

そういえば、ここ数年は仕事でも私生活でも大人になりたい、大人になりたい
って背伸びばかりしていた気がするのです。
(...つか、年齢的にはおつりがくるくらいどっぷり大人なんですけど(笑)!)

だから、こんな風に本来の素に近いわたしに返りたくなっているのかもしれないね。
きっと、良いことなんだ。

...で、こどもがえりしたわたしはいま、街中でみかける
クリスマスのきらきらした飾り付けにめちゃめちゃこころときめいていて、
特に...

クリスマスツリーが、無性に欲しい!!!
 

こどものころ毎年飾っていたあのツリーセットは、
一体いつ我が家から姿を消したのでしょう...

ン10年ぶりに、買ってみようかなぁ...?
ン10年ぶりに、たかはし家にクリスマスの灯がともるかも知れません(笑)...!
 
 

2013年11月26日火曜日

読書crazy ⑰ おしゃれの参考書

最新・おしゃれの参考書。
 
 
「ケチケチ贅沢主義」 mucco著 プレジデント社
 
 
価値観がとても近い本に出逢えて、プチ興奮しています(笑)♪
 
著者が、ごく普通の生活をしている一般女性というのもとても新鮮で、嬉しく思いました。
 
いつかどこかで聴いたことですが、
 
「人は、どんなにつらい状況下にあっても、
”明日、何しよう”、”明日、何食べよう”、”明日、何着よう”
この3つを考えられるうちは、絶対大丈夫」
 
なのだそうです。
 
明日への希望をつなぐ3本柱の1本であることを思えば、
”着ること”=おしゃれの重要性は、なんて大きいのでしょう!
 
この本の著者さんのようにクレバーで美しいおしゃれ&生き方が出来る、
素敵な女性になりたいな。
 
どんな日も、おしゃれへのモチベーションが自分自身を助けてくれますように♪


2013年11月24日日曜日

日曜小美術館73・Moonlight☽

18日・月曜日の晩。
 
いつものようにわんこちゃんのお散歩にでたら、
おや、うっかり懐中電灯を忘れてしまった。
 
そこではじめて気がついたのです。
 
満月の月灯りって、こんなにも明るいんだということに。
 
足元もまったく危なげないし、わんこちゃんのウ○チだってばっちり拾えてしまいました(笑)。
 
 
「Moonlight」
 
まんまるお月様、お散歩のあいだじゅう明るく、優しく、静かにわたしたちふたりを照らしながら、
お家まで送り届けてくれました。
 
たったこれだけのことが、なんだかとっても嬉しかった♪
 

2013年11月17日日曜日

日曜小美術館72・ラストシーズン

今日の作品は、わたしがデザインしたフィギュアスケートのモチーフを、友人のあずきさんhttp://tabisukijp.exblog.jp/が消しゴムスタンプにしてくれたもの。



彫っていただいたのは数年前ですが、毎年冬が近づくとお手紙やグリーティングカードにペタペタしては楽しませてもらっている宝物です。

フィギュアスケートは、もはやわたしの人生には欠かすことのできない、特別なアート。

現在の日本フィギュア界をしょって立ってきた高橋大輔選手、鈴木明子選手、安藤美姫選手、浅田真央選手の4名が、オリンピックイヤーの今季をラストシーズンとすることを表明しています。

いずれ劣らぬ名選手たち。
彼らがあどけなさの残る少年・少女の頃からずっと、観てきました。

ワンシーズンごとにひとつずつ、ひとつずつ、壁にぶつかっては克服し、決してあきらめずに何年もかけて強く、逞しく、美しく成長を重ね、一流のアスリート兼アーティストに成長してゆく過程から、いったいどれだけのことを学ばせてもらったことか。

大けが、病気、妊娠・出産、家族との死別...と、それぞれに大変な局面を乗り越えてきた、4選手。

オリンピックを闘い貫き、シーズンを終えた時、こころをこめてありがとう・お疲れ様を云ってあげたいです。

引退してしまうのは本当に寂しいけれど、あずきさんが彫ってくれたこのスタンプ作品たちがずっと、”ペタ”するたびに彼らの華麗な演技と素敵な思い出を、蘇らせてくれるでしょう。

...ラストシーズン、思い残すことのないよう、全力応援いたします!!




2013年11月10日日曜日

日曜小美術館71・仕事?趣味?

たいていの職業には、休日があります。
 
わたしは、厳密に言うと仕事をしてない日がないなぁと、思いました。
毎日何かしら描いています。
 
職業はイラストレーターで、趣味はお絵描き(笑)。
”仕事”と“趣味”との境界線が非常にあやふやで
趣味に没頭して仕事を忘れるという切り替えが上手くできない^_^;。
 
「それって、ワーカホリックじゃないの?」
と言われ、
 
ああそうか、それはまずいなと思い、
せめて週に1日でも【何も描かない日】をつくろうとしてみました。
 
【なにも描かない日】。
わくわく!なにをしよう?!大好きな読書?映画?ショッピングにでもくりだすか?
 
...。
 
その日の成果、これ。
 
親友ファミリーの愛亀・ヘル吉くん
 
結局お絵描き以上にやりたいことが、特に見つかりませんでした。
 
...わたしはワーカホリックなのでしょうか?
自分自身よくわかりませんけど(苦笑)、これだけは確か。
 
描いてる時間は、何事からも解放されているってこと。
 
なぁんだ。
仕事だろうと、趣味だろうと、無理に切り替えようとしなくたって、よかったんだね!
 
 
 

2013年11月6日水曜日

その「手」。

11月6日は大好きな俳優さん、松田優作さんの御命日なのです。

生まれて初めて映画館で観た実写映画が、松田優作さんと薬師丸ひろ子さん主演の「探偵物語」でした。

当時9歳の私にラブストーリーの意味などよくわかるはずもなく、さして面白いとも、かっこいいとも思ってはいなかったのですが、

なぜだか近頃この作品のコトが気になっていて、昨日、大人になってからはじめて観てみたのです。

ラスト、身長差約30㎝の2人のキスシーンがあります。
美しいシーンですが、キスなどどうでもよくなるくらい圧巻だったのが、優作さんの「手」。

その「手」から、すべての感情が止め処なく溢れていました。

だけど、ぎゅっと抱きしめられているヒロインそのひとには、その「手」が...見えていない。


...自分だったら、

もし、愛した人の幸せが自分の願う未来とクロスしないのだと解ったときには、
その愛しいひとを
あんな風に、あんな「手」で、
きりりと、
送りだすことができるだろうか...

そんなことを、ふと、考えさせられてしまいました。


「探偵物語」(監督  根岸吉太郎)、アイドル映画と侮るなかれ、素敵な作品だと思います。
優作さんの「手」の演技を超えた名演技、気になる方は...是非!

2013年11月5日火曜日

増殖

我が家の庭の柿さん、
 
2年前に初めて実を付けました。http://takahashimaiko.blogspot.jp/2011/10/blog-post_28.html
 
そのときは、ほんのひとつかふたつ。
 
昨年も、たったの数個。
 
それが。
 
 
今年は、こんなに!
 
一気に増殖しました。数えてみたら、約70個ほど。彼らの快進撃には、ひたすら感動。
 
柿さんに負けないよう、わたしもいろんなことを、結実させてゆかなければ。



2013年11月3日日曜日

日曜小美術館70・わいなっぷる ( Wine & Apple )

ついに11月の声を聞いてしまいました。

”11月中には免許を取ります!!”
と、周りに宣言してしまっているのです。大発汗^_^;。
 

 
これは、晴れて免許を取得できた暁に開封するぞ、と楽しみにしているワイン。
仕事机の片隅で、デビューの日を待っています(ずいぶん待たせてるね...ごめんよ...)。

ここで、おや?と思われた方もいらっしゃるかと。
”下戸のアナタがワインを開けて、いったいどうするの?”...
ですよね(笑)。

そう。それが問題。

いろいろ考えた結果、大好きなリンゴのコンポートを作ることに決めました。
もちろん、アルコール分は十分にとばして(笑)。

”わいなっぷる”で祝杯。
なかなかお洒落じゃありません?

あ、
”どーでもいいけど、もう待ちくたびれたぜ!さっさと開けてくれ!!”
と、ワインさん、おかんむりです(笑)。

一日も早くその日を迎えられるよう、頑張りますから~m(__)m



2013年10月27日日曜日

日曜小美術館・69「Trick or Treat!~可愛い我儘~」

もうじきハロウィーンですね。
 
 
アメリカの子供たちは10月31日の夜、思い思いのおばけちゃんに仮装しながら、
ご近所の扉を叩くのですよね。
 
「Trick or Treat! ( お菓子くれなきゃイタズラしちゃうぞ!)」...っていいながら。
 
まぁ、なんて可愛いらしいわがままでしょう^^。
 
わたくしの年齢にもなると、我儘は憎たらしいばかりでちっとも可愛くはありませんから、
出来る限り封印するに限ります、ハイ(笑)!!
 
我儘しないで良い子にしてたらカボチャ大王、わたしにもお菓子...くれますかぁ!?
 
 

2013年10月22日火曜日

やなせたかしさん

小学校の卒業文集の”尊敬する人”の欄に、やなせたかしさんと書いた記憶があります。

アニメといえば「アンパンマン」というよりは「ドラえもん」や「ちびまる子ちゃん」が大好きだった子供時代なので、なぜやなせさんのお名前を書いたのか、今となってはよく思い出せませんが...
当時の夢は絵本作家だったので、うんと小さい頃読んでいたキンダ―ブックに載っていた、絵本としてのアンパンマンがずっと心の中に居てくれてたのかも知れません。

大人になってから、どこかで偶然聞いたアンパンマンの主題歌 ( 作詞はやなせたかしさんご本人です。) のなかのワンフレーズに、涙がどわっと溢れてきたことがありました。

♪  何が君の幸せ 何をして喜ぶ 解らないまま終わる そんなのは嫌だ! ♪

↓「アンパンマンのマーチ」
http://www.youtube.com/watch?v=vYJDjC7ptNY

...あぁ、そうだったんだ。
私もまた、”アンパンマン・チルドレン”だったんだ。

やなせさんの分身、究極の正義の味方・アンパンマンは、いったいどれだけの子供たちに、夢と、希望と、正義...生きてゆく上で人として大切なことを、教え続けてくれたことか!

何がわたしの幸せ?何をして喜ぶ?

って、

自分の役割を果たして、誰かの役に立って、みんなと笑顔になって、幸せを共有すること...と、私は思う!!

私は、イラストを描くことでアンパンマンになりたいな。
描くことが自分の役割と信じて、” ♪  行くんだ、ほほえんで ♪ ”


...やなせたかしさん、本当にありがとうございました。
お疲れさまでした。
ご冥福を、心よりお祈りいたします。

2013年10月20日日曜日

日曜小美術館68・取り急ぎ、秋服!

いつも、この季節になると思うこと。

あれ?去年の今頃わたし、何着てたんだっけ(笑)?

夏服はある。
冬服もある。

でも。

季節の変わり目って、案外着るものに困ってしまうんですよね。

...で、なんとか手持ちのワードローブとオツムをフル回転させて、苦し紛れながらも(笑)、どうにか夏服を秋服に変身させてみました!



アイテムを新調するのも楽しいけれど、アイディアを駆使してコーディネートを考え出すのもまた、同じくらい楽しいお洒落の醍醐味♪

究極の理想は、厳選したアイテムを大切にメンテナンスしながら数少なく持ち、コーディネートの妙を楽しむ...という大人のお洒落なのですが、そこへ辿り着くには、人生を通しての修行が必要なのでしょうね...

2013年10月17日木曜日

可愛すぎ♪


うわ~ん!可愛すぎ!!

大好きなお店、Feathe Leaf さんのデザート。
カボチャくん(カボチャ味)とオバケちゃん(紫イモ味)のクッキー...表情もなんともキュート。
おいしくて♪  可愛くて♪♪  幸せ♪♪♪

パティシエールさんによると、10月中のデザートはハロウィーンバージョンとのことです☆

美味しいお料理&素敵なデザート&夜はお酒も...
京成臼井駅周辺におこしの際にはぜひお寄り頂きたい、おススメ店です!

【Facebook】
https://www.facebook.com/pages/%E3%83%95%E3%82%A7%E3%82%B6%E3%83%BC%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%95/565063770213014





2013年10月15日火曜日

読書crazy⑯  21日の法則

整理・整頓やお掃除関係の本を読むのが大好き。
 
 
「たった1分で人生が変わる片づけの習慣」 小松易著 (中経の文庫)
 
これは、お片付け界のバイブル(?)ともいわれている、名著です!
理論的でありながらとてもわかりやすいので、ヤル気が湧いてきますよ~♪
 
この本によると、人間の脳は21日間同じ動作を繰り返すことで、
その行動を「習慣」として認識するのだそうです。
 
まず、21日間。
1日1分でもかまわない。
とにかくどんな小さいことでもいいから、お片づけしてみる。
 
と、
 
人生、変わるかも...!?!
 
21日の法則、お片づけ意外にも、いろいろ応用できそうですね☆
 
 
【おまけ】
中経の文庫の栞、
おちゃめでかわ
いんです♪
 

2013年10月13日日曜日

日曜小美術館67.常識を疑え(笑)。

最近、何となく寝つきが悪い。

眠れない夜対策の王道、アノ動物を数えてみるものの...
やはり、眠れない。それどころか...かえって目が冴えてくるような...???

ふと目に留まった、母の健康雑誌。「快適な睡眠」特集。
あッ!!
~羊を数えると眠れる、というのは根拠のない迷信です。医学的には、数字を数えることで脳が活性化され、むしろ逆効果とさえ言えるでしょう。~
だとー!?
 
 
”常識”は、とりあえず疑ってかかる。
これ、常識...かも知れません、ね。とほほ(笑)。

なにはともあれ、安眠した~い☆


2013年10月9日水曜日

秋はNY。

秋になると、わたしはナゼかニューヨークの街並みが見たくなります。

...といっても、もちろん現地へ飛ぶだけの潤沢な資金力はないので(笑)、毎年この季節にはNYが舞台の映画を観たり、写真集や雑誌を見ながらうっとりしたり...してます♡


最近観たのは、これ。
 
 
皆さんもおススメNYものがあったら、是非教えてくださいね(^_-)-☆。


NYの街並み・人々の何気ない画が、私の心を元気にしてくれます。

いつかゆっくり、滞在してみたいな。
1年くらい暮して、アートの勉強をしてみたい...というのもひそかな夢の一つ。

毎秋みる夢...いつの日か実現させたいです!

2013年10月6日日曜日

日曜小美術館66・続けてゆきたい仕事たち。


あれ?
もう10月だというのに、ナゼにお月見??...ですよね(笑)。

実はこれ、春と秋、年2回発行のある会報誌の表紙のために描いたイラスト。
 
今回で第7号となりましたが、はじめはたったひとりのかたがWORDで原形を作って下さったところから出発し、回を重ねるごとに編集委員さんも増え、ページ数も、発行部数も増え、内容も充実し...皆さんそれぞれご多忙なお仕事の合間に一生懸命に作っている、
素敵な会報誌なのです。
 
あつかましくも(笑)私もときどき編集会議に参加させていただいたり。
異業種のかたたちと触れ合う機会はとても新鮮で、勉強になります。
いつもありがとうございます。
 
すくすくと育ってゆく仕事に携われるって、幸せです。
私自身も、ちゃっかり一緒に、すくすくと育ってゆけるから(笑)。
このさき、どんな風に進化するのかな~って、一緒に夢を見れるから。
 
仕事に大小はありません。
 
夢を見られる、わくわくする仕事が、続けてゆきたい仕事です。
 
...第8号の表紙案も、すでにいくつか頭に浮かんでいますよ(笑)♪


2013年9月29日日曜日

日曜小美術館65・バージョンアップ!

先日、静物画を描く機会がありました。

静物、じつは苦手分野^_^;。

けれど、苦手分野に挑戦することはとても面白かった。
仕事以外でのお絵描きに時間も忘れてこんなに熱中したのは、ひさしぶり。

幸せな時間でした。

そのとき、切実に思ったのです。

バージョンアップしたいな!!...って。

好きなものだけ描いているのは
好きなことだけしているのは
楽チンで楽しいけれど、
そこに安住しているだけでは進化できません。

そんなわけで、しばらく静物デッサンに励もう...と、隙間時間にちょこちょこと描いています。
 
 
地道にコツコツ、バージョンアップめざして、楽しみながら頑張ろうっと☆





2013年9月25日水曜日

ブランド志向

女子力弱めのためか(笑)、服やバッグや靴のいわゆるブランド物にはあまり興味のない私。

ただし、文房具においては絶対ブランド志向!...というこだわりが。

イラストレーターのお仕事では、画材をはじめ、他にもたくさんの文房具を使います。
そのひとつひとつが使い易くないとお仕事がささーっと効率的に流れてゆかないので、
文房具さんたち各々の職人技の冴えは、本当に重要。

お仕事をはじめたばかりのころはステッドラ―やスワンスタビロなどのデザイン性に優れた海外モノに魅かれたものですが、近頃はトンボやコクヨなど、まじめな安心感のあるメイドインジャパンに傾きつつあるかな。


2013年9月23日月曜日

襟を正す

近頃は、会社、教習所、ときどき打ち合わせ...を順繰りにこなす以外はお家でお仕事、
という大変地味~でまじめな日々(笑)。
 
わたしにとってお家は仕事場なので、会社に出勤するつもり...
とまではいかなくても、だらしない格好でいることのないようにしています。
 
これは、けっこう大切な”まいルール。”
やっぱり、だらりんとした格好で過ごしているとテンション大暴落ですものね。
お仕事に差し支えてしまいます。
 
とはいえ、今日が〆切り!なんて日にはアイロンかけの時間さえもったいない^_^;。
 
そんな日も、せめてシャツの襟と前立て、袖口だけにはちびアイロンをささっとあてます。
所要時間、わずか3分。
 
それだけで1日気分良く過ごせるのだから、この3分はとっても有意義な投資♪
 
襟がピリッとしているだけでも、まるでシャツ全体にアイロンかけたように
みえますから(笑)。
忙しい朝の裏技として、是非お試しあれ!

2013年9月22日日曜日

日曜小美術館64・”体幹”文化

先日、江戸伝統芸能の「上野不忍華舞台」というイベントを
鑑賞させていただく機会がありました。
 
どちらかというと南蛮かぶれで(笑)、日本文化にはそれほど深い興味がなかった私ですが、やはり年齢のせいでしょうか(笑)、ここ数年、「和モノ」にとてもどきどきするようになってきました。
 
「上野不忍華舞台」では、三味線あり、芸妓さんたちの舞いあり、文楽あり、落語あり、歌舞伎役者さんの舞踊あり...と、さまざまな日本の伝統芸能を贅沢に堪能させていただき、
大いに刺激を受けました。
 
そして、気づいたのです。
 
日本文化の美しい所作の基本...それは、「体幹(インナーマッスル)」だ!ということに。
 
 
しなやかかつ優美な”体幹”文化に触れ、少しでも近づきたいな!と、
最近忙しさにかまけてついついさぼりがちになってしなっていた
”おうちヨガ”をさっそく復活させた、
単純明快な私なのでした(笑)。
 
もう少しお財布に余裕ができたあかつきには、ぜひピラティスにもチャレンジしてみたいです!
 
 
【ひとくち情報】
愛用のヨガパンツは、友人のネットショップ
「ちとせフィットネスウェア」のもの。
動きやすくてシルエットも綺麗です♪
 
 

2013年9月15日日曜日

日曜小美術館63・五輪を観てほしいひと。

明日は、敬老の日ですね。

私の場合残念ながら両祖父母はすでに亡き人なのですが、
幼児期に大変お世話になった大恩人、「ばぁちゃん」という、大切な方が居ます。

ものごころつくかつかないかという年齢だった私はなんのためらいもなく「ばぁちゃん」と呼んびはじめたらしいのですが(汗)、当時、彼女はまだ40代半ばであったのです。

すごい女性だなぁ、と敬愛しています。
その年齢で、親戚でも何でもない幼児を、
本当の親のように愛情たっぷりに養育してくださったのですから。

そんなばぁちゃんに恥じない生き方をせねば!
という想いは、常にわたしのどこかに息づいていて、
私を元気に頑張らせてくれている、大切なパワーの源のひとつ。

つい先日、2020年のオリンピック東京開催が決定しましたが、
この、日本にとって久々の明るいニュースに
”よし!東京オリンピックを観るために、長生きするぞ☆”
...と、思ってくださった高齢者の方が、沢山いらっしゃるのではないかしら。
嬉しいことです!
 
 
ばぁちゃんにも、必ず2020年東京五輪、楽しんでもらわなくっちゃ!!

 皆さんにも、お元気で長生きして頂きたい方がきっといらっしゃるでしょう。
ささやかながら、皆さんの大切な方々の、安全で楽しい健康長寿をお祈りします。

2013年9月8日日曜日

日曜小美術館62・おいもlover♡

幼稚園の頃、秋の芋堀り遠足が楽しみでした。
 
大人になった今もわたしは"おいも”lover”でして、どのくらい好きかというと、
主食は基本お米よりイモ類!...というくらい(笑)。
 
 
「イモ・クリ・カボチャなんて、オンナコドモの食いもんだ!」
などといじわるなことをいう知人がいますが、
かくいう彼も里芋の煮っ転がしを肴に芋焼酎をいただくヒトなのですから、
男性陣にも隠れおいもloverがたくさん居らっしゃるものと思われます(笑)。
 
やっとこさ秋の気配がちらほら感じられるようになってきた今日この頃...
さすがにまだ焼き芋気分にはなれませんけれど^_^;
 
早く、新芋を美味しくいただける季節になりますように♡

2013年9月1日日曜日

日曜小美術館61・「猛暑日のサンタ」

今日から9月なのです。

しかし...あ、暑い(笑)。
 
まだまだこんなに暑いというのに、書店には秋色のファッション誌、そして来年の手帳!!

そう、9月の声を聞いたとたん、世間は一気に秋から冬、そして年末へと向かってスタートダッシュをかけるのです。

イラストの世界ももちろん例外ではありません。
季節モノの納品はだいたい3カ月程前というのがお約束なので、私いま、クリスマスカード用のサンタさんを描いています(笑)。

う~ん、季節感がずれてしまいそう。
ある意味、不健康な職業とも言えなくはないですね(笑)。

お仕事用のサンタさんには可哀想だけれどモコモコのファーが付いた衣装を着てもらわなくてはなりませんが(涙)、せめて今日の小美術館用に描いたサンタさんには、薄着をさせてあげましょう。

 
みなさん、ごめんあそばせ。
大目に見てやってくださいね...☆

2013年8月29日木曜日

読書crazy⑮ ・ 「松浦弥太郎の新しいお金術」

お金の問題は、非常に難しいです。
人の数だけさまざまな考え方があって、これが唯一無二の正解、というのはないのかもしれない。

今日読んでいた本のなかに、私が日頃考えている”お金との理想的な関係”に近い記述を見つけ、あ、同じ考えの方がいる...と、ちょっぴり嬉しくなりました。

こういう考え方もまた、ひとつの正解、でいいんですよね?


~いろいろな仕事がようやくかたちになり、少しまとまったお金が手元に残るようになった頃、僕に教えてくれた人がいました。
「君の年頃であれば、貯金だけはしちゃいけないよ」
働くとは、社会とかかわり、自分を役立てること。その対価がお金です。
「社会から流れ込んできたお金を、自分がせき止め、私物化してはいけない。お金というのは社会のもので、いっとき自分のところを流れているだけなんだよ。だから流れを止めず、お金も社会も人も喜ぶ使い方を考えなさい。自分の手元にあるお金をどうかしこく使うか、そこがこれからどう生きるかの分かれ道になるよ」~

「松浦弥太郎の新しいお金術」 集英社 


こういう気持ちをしっかりと心に刻んで、お金とも社会とも良い関係を築いてゆけるひとに成長したいと思います。

2013年8月25日日曜日

日曜小美術館60・「Baseball kids」

手に汗握る熱戦に次ぐ熱戦の甲子園を観ながら、考えていました。

もし、現代の小学生男子に生まれ変わったら野球とサッカー、どっちをやるかな?って。

う~ん。けっこう難題だ。

サッカーもかっこいいけど...でも、スローペースの私にはサッカーのスピーディーな動きに対応するのはかなり難しそうだから、やっぱり野球!という結論(笑)。

そして、野球を選んだもうひとつの理由が、これ。

この歌の歌詞が、すっごく好きなんです。

男の人って、永遠の野球少年みたいな方、多いじゃないですか。
ちっちゃい男の子からおじいちゃんまで、野球の話になるとみんな同じ表情になるの。
きらきらとお目々を輝かせて、ふだんの3倍くらい饒舌になっちゃったりして(笑)。
心底楽しげなあの表情、大好きなんだ!

私も男の子に生まれてベースボールキッズのわくわく感、味わってみたかったなぁ...って、
ときどき、思っちゃうのです♪
 
 

2013年8月18日日曜日

日曜小美術館60・「猛暑」お見舞い・・・^_^;

今週は数通、残暑お見舞いを書いたのですが、
「残暑」ということばがしらじらしく感じられるほど、
今年の暑さはとどまる気配を見せてはくれません。
 
で、今日の1枚は、皆さんへのささやかな「猛暑」お見舞い(笑)。
 
どんなモチーフにしたら、いちばん涼しげかしら...
 
スイカ?金魚?...どちらも以前描きましたっけね。
かき氷?花火?...う~ん、なんだかありきたり。
 
そうだ!このお嬢さんなら適任者!
 

 
人魚さん。はじめて描きました♪
 
ちょっぴりセクシーなお嬢さんにしたかったのだけれど...そうでもなく仕上がりましたね(笑)。
やはり、作者の引き出しにないものは表現できないのでしょう...^_^;
 
ま、なにはともあれ皆さん、
少しでも涼しく過ごす工夫をなさって、どうぞどうぞお元気でこの盛夏を乗り切って下さいね!
 
ご自愛を!!
 
 

2013年8月17日土曜日

オツ☆


大分県在住の友人・あずきさんからいただいたお土産、
かぼすこしょうマヨネーズ「かぼネーゼ」。
ネーミングも好きです(笑)。
 
パッケージが仕事の参考になれば、とのあずきさんらしい優しさが嬉しいお土産でしたが、
お味のほうも、パンチが効いててとっても美味しい\(~o~)/
 
我が家で採れたゴーヤにディップ感覚でつけて頂きました。
...オツだぜ☆

2013年8月15日木曜日

読書crazy⑭  「小さいおうち」「ひろしま」


中島京子さんの直木賞受賞作、「小さいおうち」。
いとう瞳さんの素敵なカバーイラストに魅かれて、内容は全く知らずに手にとりました。
 
戦前から戦中の十数年間を、とある裕福な家庭に女中として仕えた少女・タキの目を通して語られる物語。終盤は現代に舞台を移し、老女となったタキの遺した手記を、血縁者の青年が紐といてゆく...というストーリー。
 
ドラマティックといえば、ドラマティック。
けれど、時代を、場所を、人を、いつかのどこかのだれかへ置き換えたとしてもちっともおかしくはない、誰の人生にも普通に流れている日常、ちいさな事件、こころときめく瞬間、楽しいこと、悲しいこと...そのようなことが、淡々と。
 
戦争へと突き進む暗い時代を背景にしてはいるのですが、そんな中にも悲壮感の漂うことない、素敵な時間も確かに流れていたのだよ...というお話。
 
 
 
この小説を読んで、ふと数年前にであった写真集のことが頭に浮かび、本棚から取り出してみました。
 
 
「ひろしま」 石内都
 
この写真集は、イラストの仕事でお世話になった出版社の社長さんから「名作だよ」とご紹介いただいたもの。
 
広島の原爆で命を落とした方たち(多くは、若い女性たち)の身に着けていた衣服や小物たちを撮影した作品集。
 
初めてこの本を開いたときの感想は...不謹慎かもしれませんが、「わぁ...おしゃれ。」
 
無残に焼け焦げ、びりびりに破れ、黒い雨が染みつき...原形を留めていない衣類や装飾品。
 
直視できないような痛みと並行して、
ただ単純に、身に着けていた方たちのどんな苦境にあってもささやかなおしゃれをして、明日をも知れぬかけがえのない日常を楽しむのだという純真な想いが...わたしに、そんな感想を抱かせたのだと思います。
 
さきの震災を経てなおいっそう、訴えかけてくるものが。
 
 
大切なことを教えてくれた、この2作品。
 
たとえばこんな風に、
ひとりひとりの人間・自分とまったく同じ人間の日常に想いを馳せる、という切り口から、
平和とか、幸せとかについて...仰々しくでなく...
寄り添うように、共鳴するように、何か役に立つことを考えることができないかしら...。
 
 
「小さいおうち」 中島京子 著 (文春文庫)
「ひろしま」     石内都 著   (集英社)
 




2013年8月13日火曜日

認識、そして捉え方。

「何ひとつ与えられない人はいないはず。
与えられたものをきちんと認識していくことが大事なのではないでしょうか。」
 
漫画家・歌川たいじさんの言葉。
 
わたしはこの方を今日まで存じあげなかったのですけど、母親からの虐待や、自身が同性愛者であることについての葛藤や差別など、ずいぶん大変な半生を歩んでこられた方のようです。
辛い思いをされてきたのだろうに、写真でお見受けしたお顔はおだやかで、卑屈さは微塵も感じられませんでした。
 
ぱらぱらと斜め読みしていた雑誌にたまたま載っていたインタビュー記事から、すっとわたしの心に入って来てくれた、この言葉。
 
とても共感します。
 
そう、何ひとつ与えられていないひとなど、いない。
ひとは、宝物を持っています、誰でも。
 
それなのに...より沢山のものを与えられているひとが「まだ足りない、まだ足りない」
と不満顔で、一見あまり多くを与えられているようにはみえないひとが「満ち足りていて、幸せ」
と穏やかな笑顔でいることが往々にしてあるというのは、一体どうしたことなのでしょう...。
 
与えられていること、持っている宝物たちを、しっかり認識して感謝できる感性を、大切に育ててゆきたいものです。
 
幸せって結局、事象そのものではなく、捉え方なのではないでしょうか...。
 

2013年8月12日月曜日

メモメモ

「頭の中が、いつも空っぽです。
 今も。
 気になることは、舞台の最中でもソデに入ったらメモを書くくらいメモ魔。
 (メモをしておくと)あーせな、こーせながなくなって、目の前のことに集中できます。
 イライラは健康にも美容にも良くない。
 口約束したことも全部書いて、実行します。」

女優・中村玉緒さんの言葉。
 
なるほど。
参考になります。

2013年8月11日日曜日

日曜小美術館59・ はじまりは、カード

お誕生日、結婚祝い、出産祝い、御礼状...

大切なひとたちの節目節目に、イラスト入りカードをつくるのが、大好きです。

にっちもさっちもいかないほど忙しい時や、お店でめちゃめちゃ気に入った既製品を見つけてしまった時などはともかくとして(笑)、出来る限り、手描きにこだわっています。

無理して頑張っているわけではないのですよ。

世界にたったひとりの大好きなひとのことを考えながら、その時しか描くことの出来ないカードをつくっている時間は、私自身にとって”人生ベスト3”に入るくらい(笑)、贅沢な時間だからです。

これを幸せと言わずして、何を幸せと言おうか...というくらいの。

そういえば、いつから絵を描くことが好きになったのかははっきり覚えてはいないけれど、
はじまりは...家族やお友達に出していた年賀状やバースデーカードだったような気がします。

今日の一枚は、つい先日大好きな友人・あずきさんの出産祝いに添えたこんなカード。


あずきさん、息子クン、至福のお絵描き時間を、本当にありがとう!!

2013年8月9日金曜日

地下水脈

先日、駅近のミスドでお茶しながら絵を描いていたていた時のコト。

店内のラヂオから、「上を向いて歩こう」が流れてきたんです。

ふっと顔をあげた、その瞬間。

老若男女、殆どのお客さんが...瞬時に反応を示したのです!

ある方は無意識に体をゆすり、ある方はトントン、とテーブルを指で叩いてリズムをとり、またある方はにこっと、懐かしむような笑顔になり...そしてわたしも、ついつい...口ずさんでしまった。

このときふっと思い出したのが、以前どこかで読んだ、音楽評論家の佐伯明さんの言葉。

うろ覚えで、少し違うかもしれないけれど、

「どんなひとの心の中にも共通して流れる、”地下水脈”のような想いがある」、と。

世界中で愛されているこの歌は、その”地下水脈”に、たしかに流れ込んでいるんだ...!

作品のチカラって、凄い!!

 
...わたしの絵、これから何十年も頑張って頑張ってコツコツと描いていったら、人生の最後の方に、ちょこっとでも”地下水脈”に届くような作品になれるのかな...

頑張ろう!!!

2013年8月8日木曜日

赤が!

今日は吉祥寺の街でお気に入りのお店の前を通りかかったので、何となく入ってみた。

わぁ、色とりどりの可愛いショルダーバッグ。
赤・青・ベージュ...どれも素敵。

ポップな色のものが欲しくなって、まず赤に手が伸びたのだけれど。

ありゃ?
鏡の前で苦笑い。

数年前はよく身につけていた真っ赤な小物が...なんとなく、似合わないよ。
その代わり、苦手意識のあったベージュが、意外にもしっくりきてるよ。

...そうか。私も、「赤」の時代を通り越したってことかな(笑)。

でも、ショックではないのが不思議。むしろ、なんだか、嬉しかった。

人生の大先輩がたにはたかだか40年弱でなにをいうかー!この鼻たれがきんちょー!とおこられてしまいそうだけど(笑)、

鼻たれは鼻たれなりに(笑)、赤よりベージュが似合う年齢まで、頑張って生きてきたんだな、って。
 歳を重ねることって、素敵になることとイコールだって、私は思って生きているから(^v^)。

...数年後は、何色が似合うようになるんだろ?

2013年8月6日火曜日

いつも更新、ありがとう!

♪ あ~りがとう~ あ~りがとう~ か~んしゃしよう~ ♪

...と、今わたしの背後で流れている曲は、井上陽水&奥田民生のデュオナンバー、
「ありがとう」。いい曲です。

この曲を聴きながら、ネットオンチのわたしに代っていつも「まい小部屋」のブログ以外の部分を管理してくれているかえるさんhttp://www.kaeru-yousaiten.jp/へ、「今月も、更新ありがとう!」のお礼メールを綴っていたところ。

大変地味なので(笑)もしかしたらお気づきでない方も多数おられるかもしれませんが、「まい小部屋」の最初のページに、「今月のごあいさつ」というコーナーがあります。
http://takahashimaiko.web.fc2.com/

わたしの原稿が遅れがちで毎月大変迷惑をかけてしまっているというのに、彼女は洋裁店のお仕事が忙しいにもかかわらず、いつも即刻更新してくれるのです。本当に頭が下がります。

「ありがとう」。

8月のごあいさつも、本日更新してくれました。
彼女が一生懸命協力してくれている「今月のごあいさつ」コーナー、どうぞご覧になって下さいね。

宣言!...来月からは、ちゃんとついたちに間に合うよう、きちんと原稿提出いたします!!


2013年8月4日日曜日

日曜小美術館58・ゴロツキ、更生ス。


半年ほど前に左腕の恋人となったわたしの愛すべきゴロツキさんhttp://takahashimaiko.blogspot.jp/2013/02/blog-post_7.htmlを、覚えておいででしょうか(笑)。

このヒト、お付き合いをはじめてわずか4日めから働かなくなり、いわゆる”ヒモ”とあいなりました。
更生施設(修理屋さん)に連れてゆこう、連れてゆこうとは思いながらもあっという間に月日は流れ、はや半年。

その間わたしは、このヒトがまったく働かない日も、とち狂っている日も、毎日腕を組んではお出かけしました。
腕時計を見ずに携帯電話を取りだしては時間を確認する姿を、皆に不審がられようとも...。
こうしているうちに気分も変わり、いつか更生してくれるのではないかと、淡い期待を胸に...。


その彼が...本当につい最近になって、至極まじめに働きだしたのです!!


1日に何度も止まるか遅れるかしていたというのに、この1週間ほど、ほぼ1分と狂わず正確に時を刻んでくれています。

わたしの捨て身の愛が通じたのか(笑)、やっとシャバの生活に馴染んできたのか、はたまたなにかおおきな心境の変化でもあったのでしょうか...。

こんなことってあるのですね。
愛が報われて、嬉しい限りです(笑)。

...もちろん、たった1週間で半年の所業をきれいさっぱり払拭できるほど甘くはないぞ、まだまだ経過観察中だぞ...ということではありますが(笑)。




なにはともあれ、愛しいヒト。
ついつい描いてしまいました。

2013年7月27日土曜日

日曜小美術館57・まい小話①「せみにしつれい。」

いつもイラストばっかりではわたしも、みなさんも、いささか食傷気味になってしまいますでしょう、(笑)。

ということで、今週は、夏休みにぴったりな、” 小さなお話 ” を、おひとつ。



 
【せみにしつれい。】

 
さえこさん、さっき、すばるにね、なつやすみにせみとりにつれていってよっていわれたんだ。

おれね、せっかくのなつやすみにちょっとだるいだろう。
それでね、すばるにいったんだ。

すばる、せみはね、7ねんもつちのなかにみじめなかっこうでじっとしていて、やっとちじょうにデビューして、そらをとびまわれるのはたったの1しゅうかんなんだよ。

かわいそうだろう、つかまえちゃぁ。

すばるは5ばいもなつやすみをたのしめるんだから、たった1しゅうかんのせみのなつやすみをうばっちゃいかん。(ちなみにおとうさんなんて、たったの4日だ。)

だからせみは、つかまえられそうになるとおしっこをひっかけて、ひっしでていこうするのさ。

わかった?


そしたら、さえこさん、すばるはね、こういった。


「おとうさん、ほんとにそうおもう?
せみは、かわいそうって?」

うん。

「こんどうまれかわっても、せみにうまれたくないって?」

おもうね。せみは、ふびんだ。

「おとうさん、せみにしつれいだよ。」

え?


おれ、びっくりした。


「おとうさん、せみになったこともないのに
どうしてつちのなかの7ねんが、つまらないっておもうの?
 
つちのなかのせかいだって、すっごくたのしいかもしれないじゃない。
 
きっとつちのなかで、せみは7ねん、たっぷりあそんだり、べんきょうをしたり、おいしいものをたべたり、おしゃれをしたり、こいをしたり、じんせいをまんきつしているんだ。
 
デビューまえのインディーズじだいだって、せみはいっしょうけんめいたのしんでいるんだから、
おとうさん、そうゆういいかたは、せみにしつれい!」
 
 
おれ...なにもいえなかったよ、さえこさん。
 
 
「でもさ、おとうさん、やっぱりさいごの1しゅうかんも、まんきつさせてあげなきゃぁ、かわいそうだよね、せみ。
だからやっぱり、せみとりは、やめにする。」
 
 
すばる、いいこね。
 
そうだね、あいつ、いいね。
さえこさんとおれの、こだからね。
 
そうそう、あいつ、おやすみのまえに、こうもいったよ。
 
 
「おとうさん、そのかわりなつやすみは、おかあさんとぼくとももこをかいてんずしにつれていくこと!」
 
 
あら、たのしみね。
 
 
うん、そうだね。
 
さえこさん、きょうのビール、なんだかとってもうまいね。
 
 
 
~おしまい♪~
 
 


めったにありませんけれど(笑)、と~きどきひらめいて、こういうへんてこりんな童話のようなもの...を書いたりしています。

イラストの営業活動の折、何度か出版社の方に見ていただいたりもしましたが、
「おおっ!これは...絵本にしましょう!!」
な~んてことには...なりませんねぇ...くすくすと、笑われるばかりでしたっけ(笑)。

ま、それはそれとして、
童話づくりはわたしの楽しみに一つとして、これからも細々とつづけてゆこうかなと思っています。

時々、お付き合いくださいね(^_-)-☆

2013年7月22日月曜日

月曜小美術館 「宵に酔いたい。」

ここのところ、お仕事・夜の部が連日日付変更線を越えています。

さぁ~、今日のお仕事もやっと終わったぞ~!と、少しだけクーラーと電気を消して窓を開け、夏の夜風に顔をなでなでしてもらうと、生ぬるいながらも(笑)、なんだかやっぱり心地よい。

こんな夏の宵、酔いたい気分。
今日もお疲れ様!と自分をほめてあげたりしながらワインでもひとくち甞めて、ほろ酔いのまま眠りにつけたら、気持ちいいんだろうなぁ...


あぁ、しかし。

わたくしは...下戸であります(笑)。

だから今夜もミルクなんぞひっかけて、

”歯磨きしたか~?”
”パジャマの裾、ズボンに入れたか~?”

...と自問自答しながら、子供じみたベッドタイムへと、いざなわれるのでした...(笑)。

2013年7月21日日曜日

まい小展レポート⑥ 最終回

さてさて、6回にも及んでしまった「まい小展」レポートも、今日でラスト。

ラスト、めちゃ長いです(笑)!!
ついつい長くなりすぎてしまいたした...1日で読むと、疲れちゃうかもしれません。
のんびりと、数日にわけて読んでいただくのもよろしいかと...(笑)。

色々な思いが詰まり過ぎてとりとめもなくなってしまいましたが、お付き合いいただけましたら、大変嬉しく思います。

最終回の今日は、皆さんとのお写真を紹介させていただきます。

トップバッターはもちろん、このお二方!
 
 
庵さんご夫妻です。

お顔を♡で隠していても、その素晴らしいお人柄は、十分に伝わるものと思います...。
余計な説明は要らない、本当に素敵な、憧れのお二人なのです!

 
こちらは、危なっかしいわたしをいつも見守り、支えてくれているまいファミリー。

両親と、姉夫妻、そして4歳の姪っ子ちゃん。
彼女とのお話や工作作品なども何度かブログに登場していますよ...探してみてください(笑)♪

 
続きましては、昭和~平成をまたにかけた(笑)、四半世紀の仲の大親友、Mとの2ショット♡

彼女と居ると、10代の頃に戻ってしまうような気も、それでもやっぱり会う度にお互いちょっとずつ大人になっているような気もして...いろんな想いを分け合いながら、一緒に成長してきた、もはや身内のような存在です。
忙しい中最終日に駆けつけてくれて、その場の空気を共有できたこと、本当に嬉しかった!
どっぷりオバちゃんになった頃、美大生になる夢、一緒に実現させようね(笑)!!


 レポート①にも登場してくれたゆうこちゃんと、ご両親。

ご家族揃ってお出で下さるとは...感激!
いつも助けてくれるゆうこちゃん、明るく元気なおばさん、寡黙なようでときどき鋭いダジャレが光る(←わたしのツボです(笑))おじさん...仲良しファミリー、とってもよい雰囲気醸してました!
 

Wさんご夫妻と母、わたし。
 
まるで昭和の映画の世界から抜け出してきたかのような、モダンなお二人!
ため息がでちゃいそう...美しく歳を重ねたいものです...。



鈴木カメラマン氏の作品は、ここまで。
沢山の素晴らしいお写真、思い出の場面の数々を、本当にありがとうございました!!
感謝・感謝の一言に尽きます...m(__)m。

ここから下の数枚は、わたしのデジカメで撮った素人写真で申し訳ありませんが(笑)、それでも楽しい雰囲気は十分に伝わると信じて(笑)!あえて掲載させていただきました。

どの瞬間も、本当に貴重な、大切な宝物なのですから...!


わたしの心のオアシスさん・H先生ご夫妻、お友達のNさんと。

初日に駆けつけて下さって、めちゃめちゃ嬉しかったです。
いつもいつも楽しいお話と明るい笑顔で助けてくださって、本当にありがとうございます...どれだけ救われているか!



 短大時代の大好きな友人たち。

遠路遥々集まってくれて、もう、涙ものです!
何年も会っていなかったのに...待ち合わせの駅で顔を合わせた瞬間、学生時代にワープ(笑)!!学友とは、本当に不思議な存在です...。
ハタチの頃の面差しを残しつつも、皆、それぞれに素敵な大人の女性になったね...わたしは、なんだか自分のガキっぽさにちょっぴり苦笑い。
本当はもう一人、仲良しさんがいるのですけれど、残念ながら体調を崩してしまい今回はご一緒できませんでした。Nちゃん、早く元気になって!あらためて皆で集まって、快気祝いの女子会しようね~!!
 
 
鈴木カメラマン氏(右)と、お友達のHさん(左)。

ネット等で数年来の交流はあったものの、この日が初対面というお二人。
なんとお互いにこの日に来ることを知らず、偶然にばったり!!
でも、さすがは共通の趣味がおありなだけあって、初対面とは思えない親しみが感じられました。
「まい個展」、ちょっぴりなりと友情のお役にたてて、良かったです♪
  

イラストの学校時代の友人・Aちゃん。

結婚式を間近に控え、めちゃめちゃ忙しいであろうこの時期に、はるばる来てくれて本当にありがとう!
...それにしても、幸せな女性というのは綺麗だなぁ、としみじみ思いました(^_-)-☆
お式、楽しみにしていますね~♡

 
母の親友・Y子さん。

ご本人も、旦那様も陶芸家さんでいらっしゃいます。
いつも優しいお心遣いと的確なアドヴァイス、ありがとうございます!
 

 高校時代からの郷里の親友・Yっ子と、父の友人・Fさんご夫妻と一緒に。

Fさん、奥さん、前回に続き今回もお越しくださって、ありがとうございました。
お花も台帳の心のこもったメッセージも、とても嬉しかったです...。
 
Yっ子、二人のお子ちゃまたちが学校と幼稚園に行っている僅かの貴重な時間を使って、はるばる銚子からダッシュしてきてくれて、感激でした!
今度はわたしが銚子に行きます♪たっぷりお喋りしようね!


母の俳句友達・Nさんと。
 
キュートという言葉がぴたりとはまる、可愛らしいおばあちゃま!
わたしも見習って、女性らしく、生涯キュートに生きたいものです(笑)。
とてもセンスのよい手作りの小物入れ、ありがとうございました。早速名刺入れとして使ってます♪


せっかくご来場いただいたのに、バタバタと慌ただしい日でお写真をご一緒できなかった方々も、沢山いらっしゃいましたね。残念でした。気が効かなくて、本当にごめんなさいねm(__)m。


そしてご都合等色々あり、ご来場いただけなかったものの沢山のエールを送って下さった皆さんにも心からの感謝を捧げます。
皆さんのお気持ちもまた、間違いなくこの会場に居て下さいました。


本当に楽しかったお一人お一人との時間...会話...その場に居合わせた方たちの間に生まれた新しい交流...意外な展開...懐かしい再会...
熱気も、あたたかさも、おかしさも、楽しさも、たくさんたくさん含んだなんともいえない素敵な空気感...

まさに、制作活動者としての、また、一個人としての「至福」が、すべて、この2週間の庵のなかにありました。

最高のプレゼントを下さった皆さん、本当に本当にありがとうございました...!

今回の個展開催は、偶然が重なったようでいて、実は無意識のうちに私の心が強く欲して実現した、必然の展開だったように思うのです。

そもそものきっかけは、昨秋あたりだったでしょうか...いつものように庵さんでお茶を飲んでいた時、不意に、「また個展、やらせて下さい!」とわたしの口さんが、勝手に発言してしまったこと(笑)。
仕事も忙しい時期だったし、自身の制作ペースを考えれば前回の個展から約1年半で20点以上の新作を用意するというのは、まず無謀というものです...^_^;

でも、口さんが...宣言してしまった。
どうしてもやりたかったから、そうしてしまったのでしょう。
わたしは、口さんのその気持ちを、主として大切にしてあげたかった!!

口さんがそんな行動に出てしまった背景に、深い心当たりがあったから。

...私の中で、そう遠くない時期に、大きな変化がありそうです。

だから、個展という、膨大なエネルギーと時間を大量消費する活動は、余裕がある今のうちに、後悔しないようにやっておきたかった...のです。

次の展開へ一歩踏み出すためにも、1つの集大成として、みなさんへの感謝も込め、個展という形で残しておきたかった。


いま持っている力は、出し切りました。
おかげさまで、なんの心残りもありません。

全て、皆さんの、おかげです!!

...なんか、意味深な展開になってしまった(笑)?いやいや、そんなことは全然ないです!

私自身はいままでどおり、ちっとも変わりはしません。
もちろん、イラストの仕事をやめるわけでもないし(当たり前です・・・一生やめませんよ!!)、
シングル生活返上なんて予定もございません(笑)。

ただ、少し、形が変わってゆくだけ。
いつでも、道程を楽しみながら、変化を受け入れてゆくのが私流。
いま、とてもわくわくしています!(^_-)-☆

私も変わる。皆さんも変わる。
全ては、流動的です。
そして、変化のベクトルは全て、良い方向だと信じて疑いません。

大好きな、大切な、皆さん。本当にありがとう。
その変化の波の中で、折に触れ、時にくっついたり、離れたりしながらも、それぞれがそれぞれの人生を楽しみながら精一杯頑張り、お互いにそっと応援しあうというような気持ちで、末永く友情(厚かましいけれど、あえて友情と呼ばせて下さい...)を交わし合ってゆくことができたなら...
わたしは、イラストや文章という形で、それを表してゆくことができたなら...

最高です。

そんなことを深く考えさせてくれたのが、わたしにとっての「まい小展」でした。

いつかまた、きっとお会いしましょうね!
その時を楽しみにわたし、ますます頑張りますから!!
お互いに、なにより元気で、笑っていましょう...!!!

今後とも、どうぞどうぞ、よろしくお願い申し上げます。

たかはし まいこ